2026年3月11日 (水)

織田信長、戦わずして勝つ、【桶狭間の戦い】から【岐阜城、築城】まで・・・他家自在天、夢幻のごとくなり

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第423回

織田信長、戦わずして勝つ、情報の蒐集、分析、比較、ストラテジー構築。
【桶狭間の戦い】から【本能寺の変】まで22年
永禄3年(1560)、5月1日、2万5千。駿河・遠江・三河の連合軍を率いた今川義元が尾張に侵攻。今川軍は桶狭間のうちの田楽狭間へ移動。梁田政綱の情報による。同日、信長はわずかな兵を率いて清洲を出発、進軍中に丸根砦の陥落を知り、善照寺砦で兵力を結集させ(約2000)、田楽狭間の今川本陣を急襲。見事に大将首をあげる。
5月19日、出陣の朝、信長は愛誦する幸若舞「敦盛」「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり。一度生をうけ滅せぬ者のあるべきか。」を舞い、熱田神宮で必勝祈願、2千5百の兵で出陣。
織田信長、理念を探求する精神・・・美と復讐
https://bit.ly/3ryn9gI
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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【織田信長、稲葉山城、斎藤龍興、攻略までの7年。犬山城攻略、尾張統一】
桶狭間の戦いがあった永禄三年(1560年)。5月19日に今川義元の首を取った織田信長は、その約2週間後の6月3日、勢いに乗じて美濃へ攻め込み。しかし、斎藤家臣団の丸茂兵庫頭や長井衛安(長井甲斐守)たちの軍勢に織田軍は敗れ、柴田勝家が殿(しんがり)を務めながら帰国。美濃斎藤氏の当主は斎藤義龍。義龍は天文二十三年(1554年)、父の斎藤道三から家督を継承。
永禄三年(1560年)6月の美濃侵入で敗れた織田信長は、8月23日に再び侵攻。史料価値の低い『総見記』
父・斎藤道三を死へ追い込んだ弘治二年(1556年)長良川の戦い。道三が義龍の采配を見て「さすがは道三の子」と言った、永禄四年(1561年)5月11日、斎藤義龍が33歳の若さで急死。死因不明。
1563年 小牧山城移転。永禄六年(1563年)、織田信長は清洲城の北、約15kmの位置に小牧山城を築き、本拠地を移転。
【1564年 犬山城の攻略】織田信清の守る犬山城は、木曽川を背後にした難攻不落の城。
織田軍は丹羽長秀が、支城の黒田城と小口城に調略を仕掛け、和田定利と中島豊後守の協力を得ることに成功。永禄七年(1564年)8月、犬山城を落とし、尾張を統一。
美濃では斎藤龍興の統治に大きな綻びが見え始め、1564年2月に本拠地の稲葉山城が竹中半兵衛に乗っ取られる。六人衆の一人であった安藤守就も、竹中半兵衛に加担したことで龍興から離脱。
【1565年、犬山城対岸の鵜沼城(うぬまじょう)と、そのすぐ北にある猿啄城(さるばみじょう)攻略】『信長公記』による。。まず両城を見下ろす伊木山に付城を築いて、鵜沼城下を焼き払うと、そこで初めて秀吉が大沢氏を調略。続いて猿啄城は丹羽長秀が水源を断ち、河尻秀隆も攻め寄せると、耐えきれなくなった多治見修理亮は城を放棄。
【1566年 墨俣一夜城】永禄九年(1566年)9月、豊臣秀吉が「墨俣一夜城」を成功させた。『絵本太閤記』の創作。柴田勝家や佐久間信盛らを貶め、秀吉を持ち上げる。
【1567年 稲葉山城の戦い】永禄十年(1567年)8月、美濃三人衆から信長へ内応。
おそらく豊臣秀吉や丹羽長秀あたりが常に働きかけていたのでしょう。直後の出世状況からすると、やはり秀吉の弁舌や交渉能力が突出。美濃三人衆から話の申し入れがあると、人質を受け取る段取りも無視して、いきなり稲葉山城下へと軍勢を繰り出した。周囲を焼き払い包囲網を構築。重臣である美濃三人衆が織田方に寝返った、斎藤龍興は飛騨川から長島へ逃げ落ちました。
永禄三年(1560年)桶狭間の戦いの勝利から、美濃を制する永禄九年(1567年)まで。7年。織田信長が一貫して用いた基本戦略は「調略と機動力」。斎藤方の武将を口説きつつ、兵を繰り出して戦い、雌雄を決するような大戦には発展しない。
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シェイクスピア『ベニスの商人』「金・銀・鉛の3つの箱選び」の原型は何か。パリスの審判、3人の女神は贈り物を約束する。ヘラは世界を支配する権力、アテナはいかなる戦争にも勝利を得る智力、アプロディーテは最も美しい美女。(叙事詩『キュプリア』)
【『ヴェニスの商人』、美しき相続人、ポーシャ】ヴェニスの若者バサーニオは、親友の商人アントーニオに、ベルモントの富豪の娘ポーシャに求愛しに行く資金援助を求める。全財産を投資中のアントーニオは、高利貸しシャイロックから借金する。ポーシャは亡き父の遺言書により「金・銀・鉛の3つの箱から正しい箱を選ぶ」男を選ばねばならない。モロッコ大公は金の箱を選び、アラゴン大公は銀の箱を選び、バサーニオは鉛の箱を選ぶ。
絶世の美女、孫子と美女百八十人、孔子、ヴェニスの商人、シンデレラ、地中海奇譚・・・『美と復讐の精神史』第2巻
https://bit.ly/2VqAJkT
【女神の争い】三女神は最も美しい装いを凝らしてトロイの王子パリスの前に立った。女神は贈り物を約束する。ヘラは世界を支配する権力、アテナはいかなる戦争にも勝利を得る智力、アプロディーテは最も美しい美女、三美神はそれぞれ与える約束をした。パリスの審判(『キュプリア』)
ヴィーナスの歴史、パリスの審判、三人の女神、トロイ戦争、叙事詩の円環・・・復讐劇の起源
https://bit.ly/3C2fXNP
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【親は敵、兄弟は第一の敵】
織田信長、信勝を清洲城にて討つ。武田信玄と父、信虎追放。【伊達政宗毒殺未遂事件】政宗の母・義姫、小次郎を後継に画策。
【教育と文化を愛好する人】と【カネの亡者】の戦い。【カネの亡者】弟性格、教育と文化を無視。人を虐める性格。暴力的。カネの計算だけ。競争心が強い。モリエール『守銭奴』のようにカネの亡者。知ったかぶり、詐欺師、嘘つき「オレのせいではない。証拠はあるのか」思考力なし、マニュアル答弁「マニュアル奴隷」【母は22年間入院】病気の原因は虐め【ゾフィア・ドロテアとフリードリヒ・ヴィルヘルム1世、ゾフィア・ドロテアの長男=フリードリヒ大王】
斎藤道三の孫、龍興と連動【信長の弟、信勝、謀反】弘治2年稲生の戦い、弘治3年2度目の謀反、清洲城で柴田勝家らに討取られる。
【信長の妹、お市の方。浅井三姉妹、茶々、江、初】1573長政滅亡1582お市の方と柴田勝家、再婚、1583賤ケ岳の戦い、北庄城、秀吉により陥落、自害【茶々、秀吉と結婚】秀頼を産み、大阪城、豊臣政権を支配【秀頼の父は誰か】大野治長、治長の母、茶々の乳母【徳川家康、二条城で秀頼と会見】秀頼は朝青竜のような巨漢、賢明。猿のような小男でない【家康、秀頼滅亡を決意】1598年8月秀吉死去。1600年9月15日関ケ原の戦い
【オシリスとイシス、セト】オシリスは弟セトに殺され王権を奪われた。イシスとセトの妻は、オシリスの遺体を集め、オシリスは冥界の王として復活した。
ツタンカーメンの生涯と謎・・・秘められた古代エジプトの宗教的意味
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-207710.html
ツタンカーメン発掘100年・・・古代エジプトの王と王妃と女王
https://bit.ly/3usmqyp
ベルリン・エジプト博物館所蔵「古代エジプト展 天地創造の神話」・・・絶世の美女ネフェルティティ王妃とアマルナ美術の謎
https://bit.ly/39mttQ1
織田信長、理念を探求する精神・・・美と復讐
https://bit.ly/3ryn9gI
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参考文献
織田信長、戦わずして勝つ、【桶狭間の戦い】から【岐阜城、築城】まで・・・夢幻のごとくなり
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/03/post-0ab47b.html
「信長の手紙―珠玉の60通大公開―」・・・「織田信長書状」細川藤孝宛、「織田信長自筆感状」忠興宛
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-98cd30.html
花・flower・華 2026 ・・・苦節を超えて花開く、運命の出会い、逆境を超えて、天人天衣無縫
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/03/post-547c9a.html
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【オリンピック競技の3形態】【ゲーム競技】敵の弱点を突く。虐め競技。盲点を突く。【記録競技】史上最速。【採点競技】自分の美技を磨く。芸術競技。自分との闘い。
【7年前「雷が落ちた」りくりゅうの運命の出会い】三浦「龍一くんと出会えたのは奇跡」木原「感謝しかない」三浦は「本当にたくさんの方々に『龍一くんと巡り会えたのは奇跡なんだよ』と言っていただける。本当に全てのモーメント、全ての人々に感謝している」。木原は三浦に対して「感謝しかない。辞めようと思っていた時に声をかけてくれたので。この出会いがなかったら、またこうして(北京から)2大会五輪に出ることができなかった。もう感謝しかない」と涙を流した。19年7月、木原が三浦を真上に投げ、三浦が身体を回転させる技、ツイストリフト。投げた瞬間に、木原は「雷が落ちた」と本能的に感じとった。「ここまで相性が合うんだ」と木原が思えば、三浦も「感じたことのない高さ。『空中時間って、こんなに長いんだ』と」。今でも「りくりゅう」最大の武器でもあるスピードは「2人とも大好き」。木原は「化学変化、そういったものがカップル競技に存在するんだな、と三浦さんと滑ってみて思いました」と、今につながる原点を語っていた。報知新聞社2025年2月17日
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『戦わずして勝つことが善の善なり』『孫子』謀攻編16。15~17。
是の故に百戦百勝は、善の善なる者に非(あら)ざるなり。戦かわずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。『孫子』謀攻編16。15~17。
用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るは之に次ぐ。軍を全うするを上と為し、『相手をできるだけ傷つけずに勝利することが上策』軍を破るは之に次ぐ。旅を全うするを上と為し、旅を破るは之に次つぐ。卒を全うするを上と為し、卒を破るは之に次ぐ。伍を全うするを上と為し、伍を破るは之に次つぐ。『孫子』謀攻編15
『最上の勝ち方は、相手の謀を謀のうちに破る』故に上兵は謀を伐つ。其の次は交を伐つ。其の次は兵を伐つ。其の下は城を攻む。城を攻むるの法は、已むを得ざるが為なり。『孫子』謀攻編17。
2026年2月18日

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2026年3月 5日 (木)

花・flower・華 2026 ・・・苦節を超えて花開く、運命の出会い、逆境を超えて、天人天衣無縫

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第422回

近藤弘明「清夜」(1970山種美術館)を見る。近藤弘明「黄泉の華園」。常寂光浄土に落葉敷きつめて(高浜虚子)を思い出す。
ーー
【常寂光土、地平線に太陽が沈む、花の葬列】
あの世に咲く花、遠くの地平線に太陽が沈む。あの世に咲く美しい花、永遠に続く花の葬列。
どんな運命があなたを襲ったのか。この世の復讐、愛憎、敗北と曳航、果ての死。曲学阿世、虎の威を借る狐との戦い。親は敵、兄弟は第一の敵、カネの亡者と教育と藝術を愛する者の戦い、木を伐る者と木を育てる者の戦い、あなたを亡き者にするものとの戦い。
どんな運命が襲っても、命ある限り、善を成し遂げ、美を生み、生の証、学問の証、愛の証を残しているか。
あの世に咲く花、遠くの地平線に太陽が沈む。あの世に咲く美しい花、永遠に続く花の葬列。王の死、美しい王妃の遺体、若き皇子の死。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
*近藤弘明「黄泉の華園」(1974年)小田原市郷土文化館
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*近藤弘明(1924-2015)仏教的世界観に彩られた幻想的絵画。小田原にアトリエを構え、創作活動を行った。小田原市郷土文化館、平成28年度に受贈した作品のうち代表作。
1924年、東京下谷の飛不動正宝院という天台宗三井寺派の寺に生まれる。49年、東京美術学校日本画科を卒業。50年、創造美術第3回展に初入選。54年、新制作協会展で新作家賞受賞。以後、受賞を重ね同協会会員となる。65年、日本国際美術展でブリヂストン美術館賞受賞。71年、第1回山種美術館賞展で優秀賞受賞。74年、創画会の結成に参加。75年、第7回日本芸術大賞受賞「ひとつの神秘的空間を示す画業に対して」。77年、NHKの番組「美をさぐる」に出演。78年、国際交流基金によるヨーロッパ巡回の現代日本画展に加山又造、横山操らと出品。87年、創画会を退会、以降は個展を中心に作品を発表する。『画論 華と祈り』岩波書店2007より
――
嵯峨天皇の花の宴の詩を思い出す。『神泉苑花宴賦落花篇』
【神泉苑花宴賦落花篇】 嵯峨天皇「凌雲集」より
過半青春何所催    和風數重百花開
芳菲歇盡無由駐    爰唱文雄賞宴來
見取花光林表出    造化寧假丹青筆
紅英落處鶯亂鳴    紫蕚散時蝶群驚
借問濃香何獨飛    飛來滿坐堪襲衣
春園遙望佳人在    亂雜繁花相映輝
過半の青春 何の催ほす所ぞ 和風数(しばしば)重(しき)りて 百花 開く。
芳菲(ほうひ)歇盡(けつじん)するに駐むるに由し無し 爰(ここ)に文雄を唱(よば)ひて 賞宴に来たる。
見取す 花光 林表に出づることを、造化寧(なに)ぞ仮らん丹靑(たんせい)の筆。
紅英(こうえい)落つる処 鶯(うぐいす)乱れて鳴き、紫萼(しがく)散る時、蝶 群れて驚く。
借問す 濃香 いづこより独り飛ぶかと、飛び来たりて坐に満ち 衣に襲(つ)くことに堪へたり。
春園遥かに望めば、佳人あり。乱雑繁花、相映じて輝き、
【嵯峨天皇の花の宴、神泉苑にて】花(桜)を賞翫しながら漢詩を作って遊ぶ典雅な催し、その始まりが嵯峨天皇の神泉苑の詩宴。神泉苑の詩宴は『日本後紀』弘仁三年(812)二月一二日の記事「神泉苑に幸(いでま)す。花樹を覧(みそな)はし文人に命じて詩を賦せしむ」
【大伴家持 春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ乙女】春の園の紅色に咲く桃の花、その下に輝いている道に佇む乙女よ。『万葉集』巻十九、4139 大伴家持、天平勝宝二(750)年三月一日(4月15日)の暮(ゆふべ)に、春の苑の桃李の花を眺矚めて作る二首
【春夜桃李園に宴するの序 李白】それ天地は萬物の逆旅にして 光陰は百代の過客なり 而して浮生は夢の若し 歡を爲すこと幾何ぞ 古人燭を秉りて夜遊ぶ まことに以(ゆえ)
【ツタンカーメンの墓、壁右の裏に空間があり、ネフェルティティ王妃の墓がある】考古学者ニコラス・リーヴスの予想。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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参考文献
花・flower・華 2026 ・・・苦節を超えて花開く、運命の出会い、逆境を超えて、天人天衣無縫
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/03/post-547c9a.html
「桜 さくら SAKURA 2020 ―美術館でお花見 ! ―」山種美術館・・・花の宴
https://bit.ly/2UUizJw
ツタンカーメンの生涯と謎・・・秘められた古代エジプトの宗教的意味
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-207710.html
近藤弘明「幻華」「黄泉の華園」(1974年)小田原市郷土文化館
https://komeikondo.setenv.net/
――
美しく咲く花々は、古くから人々の心を魅了してきました。季節ごとに多彩な表情をみせる花は、四季を象徴するモティーフとして愛され、絵画の主題としても描き継がれています。この春、山種美術館では、花を描いた作品で館内を彩る華やかな展覧会を開催します。
本展では、朝日に輝く山桜を描いた横山大観《春朝》、雨上がりの陽光の中で咲く紫陽花をみずみずしく表した山口蓬春《梅雨晴》、色鮮やかな菊花が目を楽しませる酒井抱一《菊小禽図》、紅梅の咲く古木と白梅の咲く若木とが対照的な速水御舟《紅梅・白梅》など、春夏秋冬それぞれの季節を感じさせる花の名画が一堂に会します。また、田能村直入《百花》では四季の草花 100 種が植物図鑑のように忠実に描かれ、季節を越えた絢爛な世界が広がります。さらに、花と器をとり合わせた中川一政《薔薇》、桃の花咲く桃源郷を題材とした山本梅逸《桃花源図》など、花を描く際のさまざまなアプローチにも注目し、花の絵画の魅力をご紹介します。描かれた花により満開となった美術館で、百花繚乱の世界をどうぞご堪能ください。
田能村直入 《百花》 (部分) 1869 年 山種美術館 [画像請求 No. ①]
荒木十畝 《四季花鳥》1917 年 山種美術館 [画像請求 No. ②]
速水御舟 《紅梅・白梅》1929 年 山種美術館 [画像請求 No. ⑧]
田能村直入 《百花》 (部分) 1869 年 山種美術館 [画像請求 No. ①]
荒木十畝 《四季花鳥》1917 年 山種美術館 [画像請求 No. ②]
速水御舟 《紅梅・白梅》1929 年 山種美術館 [画像請求 No. ⑧]
本展のみどころ
1、
咲き誇る花の絵画で四季の美を堪能 !酒井抱一、横山大観、菱田春草、川端龍子、梅原龍三郎、速水御舟をはじめとした名だたる画家たちによる花の絵画を通じて、季節ごとに咲く多種多様な花々をお楽しみください。酒井抱一 《菊小禽図》 19 世紀[画像請求 No. ⑦]
横山大観 《春朝》 1939 年頃[画像請求 No. ③]
山口蓬春 《梅雨晴》 1966 年[画像請求 No. ⑥]
すべて山種美術館蔵
2.
花の表現に画家の個性が光ります!花の描き方は十人十色!淡い色彩でふっくらと花
びらを表した川端龍子《牡丹》、色鮮やかな四季の花々を画面いっぱいに描く荒木十畝《四季花鳥》など、個性豊かな花の名画をご紹介します。川端龍子《八ツ橋》、福田平八郎《花菖蒲》、速水御舟《椿ノ花》、杉山寧《朝顔図》、梅原龍三郎《薔薇と蜜柑》 ほか
3、
幻想的な花の世界にも注目!古くから花の美しさは人を魅了し、時に清らかさ、神聖さの象徴として扱われます。伝説に登場する花や、画家の思い描く空想上の花など、人々の心に宿る幻想的な花の作品を展示します。山本梅逸 《桃花源図》 1844-48 年頃山種美術館 [画像請求 No. ⑨]
――
■展覧会名:【特別展】 花・flower・華 2026 -横山大観の桜・川端龍子の牡丹・速水御舟の梅-
■会 期:2026年2月28日(土)~5月10日(日) ■開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■主 催:山種美術館、朝日新聞社 ■協 賛:エレコム株式会社
■会 場:山種美術館(〒150-0012東京都渋谷区広尾3-12-36) ■問い合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル 電話受付時間:9:00-20:00)
■公 式 H P:https://www.yamatane-museum.jp/
※ 出品作品および展示期間は都合により変更される場合があります。
――
★★★★
【オリンピック競技の3形態】【ゲーム競技】敵の弱点を突く。虐め競技。盲点を突く。【記録競技】史上最速。【採点競技】自分の美技を磨く。芸術競技。自分との闘い。
【7年前「雷が落ちた」りくりゅうの運命の出会い】三浦「龍一くんと出会えたのは奇跡」木原「感謝しかない」三浦は「本当にたくさんの方々に『龍一くんと巡り会えたのは奇跡なんだよ』と言っていただける。本当に全てのモーメント、全ての人々に感謝している」。木原は三浦に対して「感謝しかない。辞めようと思っていた時に声をかけてくれたので。この出会いがなかったら、またこうして(北京から)2大会五輪に出ることができなかった。もう感謝しかない」と涙を流した。19年7月、木原が三浦を真上に投げ、三浦が身体を回転させる技、ツイストリフト。投げた瞬間に、木原は「雷が落ちた」と本能的に感じとった。「ここまで相性が合うんだ」と木原が思えば、三浦も「感じたことのない高さ。『空中時間って、こんなに長いんだ』と」。今でも「りくりゅう」最大の武器でもあるスピードは「2人とも大好き」。木原は「化学変化、そういったものがカップル競技に存在するんだな、と三浦さんと滑ってみて思いました」と、今につながる原点を語っていた。報知新聞社2025年2月17日
★★★★★
『戦わずして勝つことが善の善なり』『孫子』謀攻編16。15~17。
是の故に百戦百勝は、善の善なる者に非(あら)ざるなり。戦かわずして人の兵を屈するは、善の善なる者なり。『孫子』謀攻編16。15~17。
用兵の法は、国を全うするを上と為し、国を破るは之に次ぐ。軍を全うするを上と為し、『相手をできるだけ傷つけずに勝利することが上策』軍を破るは之に次ぐ。旅を全うするを上と為し、旅を破るは之に次つぐ。卒を全うするを上と為し、卒を破るは之に次ぐ。伍を全うするを上と為し、伍を破るは之に次つぐ。『孫子』謀攻編15
『最上の勝ち方は、相手の謀を謀のうちに破る』故に上兵は謀を伐つ。其の次は交を伐つ。其の次は兵を伐つ。其の下は城を攻む。城を攻むるの法は、已むを得ざるが為なり。『孫子』謀攻編17。
2026年2月18日

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2026年2月27日 (金)

「歌仙 在原業平と伊勢物語」・・・恋多き青年歌人、運命の平城天皇の第5皇子、在原業平の運命

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第421回

在原業平(825~ 880)は、平城天皇の第5皇子。平城天皇は、嵯峨天皇に譲位するが、平城上皇の乱を起こす。平城上皇による国家反逆罪である。運命の人、在原業平の冒険。
【平城上皇の乱】譲位した平城上皇が太政官人半ばを率いて平城旧京に遷り、寵妃・藤原薬子とその兄仲成に擁せられ朝政に干渉した。天皇は巨勢野足・藤原冬嗣を蔵人頭に補するなどによって対抗。弘仁元年(810)九月、上皇の平城遷都の命を機として坂上田村麻呂以下の兵を派遣、上皇方を制圧した。上皇は入道、薬子は自殺、仲成は射殺、皇太子高丘親王は廃され、阿保親王・藤原真夏らは左遷。高丘親王は空海によって僧となり天竺へと旅立つ。澁澤龍彦『高丘親王航海記』。
【平城上皇の乱810、弘仁・貞観の治、文化の華】弘仁・天長・承和の約三十年間、嵯峨天皇(上皇)の権威と指導のもとに太平が続き、空海・小野岑守・同篁・良岑安世らの人材が輩出。【平安時代600年の平和の基礎は嵯峨天皇により築かれた】

*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――
■展示作品の一部
重要文化財 三十六歌仙図額 在原業平像  1面 岩佐又兵衛筆 江戸時代・寛永17年(1640) 仙波東照宮蔵 (埼玉県立歴史と民俗の博物館寄託)⋆
重要文化財 蔦の細道図屏風 深江芦舟筆 6曲1隻 江戸時代・18世紀
 東京国立博物館蔵(Image:TNM Image Archives)[展示期間:2/21 ~ 3/7]
伊勢物語図色紙 第82段1「渚の院の桜」 伝俵屋宗達筆 1幅 江戸時代・17世紀 個人蔵

【岩佐又兵衛(1578-1650)は、織田信長に謀反した戦国武将、有岡城主、荒木村重の末子】母方の姓を名乗り、数奇な運命をたどり絵師として活躍した。重要文化財「弄玉仙図」、桐木のもとで簫をふく弄玉は妖艶である。又兵衛の母の面影である。母、荒木村重の妻は、有岡城の戦い(天正7年1579年)で敗れ信長軍に処刑された。「百二十二人の女房一度に悲しみ叫ぶ声、天にも響くばかりにて、見る人目もくれ心も消えて、感涙押さえ難し。これを見る人は、二十日三十日の間はその面影身に添いて忘れやらざる由にて候なり。」『信長公記』。

⋆岩佐又兵衛(1578-1650)「山中常盤物語絵巻」は、奥州へ下った牛若を訪ねて、都を旅立った母の常盤御前が、山中の宿で盗賊に殺され、牛若がその仇を討つ物語、これには岩佐又兵衛の体験が滲んでいる。
「筆魂 線の引力・色の魔力─又兵衛から北斎・国芳まで─」・・・画狂老人卍『鳳凰図屏風』の思い出
https://bit.ly/3sfpb35
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歌仙在原業平と伊勢物語
1,歌仙在原業平
10世紀初頭に成立した最初の勅撰和歌集『古今和歌集』の仮名序で、「ちかき世にその名きこえたる人」として六人の歌人すなわち六歌仙があげられていますが、業平はそのうちの一人です。その六人とは、在原業平、僧正遍照、喜撰法師、大友黒主、文屋康秀、小野小町。ここでは館蔵品で今回初公開の押絵おしえ六歌仙帖が展示されます。
2,伊勢物語の成立
『伊勢物語』は、業平の和歌による歌物語ですが、業平が生きた時代に最も近い『古今和歌集』には、伊勢物語の中でも重要な章段で登場する話が多くあります。ここでは当館で所蔵する『古今和歌集』、『後撰和歌集』、『拾遺抄』などの古い和歌集で業平に関する部分が展示されます。
古今和歌集 上・下 2冊 烏丸光広筆 江戸時代・17世紀 三井記念美術館
3,伊勢物語の展開
近世以降、伊勢物語の受容層を増加させるきっかけとなったのが、いわゆる「嵯峨本」と呼ばれる豪華な版本の存在です。本展で展示される大東急記念文庫所蔵本は、雲母刷の表紙、色替わりの料紙を交えた、写本のような美しい作品です。
菱川師宣が絵を手掛けた『新版伊勢物語頭書抄』など、当代の人気絵師が関与した例や、版本の伊勢物語を文章・書風に至るまで忠実にパロディ化した『仁勢物語』(大東急記念文庫蔵)なども展示されます。
■展示室6 伊勢物語の名所
伊勢物語にゆかりのある名所や、伊勢物語にちなんだ名所が日本の各所にあります。ここでは江戸時代の大工頭中井家に伝わった絵図を関連の写真とともに展示します。このほか各地の名所を写真で紹介します。
展示室7 伊勢物語の意匠化と芸能化
1,留守模様とデザイン化
留守模様るすもようとは、登場人物を描かず、その物語を象徴するモチーフや、和歌や詩の一部の文字を散らして暗示する表現方法です。色絵竜田川図向付は、尾形乾山の作で紅葉と流水を大胆にデザインした色絵陶磁器です。伊勢物語からの発想とすれば、第106段「龍田川」の留守模様です。
――
プレスリリースより
https://www.mitsui-museum.jp/
平安時代前期に活躍した在原業平(825~ 880)は、天皇の孫で和歌に優れた貴公子として知られます。その「歌仙」として、また「恋多き歌人」としての人物像は、彼の和歌にくわえ、『伊勢物語』の主人公に仮託されることで拡散していきました。
2025年は、業平の生誕1200年にあたります。これにちなみ、現在でも人気が高い業平と『伊勢物語』を題材に生み出された絵画・工芸・茶道具等の作品を集め、そのイメージの広がりの豊かさと、造形の魅力を探ります。加えて、和歌の典拠の一つとされる『古今和歌集』や、近世における普及の一端を担った版本・絵入本などの典籍を通じて、『伊勢物語』の成立と普及の過程についても展示いたします。
⿎展示構成
展示構成は以下のように展示室ごとのテーマで展示いたします。
展示室1:ダイジェスト伊勢物語
展示室2:伊賀耳付花入 銘業平
展示室3:如庵 「能の業平」
 展示室4:絵画化された伊勢物語
 展示室5:歌仙在原業平と伊勢物語
  1,歌仙在原業平  2,伊勢物語の成立  3,伊勢物語の展開
 展示室6:伊勢物語の名所
 展示室7:伊勢物語の意匠化と芸能化
  1,留守模様とデザイン化  2,伊勢物語の芸能化
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■展示室1 ダイジェスト伊勢物語
全125段からなる伊勢物語の中から一般的にもよく知られた章段を15選び、各章段ごとに絵巻・色紙・かるた・合貝あわせがい・茶道具などで具象化された伊勢物語の世界が紹介されます。
重要文化財 三十六歌仙図額 在原業平像  1面 岩佐又兵衛筆 江戸時代・寛永17年(1640) 仙波東照宮蔵 (埼玉県立歴史と民俗の博物館寄託)
重要文化財 伊勢物語絵巻 第4段「西の対」部分 1巻 鎌倉時代・13 ~ 14世紀 和泉市久保惣記念美術館蔵[展示期間:2/21 ~ 3/15]
伊勢物語芥川・武蔵野の図扇面 1面 江戸時代・17世紀 和泉市久保惣記念美術館蔵
展示室2 伊賀耳付花入 銘業平
この花入は、『大正名器鑑』編纂の折に、関東にあった伊賀花入の名作5点が集められ「東あずま五人男」と呼ばれたうちの一つです。益田家から永坂町三井家八代三井高泰(号泰山)に伝わり、その後室町三井家十二代三井高大に譲られて、「業平」と銘が付けられました。
全体に変形(デフォルメ)が強く、無造作な耳が付き、自然釉が織りなす景色は、古伊賀花入の特徴で、千利休の弟子七哲の一人にあげられる古田織部(1544ー1615)の好みが反映されているとされます。利休的な規格を破った「破格の美」といわれ、利休亡きあとの茶の湯界をリードしました。
伊賀耳付花入 銘業平 1口 桃山時代・16 ~ 17世紀 三井記念美術館蔵
■展示室3 如庵 「能の業平」
如庵写しの茶室ケースでは、床に浮田一蕙うきたいっけい筆の武蔵野図を掛け、その前に重要文化財の能面中将(金剛頼勝作)を展示し、その傍らに能道具の冠り物(初冠ういこうぶり)と、折り畳んだ紫地業平菱模様長絹むらさきじなりひらびしもようちょうけんを展示します。
■展示室4 絵画化された伊勢物語
伊勢絵いせえ、すなわち伊勢物語を描いた絵の歴史は古く、かの『源氏物語』「絵合えあわせ」の帖にも登場することが知られています。ただし、それら平安時代のものは既に失われたとみられ、今日に伝存する作品はいずれも、鎌倉時代以降のものです。本章では中世の貴重な作品から、宗達そうたつに連なる尾形光琳おがたこうりんら、琳派の画家による美麗な伊勢絵に至るまで、様々な作品が紹介されます。
伊勢物語図色紙 第69段「君や来し」 1枚 南北朝~室町時代・ 14 ~ 15世紀  香雪美術館蔵 [展示期間:3/17 ~ 4/5]
重要文化財 蔦の細道図屏風 深江芦舟筆 6曲1隻 江戸時代・18世紀
 東京国立博物館蔵(Image:TNM Image Archives)[展示期間:2/21 ~ 3/7]
伊勢物語図色紙 第82段1「渚の院の桜」 伝俵屋宗達筆 1幅 江戸時代・17世紀 個人蔵
このほか、いわゆる「宗達色紙」の伊勢絵や、尾形光琳の「業平東下り図」 (五島美術館蔵) [展示期間:2/21~3/15]、また酒井抱一、鈴木其一、中村芳中といった宗達・光琳の画風に私淑した画家の作品などが展示されます。
■展示室5 
また、江戸時代における着物のデザイン集ともいえる雛形本ひながたぼんですが、当館には約80冊余りの雛形本があり、今回そのなかから伊勢物語に関するデザインのあるものが12冊初公開されます。
色絵竜田川図向付 5客 尾形乾山作 江戸時代・18世紀 大和文華館蔵
2,伊勢物語の芸能化
伊勢物語は芸能の世界でも採り上げられています。中将(鼻まがり)(図22)、小面こおもて(花の小面)、孫次郎まごじろう(ヲモカゲ)(図23)の名物面3面のほか、伊勢物語に関連する能装束、謡本、能絵かるたなど、能の世界での関係作品が展示されます。
――
参考文献
「歌仙 在原業平と伊勢物語」・・・恋多き青年歌人、運命の平城天皇の第5皇子、在原業平の運命
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/02/post-21a6c8.html
【城上皇の乱、810年】
「旧嵯峨御所大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」・・・嵯峨天皇と空海、運命の美女
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-075dfa.html
「筆魂 線の引力・色の魔力─又兵衛から北斎・国芳まで─」・・・画狂老人卍『鳳凰図屏風』の思い出
https://bit.ly/3sfpb35
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「開館20周年特別展 生誕1200年 歌仙 在原業平と伊勢物語」三井記念美術館、2月21日~4月5日

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2026年2月24日 (火)

トワイライト、新版画 ―小林清親から川瀬巴水まで・・・黄昏と闇の陰影、光線画、清親、井上安治、巴水、沈みゆく世界

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第420回

最後の浮世絵師の一人、小林清親、黄昏や闇の陰影を描く「光線画」で席巻した、小林清親(1847-1915)の情趣は井上安治(1864-1889、26歳で死す)「東京真画名所図」に受け継がれた。開化期の物質文明の物質主義を嫌い、黄昏時の闇、夜の闇を好み、沈みゆく世界を愛した。
明治末に浮世絵復興を目指した渡辺省三郎の新版画の風景版画、吉田博「東京拾二題」、伊藤深水「近江八景」、川瀬巴水「東京十二題」に引き継がれた。浮世絵と写真の影響関係もあり、ベアトと絵師の影響を検証する。伊藤深水は、鏑木清方に、美人画を描くよう導かれる。
ボストン美術館日本美術コレクション、スミソニアン国立アジア美術館、最も日本美術コレクションを所有するのはどこか。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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プレスリリース
最後の浮世絵師のひとりと呼ばれる小林清親が1876(明治9)年に開始した『東京名所図』は、明治期の風景版画へ大きな変革をもたらした。黄昏どきの表情や闇にきらめく光の様相を描いた作品群は「光線画」と呼ばれ、深い陰影により江戸の情緒まで捉えている。このような視点は、失われゆく江戸の面影を惜しむ人々の感傷や、それらを記録しようとする写真の意欲とも重なっており、同時代の浮世絵師たちが文明開化により変貌していく都市を、鮮やかな色彩によって楽天的に捉えた開化絵とは一線を画するものであった。明治末期に浮世絵の復興を目指した新版画は、その技術ばかりでなく清親らが画面に留めようとした情趣を引き継いで、新しい日本の風景を発見していった。清親から吉田博・川瀬巴水らに至る風景版画の流れを、スミソニアン国立アジア美術館のミュラー・コレクションによって辿る。
https://mimt.jp/
https://mimt.jp/ex_sp/shin-hanga/
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■展示作品の一部
小林 清親《東京新大橋雨中図》明治9(1876)年 スミソニアン国立アジア美術館 National Museum of Asian Art, Smithsonian Institution, Robert O.Muller Collection
井上 安治《銀座商店夜景》明治15(1882)年 スミソニアン国立アジア美術館 
井上 安治《東京真画名所図 鹿鳴館》明治14-明治22(1881-1889)年 スミソニアン国立アジア美術館
川瀬 巴水《東京十二題 深川上の橋》大正9(1920)年 スミソニアン国立アジア美術館 版元:渡邊木版美術画舗
川瀬巴水《春之雪(京之清水)》1932年(昭和7) スミソニアン国立アジア美術館蔵
川瀬 巴水《東京十二題 五月雨ふる山王》大正8(1919)年 スミソニアン国立アジア美術館  版元:渡邊木版美術画舗
作者不詳《亀戸の藤》明治23(1890年)年頃 スミソニアン国立アジア美術館 
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参考文献
トワイライト、新版画 ―小林清親から川瀬巴水まで・・・黄昏と闇の陰影、光線画、清親、井上安治、巴水、沈みゆく世界
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/02/post-fd73a3.html
没後70年 吉田博展・・・月光の桜、光る海 2021
https://bit.ly/2L3sYAL
――
★★★★★
「トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで」展、三菱一号館美術館
2026年2月19日(木)~5月24日(日) 
三菱一号館美術館、千代田区丸の内2-6-2
https://mimt.jp/
観覧料金 当日一般2,300円ほか 
休館日 月曜日(祝日・振休は開館)
※開館記念日の4月6日、トークフリーデー[2月23日、3月30日、4月27日]、5月18日は開館

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2026年2月21日 (土)

モネ没後100年 クロード・モネ —風景への問いかけ・・・ル・アーヴルからの旅立ち

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第419回
クロード・モネ —、ル・アーヴルからの旅立ち、パリ、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニー、終焉の地。

クロード・モネ(1840–1926)は、86年の生涯にわたって旅を続けた。【セーヌ川の旅】ル・アーヴルからの旅立ち、パリ、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニーの庭へ。『アルジャントゥイユのレガッタ』1872。『睡蓮の池、緑のハーモニー』1899.ル・アーヴルで、風景画家ウジェーヌ・ヴ―ダンと出会い、海と空を描くことを学んだ。34歳で友人たちと「印象派展」と後に呼ばれる会を作った。モネ『印象、日の出』1872マルモッタン美術館。
【海辺の旅】エトルタ、『かささぎ』1868-69、ベリール島、『嵐、ベリールの海岸』1886。【ヨーロッパの旅】『オランダのチューリップ畑』1886、『ルーアン大聖堂、扉口とサン・ロマン塔、陽光』1893、『ウォータールー橋、ロンドン』1902『ロンドン国会議事堂』1904、『黄昏、ヴェネツィア』1908、モーパッサン「(モネは)画家というより狩人」。至る所へ旅して主題を探した。
クロード・モネ(1840–1926)86年の旅で求めたものは何か。亡き妻カミーユとジャンの失われた愛、絵画の革命家マネとの友情だろうか。【失われた愛】を求めて【ジヴェルニーの庭】に43年間、愛を注いだ。最悪の人カミーユ。
クロード・モネ『散歩、日傘をさす女』1875年。1875年、モネが34歳の時に描いた。描かれているのはモネの最初の妻カミーユとその長男ジャン。ジャンは当時5歳。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――
【ジヴェルニーの庭】1879年、カミーユ32歳で死す。1883年春、42歳のモネ、フランス北部ノルマンディー地方セーヌ川流域のジヴェルニーに移り住む。43歳から、1926年86歳で死ぬまで、43年間、ジヴェルニーの庭を描き続ける。
【モネの謎】【モネ1840-1926】1884年以後、人物画を描かなくなったのは何故か。印象派展、止めたのは何故か。晩年の画風が抽象絵画なのは何故か。
【ゴッホ1823-1890】ひまわりを沢山描いたのは何故か。耳切事件1888は何故か。糸杉1889、描いたのは何故か。ピストル事件は何故か。『種まく人』『アルルの跳ね橋』『夜のカフェテラス』『ひまわり』『収穫』『夕日を背に種まく人』1888アルル、『星月夜』『糸杉』サンレミ1889、『夜のプロヴァンスの糸杉と田舎道』『烏の群れ飛ぶ麦畑』オーヴェール=シュル=オワーズ1890。
【モネの謎 カミーユ】クロード・モネ(1840年11月14日 – 1926年12月5日)86歳で死す。1879年、カミーユは32歳で死去。モネ《死の床のカミーユ》1879年 オルセー美術館蔵。最悪の人カミーユ、その人柄を知ることができないのは何故か。
『クロード・モネ —風景への問いかけ』』図録、p122。『印象、日の出」1872、「散歩、日傘」1879、すべてカミーユの生きている時代である。
【マネとモネ】【1863年エドゥアール・マネ「草上の昼食」事件」】
エドゥアール・マネ『水浴(のちに『草上の昼食』に改題)』、モネ「草上の昼食」1865-66、により、改題。1863年にナポレオンの指揮で開催された「落選者展」で起きた。エドゥアール・マネ⦅草上の昼食⦆1863年 オルセー美術館蔵、中産階級の男二人と裸体の娼婦がピクニックをしている。ジョルジョーネ「テンペスト」「草上の合奏」の影響がある。ここで事件が起きた原因は「現実世界の女性の裸体を描いたから」。当時はこれがタブー中のタブー。女性の裸体を描いていいのは「宗教画・寓意画(ギリシャ神話など)」に限られていた。「古典主義に一石を投じた」【1865年モネ、サロンで入選】モネは、サロンで見事に入選を果たす。1865年『オンフルールのセーヌ河口』、1866年『緑衣の女』で入選。マネ1865年『オランピア』でサロンに入選。1869年、1870年は2年連続で落選。特に1870年に出品したモネ『ラ・グルヌイエール』。当時、水面に反射する太陽光の表現を極め続けていた。【1870年モデルのカミーユと結婚】1873年小さなボートを買って、アトリエ舟として使うようになった。マネはモネとカミーユの一枚を描いている。エドゥアール・マネ⦅アトリエ舟で描くクロード・モネ⦆1874年。
モネ 睡蓮のとき2・・・絶望を超えて、朦朧派
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-952362.html
モネ 睡蓮のとき・・・モネの生涯と藝術、絶望を超えて、失われた時を求めて
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-fcbd04.html
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プレスリリースより
印象派の巨匠クロード・モネ(1840–1926)は、自然光の移ろいに魅せられ、その美しさをカンヴァスにとどめようと生涯をかけて探求しました。
オルセー美術館がモネの没後100年という国際的な記念の年の幕開けを飾る展覧会と位置づける本展では、ル・アーヴル、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニーなど、モネの創作を語る上で重要な場所と時代から、その画業の発展を丹念にたどります。
また、同時代の絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの工芸作品などの表現との関わりから、モネの創作の背景や動機を読み解き、現代の映像作家アンジュ・レッチアによるモネへのオマージュとして制作された没入型の映像作品も展示します。様々なジャンルの視覚表現を交錯させることで、モネの創作活動に新たな光を当てる、全く新しいモネの展覧会です。
モネの作品41点を含む、オルセー美術館所蔵の約90点に、国内の美術館や個人所蔵作品を加えた合計約140点で、風景画家としてのモネの魅力に迫ります。
近代化が進み、風景が大きく変わる時代に生きたモネは、変わりゆく風景とどう向き合い、それをどう作品に表現したのでしょうか。自然環境が変動する今、モネのまなざしを通して「自然とどのように向き合うのか」という普遍的な問いを、現代を生きる私たちに投げかけます。
1. モネの画業を年代順に追い、風景画をどう革新したかに迫る
モネの画業を年代順に追い、風景画をどう革新したかに迫るクロード・モネはその生涯を通じてさまざまな場所を訪れ、さまざまな方法で制作を行っています。モネの画業を年代順に追い、晩年の「睡蓮」の連作へと繋がっていくテーマや技法を順を追って提示し、モネの風景画の革新性に迫ります。
2. 同時代の画家たちの絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの美術工芸など、様々なジャンルの視覚表現と交錯させる、前例のない全く新しいモネの展覧会
モネの風景画制作は、穏やかな情景や、時に雪、風、雨といった猛威を振るう自然に向き合い、それをありのままに画布に留めた、と説明されがちです。しかしモネの風景画は、実は画家のたゆまざる探求による幅広い視覚的・芸術的教養から育まれたものだったのです。自然との対時を起点としながらも、モネは過去の、あるいは同時代の画家たちの影響に留まらず、写真や浮世絵など新しい表現にも注目し、そうした変化の中で画家としての自分の立ち位置を明確にしたのです。
3. オルセー美術館が誇るモネ・コレクションから選りすぐりの作品が来日
オルセー美術館が所蔵するモネの絵画作品は73点。世界で最も重要かつ網羅的なコレクションのひとつです。これはモネの画家仲間ギュスターヴ・カイユボットをはじめ、多くの人たちの寄贈により形成されたもので、このコレクションを通じて、印象派を一人で要約しているかのようなモネの画業を辿ることができるのです。今回はその中から日本初公開作品を含む選りすぐりの41点が来日します。
https://www.artpr.jp/artizon/monet2026
――
★展示作品の一部
クロード・モネ《戸外の人物習作-日傘を持つ右向きの女》1886年、油彩・カンヴァス、オルセー美術館蔵 Photo コピーライト GrandPalaisRmn (musée d’Orsay) / Stéphane Maréchalle / distributed by AMF
【日本初公開】クロード・モネ《トルーヴィル、ロシュ・ノワールのホテル》1870年、油彩・カンヴァス、オルセー美術館蔵
クロード・モネ《かささぎ》1868-69年、油彩・カンヴァス、オルセー美術館蔵
クロード・モネ《パリ、モントルグイユ街、1878年6月30日の祝日》1878年、オルセー美術館蔵 
クロード・モネ《死の床のカミーユ》1879年 オルセー美術館蔵
クロード・モネ《アルジャントゥイユのレガッタ》1872年頃、オルセー美術館蔵
【日本初公開】クロード・モネ《昼食》1873年頃、油彩・カンヴァス、オルセー美術館蔵 
クロード・モネ《サン=ラザール駅》 1877年、油彩・カンヴァス 、オルセー美術館蔵F
クロード・モネ《ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光》1904年、油彩・カンヴァス、オルセー美術館蔵 
クロード・モネ《ジヴェルニーのモネの庭》1900年、油彩・カンヴァス、オルセー美術館蔵 
【日本初公開】ピーター・ヘンリー・エマーソン《睡蓮の採取》1886年、プラチナ・プリント、ガラス乾板より、オルセー美術館蔵
クロード・モネ《ノルウェー型の舟で》1887年、油彩・カンヴァス、オルセー美術館蔵 
クロード・モネ《睡蓮の池》1907年、油彩・カンヴァス、石橋財団アーティゾン美術館蔵
クロード・モネ《睡蓮の池、緑のハーモニー》1899年、油彩・カンヴァス、オルセー美術館蔵
エミール・ガレ《静淵》1889-90年、多層吹きガラス、オルセー美術館蔵
――
参考文献
モネ没後100年 「クロード・モネ —風景への問いかけ」・・・ル・アーヴルからの旅立ち
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/02/post-8cc859.html
『クロード・モネ —風景への問いかけ』』図録、アーティゾン美術館、2026。p122。
「大回顧展 モネ 印象派の巨匠 その遺産」図録、国立新美術館、2007
印象派 モネからアメリカへ モネ、絶望を超えて
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/02/post-21e84b.html
モネ 連作の情景・・・人生の光と影
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2023/11/post-220389.html
憧憬の地 ブルターニュ・・・最果ての地と画家たち2023
https://bit.ly/3ZkZsX8
クロード・モネ『日傘の女』・・・運命の女、カミーユの愛と死
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-2d7c.html
「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」国立新美術館・・・光の画家たちの光と影
http://bit.ly/2oiNKhb
シュールレアリスムの夢と美女、藝術家と運命の女
http://platonacademy.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-62f4.html
モネ 睡蓮のとき・・・モネの生涯と藝術、絶望を超えて、失われた時を求めて
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/10/post-fcbd04.html
モネ 睡蓮のとき2・・・絶望を超えて、朦朧派
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/11/post-952362.html
大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第382回
国立新美術館で「オルセー美術館展 印象派の誕生 ―描くことの自由―」国立新美術館、2014年7月9日(水)~10月20日(月)モネの『草上の昼食』が日本初公開! 「印象派の殿堂」オルセー美術館から珠玉の絵画84点が来日。
――
★モネ没後100年 クロード・モネ —風景への問いかけ、アーティゾン美術館
2026年2月7日[土] - 5月24日[日]
https://www.artizon.museum/exhibition/detail/47

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2026年2月 2日 (月)

「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」・・・夜明け前と日没前、青い光が漂う時間

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第418回

夜明け前と日没前、青い光が辺り一面に漂う時間帯、スウェーデンの地平線の美、沈む太陽が地平線を赤く染める黄昏時、妖精が住む世界。
19世紀末のスウェーデン美術黄金期をたどる日本初の展覧会。室内の静謐、神秘的な神話、家を大切に守り、700年前の家を復活する、芸術家たち、冬景色の森の空気。

――
ニルス・ブロメール《草原の妖精たち》1850年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵。
夜明け前と日没前、青い光が辺り一面に漂う時間帯、スウェーデンの地平線の美
沈む太陽が地平線を赤く染める黄昏時、妖精、トロル、トムテ(小人)が存在する世界。スウェーデン国王グスタヴ・ヴァーサが建設したクリップスホルム城が建つ。
グスタヴ・アンカルクローナ「太古の時代」1897、
昇る朝日が地平線を赤く染め、夜明け前と日没前、青い光が辺り一面に漂う時間帯、
アウグスト・ストリンドバリ《ワンダーランド》1894年 油彩、厚紙 スウェーデン国立美術館蔵
エウシェーン王子《静かな湖面》1901年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵
北欧の美術、デザイン、木造の家への関心が世界的に高まっている。
「ヒルマ・アフ・クリント展」2025、「ウィルヘルム・ハマスホイとデンマーク絵画」2020、「北欧の神秘」2025、「ムンク展 共鳴する魂の叫び」東京都美術館2018
スウェーデン絵画の根源にある、世界観、美意識とは何か。
――
3人の画家の家 一生住む家、700年の家
アンデシュ・ソーン《故郷の調べ》1920年、13世紀の家を購入、アトリエして一生住む。
ブリューノ・リリエフォッシュ《カケス》1886年、故郷ダーラナ地方、島の家に自然と共生する。
カール・ラーション《カードゲームの支度》1901年、カール・ラーション(1853-1919)。1888年カーリンの父から譲り受け、妻のカーリンとともに改装した家、アトリエして一生住む。(「スウェーデン国立美術館、スウェーデン絵画のABC」)
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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■展示作品の一部
ニルス・ブロメール《草原の妖精たち》1850年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Cecilia Heisser / Nationalmuseum
エードヴァッド・バリ《夏の風景》1873年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Nationalmuseum
カール=フレードリック・ヒル《花咲くリンゴの木》1877年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Erik Cornelius / Nationalmuseum
ブリューノ・リリエフォッシュ《カケス》1886年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Cecilia Heisser / Nationalmuseum
アンデシュ・ソーン《故郷の調べ》1920年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵Photo: Viktor Fordell / Nationalmuseum
カール・ラーション《カードゲームの支度》1901年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Anna Danielsson / Nationalmuseum
アウグスト・ストリンドバリ《ワンダーランド》1894年 油彩、厚紙 スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Erik Cornelius / Nationalmuseum
グスタヴ・フィエースタード《冬の月明かり》1895年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Hans Thorwid / Nationalmuseum
エウシェーン王子《静かな湖面》1901年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Anna Danielsson / Nationalmuseum
ニルス・クルーゲル《夜の訪れ》1904年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Nationalmuseum
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■参考文献
「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」・・・夜明け前と黄昏時、青い光が漂う時間
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/02/post-bb0912.html
ヒルマ・アフ・クリント展・・・霊界を旅する者

http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-0489b5.html
「ムンク展 共鳴する魂の叫び」2018・・・波瀾の画家、月光が輝く海と女
https://bit.ly/2Jw3pTO
マスホイとデンマーク絵画展2020・・・背を向けて佇む女、憂いを帯びる世界、だれもいない部屋
https://bit.ly/2RNIUq8
ヴィルヘルム・ハンマースホイ、静かなる詩情・・・陽光、あるいは陽光に舞う塵2008
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-f259.html
「北欧の神秘 —ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画」(SOMPO美術館)レポート。知られざる北欧美術の世界に没入する。
3月23日~6月9日、新宿のSOMPO美術館で開催。北欧3ヶ国の協力のもと、日本では過去最大規模となる約70点の作品が公開。北欧絵画の見どころを解説しながらレポートする。
https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/sompo-museum-magic-north-report-202403
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ヨーロッパトウヒ. 商品名, グレゴリアーナ. 学名, Picea Abies'Gregoryana'. 別名. 科名, マツ科トウヒ属. 原産地. 植物分類, 樹木、コニファー類.
https://www.komeri.com/contents/flower/list/yo_001.html
ドイツ・トウヒ
ヴィゴ・ヨハンスン《きよしこの夜》1891年ヒアシュプロング・コレクション蔵
ハマスホイとデンマーク絵画展・・・背を向けて佇む女、憂いを帯びる世界、だれもいない部屋
https://bit.ly/2RNIUq8
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スウェーデン、3人の画家の家。
カール・ラーション、1888年ダーラナ地方の妻カーリン父から譲り受け、家に引っ越し、多くの絵を描く。《カードゲームの支度》1901。
アンデシュ・ソーン、ダーラナ地方の13世紀の家を手に入れ、アトリエにし、そこに住んだ。アンデシュ・ソーン《音楽を奏でる家族》1905、
ブッリューノ・リリエフォッシュ、ダーラナ地方の家のアトリに住む。《カケス》1887。
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プレスリリースより
ヨーロッパ北部、スカンディナヴィア半島に位置する国スウェーデン。本展は近年世界的に注目を集める、スウェーデン美術黄金期の絵画を本格的に紹介する展覧会です。
スウェーデンでは、若い世代の芸術家たちが1880年頃からフランスで学び始め、人間や自然をありのままに表現するレアリスムに傾倒しました。彼らはやがて故郷へ帰ると、自国のアイデンティティを示すべくスウェーデンらしい芸術の創造をめざし、自然や身近な人々、あるいは日常にひそむ輝きを、親密で情緒あふれる表現で描き出しました。

本展はスウェーデン国立美術館の全面協力のもと、19世紀末から20世紀にかけてのスウェーデンで生み出された魅力的な絵画をとおして、自然と共に豊かに生きる北欧ならではの感性に迫ります。
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第1章 スウェーデン近代絵画の夜明け
スウェーデンでは、北欧諸国のなかでは早い時期にあたる1735年に王立素描美術アカデミーが創立され、1768年には王立美術アカデミーに改称、フランスにならった伝統的な美術教育が行われていました。19世紀半ばになると、風景画制作において先進的であったイタリアやドイツへ赴く画家たちが現れます。とりわけドイツのデュッセルドルフでは、美術アカデミーにおいて風景画の特別授業が行われ、ロマン主義的な荒々しくも崇高な自然の姿を描く画風が好まれました。1850年にストックホルムでその一派を紹介する展覧会が開催されたことも一つの契機となり、スウェーデンをはじめとする北欧出身の多くの芸術家たちがこの地に心惹かれました。一方で、少しずつ確実に、スウェーデンという自国を見つめる目がうまれていたことも事実でした。
ニルス・ブロメール《草原の妖精たち》1850年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Cecilia Heisser / Nationalmuseum
ニルス・ブロメール(1816-1853)は、19世紀半ばに活動した、スウェーデン独自の芸術の確立を目指した最初の画家で、北欧の古代神話や伝説に基づく作品を主題としました。本作は四季を表す連作の一枚として構想され、黄昏時の草原で「春」を表す妖精たちが手を取り合って踊っています。遠くに見える城はスウェーデンに実在する城であることから、この絵の舞台がスウェーデンであることを示しています。北欧の古代神話への関心や黄昏時の光の描写は、次の世代のスウェーデンの画家たちが探求していく方向性をはらんでいるといえるでしょう。
エードヴァッド・バリ《夏の風景》1873年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Nationalmuseum
エードヴァッド・バリ(1828-1880)はデュッセルドルフで風景画を学び、帰国後の1858年にスウェーデン王立美術アカデミーに風景画科を新設、スウェーデンの風景画の指導的立場を担いました。バリは次第にデュッセルドルフ派の荒々しくドラマティックなロマン主義的な画風から距離を置き、本作のように「スウェーデン的な風景」、つまりスウェーデン中部の湖水地方の清新な空気に満ちた穏やかな夏の風景を描くことで人気を博しました。

第2章 パリをめざして―フランス近代絵画との出合い
1880年代にスウェーデン美術は劇的な変化を遂げます。王立美術アカデミーの時代遅れの教育法に不満を抱いていた若い世代の芸術家たちは、新しい表現や価値観、そして専門的な指導を受ける機会を求めて、フランスのパリへと向かいました。当時のパリでは、伝統に反旗を翻す印象派などの新しい表現が広まりつつありましたが、スウェーデンの芸術家たちが特に魅了されたのが、人間や自然のありのままの姿を見つめ、確かな描写力で伝えるレアリスムや自然主義的な表現でした。
とりわけフランスの画家ジュール・バスティアン=ルパージュを手本としたスウェーデンの画家たちは、素朴で情緒あふれるその手法を貪欲に吸収し、都市に生きる人々や労働者、目の前に広がる光景をみずみずしく明るい光の下に描き出しました。
カール=フレードリック・ヒル《花咲くリンゴの木》1877年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Erik Cornelius / Nationalmuseum
カール=フレードリック・ヒル(1849-1911)は、印象派に深い理解を示した画家です。1870年代にフランスに滞在したヒルは、カミーユ・コローなどバルビゾン派や印象派との出会いを通じて明るく澄んだ色彩を用いるようになりました。本作は彼が1877年春にセーヌ河畔のボワ=ル=ロワに滞在していた際に制作されたものです。この町でヒルは短い花の盛りに十数点の果樹の絵を描きました。満開の白いリンゴの花を照らす穏やかな光と、それを包み込む大気を素早くも確かな筆致で捉えています。
アーンシュト・ヨーセフソン《少年と手押し車》1880年 油彩、板 スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Nationalmuseum
本作はアーンシュト・ヨーセフソン(1851-1906)にとって転換点となる時期に描かれました。前年にパリを訪れ、自然光の中で明るい色彩を用いて描く外光派の作品に触れたことが契機となり、本作に見られるように彼の作品も明るい自然主義的なものへと移行しました。フランスの新しい潮流に触れたヨーセフソンは、旧態依然とした美術アカデミーに対して新たな芸術の創造を目指す「オポネンテナ(Opponenterna:反逆者たち)」と呼ばれる若手の芸術家グループの中心人物となりました。

第3章 グレ=シュル=ロワンの芸術家村
19世紀の絵画芸術におけるリアリズムを実践する方法のひとつに、戸外での制作がありました。バルビゾンに集い戸外制作を実践していたコローやミレーにならい、フランスのいくつかの地域には北欧の芸術家たちのコロニー(共同体)が形成されました。なかでも1880年代前半、スウェーデン出身の芸術家たちが拠点としたのは、パリの南東約70キロに位置するグレ=シュル=ロワンです。
この村にはスウェーデンの画家だけではなく、各国からも芸術家が集まり、のちに日本人画家の浅井忠や黒田清輝も滞在しました。スウェーデンの画家たちは夏のあいだこの素朴で穏やかな田舎町に身を置き、田園生活を送りながら牧歌的な情景を淡く透明感のある色彩で描きました。
ブリューノ・リリエフォッシュ《カケス》1886年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Cecilia Heisser / Nationalmuseum
動物画家であるブリューノ・リリエフォッシュ(1860-1939)は、自然環境と野生動物のかかわりに関心を寄せ、鋭い観察眼と構成力でその姿を描きました。本作ではカケスが仲間を追って飛び立つ直前、周囲を見回す一瞬の動きを捉えています。彼は、動物の生存戦略のひとつである、環境へ擬態する姿を好んで描きました。

第4章 日常のかがやき―“スウェーデンらしい”暮らしのなかで
1880年代の終わりころになると、フランスで制作していた多くのスウェーデンの芸術家たちは、それぞれの故郷に戻っていきます。その一因には、都会の喧騒に疲れ、郷愁の念が高まったことが挙げられます。
しかし、最大の理由は、フランスでの経験を経た芸術家たちの心に、「スウェーデンらしい」新たな芸術を作り出したいという希望が芽生えたことにあるでしょう。彼らはスウェーデンに戻ると、自らのリアルにほかならないスウェーデンの日常の暮らしや身近な人の姿にまなざしを向け、その飾らない様子を親しみやすい表現で描きました。また、近代化の影で失われつつある、スウェーデンの伝統的な民俗文化を主題とする芸術家も現れましアンデシュ・ソーン《故郷の調べ》1920年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵Photo: Viktor Fordell / Nationalmuseum
アンデシュ・ソーン(1860-1920)は、国際的に最も成功を収めた北欧の画家の一人です。1896年にパリから、スウェーデン中部に位置する故郷ダーラナ地方へ戻り定住すると、この地に住む人々や失われつつある伝統的な民俗文化に目を向けました。最晩年に制作された本作には、ダーラナ地方の民俗衣装を身にまとい、リュートを奏でながら歌う女性の気高い姿が描かれています。
カール・ラーション《カードゲームの支度》1901年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Anna Danielsson / Nationalmuseum
スウェーデンの国民的画家として知られるカール・ラーション(1853-1919)。彼が妻のカーリンとともに改装した家と、そこでの家族の暮らしを描いた水彩画は、画集として広く一般に親しまれました。本作では、奥の居間で大人たちが当時流行したカード遊び「ヴィーラ」を始めるのでしょう、ダイニング・ルームではカーリンがゲームの合間に楽しむ酒類を準備しています。テーブルの左端に座るのは夫妻の子どもであるブリッタとチャシュティです。暗く凍てつく冬の戸外とは対照的に、オイルランプとろうそくの灯りが家庭の温かく幸福な情景をやさしく照らし出しています。

第5章 現実のかなたへ―見えない世界を描く
フランスから帰国したスウェーデンの画家たちのなかには、目の前の事物を客観的に描写することよりも、自身の感情や気分を表現することに次第に関心を寄せるようになった者たちもいました。
こうした動きは、近代化とともに発展した科学や合理主義への反動と見ることができ、同時代のヨーロッパ各地で展開された象徴主義の流れとも呼応しています。彼らは絵画の主題として、自国スウェーデンにまつわる宗教や文学、歴史、寓話などを取り上げ、目に見えない内面的な世界を象徴的に示そうとしました。風景画においても、画家自身の主観やスピリチュアルな雰囲気を醸し出すような表現が生み出されました。
アウグスト・ストリンドバリ《ワンダーランド》1894年 油彩、厚紙 スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Erik Cornelius / Nationalmuseum
19世紀北欧を代表する小説家、劇作家アウグスト・ストリンドバリ(1849-1912)は、専門的な美術教育は受けていないものの、精神的危機に陥った時期に絵画制作に没頭しました。彼は本作の主題を「鬱蒼とした森」とし、加えてこの作品を「ワンダーランド、光と闇の闘い」と解釈しました。後年の論考で、元々彼は「日没の海が見える森の中」を描こうとしていましたが、描くうちに森は洞窟に、明るい中央部分ははるか彼方へ広がる光の空間へと変容していったと回想しています。このような偶然性にまかせた実験的な表現に、ストリンドバリの絵画制作に対する関心の在りかがうかがえます。

第6章 自然とともに―新たなスウェーデン絵画の創造
1890年代から世紀転換期にかけて、スウェーデンの風景画は大きな変化を迎えました。かつては「描くべきもののない国」とさえ言われたスウェーデンでしたが、森林や湖、未開の原野や山岳地帯といったスウェーデンならではの自然が芸術家たちによって「発見」され、それらを描くにふさわしい表現方法がさまざまに模索されました。
たとえば、カール・ノードシュトゥルム、ニルス・クルーゲル、リッカッド・バリは、スウェーデン西海岸の町ヴァールバリを舞台に、海岸線や内陸の平原を題材とし、ポール・ゴーガンの作品に示唆を得て、自然の外観と構図そして自身の感覚を統合する独自の表現方法を追求しました。なかでも、スウェーデン絵画の真骨頂といえるのが、夕暮れや夜明けの淡く繊細な光の表現です。
彼らの作品からは1880年代の作品に見られた明るく輝く日の光は消え去り、代わりに北欧の夏の夜に特有の、長い時間続く薄明の光が叙情をたたえてスウェーデンの豊かな自然の風景を照らし出すようになりました。
グスタヴ・フィエースタード《冬の月明かり》1895年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Hans Thorwid / Nationalmuseum
グスタヴ・フィエースタード(1868-1948)は、スウェーデンの自然と深く結びついた冬の情景を得意とした画家です。1897年にはスウェーデン中部ヴァルムランド地方のラッケン湖畔に定住しました。本作では、星空のもと樹霜に覆われた雪深い森が広がっており、細かな筆致で色が重ねられ、雪の冷たい輝きが装飾的に表現されています。フィエースタードの作品は装飾的な性格が強く見られ、彼が描いた下絵をもとに彼の姉妹や妻のマイヤがタペストリーに仕立てることもありました。
エウシェーン王子《静かな湖面》1901年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Anna Danielsson / Nationalmuseum
エウシェーン王子はスウェーデン絵画の黄金期を代表する風景画家の一人です。本作は、1890年代に始まるスウェーデンのナショナル・ロマンティシズムを象徴する一作であり、王子が夏を過ごしたストックホルム南部に位置するティーレスウーで描かれました。ナショナル・ロマンティシズムとは、その国や民族のアイデンティティを示す画題を見出し、それを表現するにふさわしい方法を追求する傾向を指します。本作では雲に覆われる空の彼方の地平線を、北欧の夏の夜の特徴である、長い時間続く薄明の淡く繊細な光が照らし、静けさをたたえた画面に永遠性を与えています。
ニルス・クルーゲル《夜の訪れ》1904年 油彩、カンヴァス スウェーデン国立美術館蔵 Photo:Nationalmuseum
ヴァールバリ派を代表する風景画家ニルス・クルーゲル(1858-1930)は、ファン・ゴッホの素描から着想を得て、油彩の上にインクの点や短いストロークを重ねる独自の描法を確立、画面全体の統一を目指しました。本作では、短いストロークによって表現された北欧の夏の夜を象徴する青い光が、空を満たすだけではなく地上にも降り注ぎ、草を食む馬たちのいる風景に壮大で幻想的な雰囲気を生み出しています。
戦後、家具や照明などの北欧デザインが先行して国際的評価を確立しましたが、21世紀に入ると絵画も再評価が進み、展覧会でも人気が高まってきています。そのなかで、本展は、近代黄金期のスウェーデン絵画を過去最大規模で紹介する画期的な試みです。カンヴァスに宿る日常への温かな眼差しや、四季の移ろいをすくい取る静謐な叙情は、北欧画家ならではの趣にあふれています。
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東京都美術館開館100周年記念
スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき
会場:東京都美術館 企画展示室(東京都台東区上野公園8-36)
会期:2026年1月27日(火)~4月12日(日)
開室時間:9:30~17:30(金曜は20:00まで)
https://www.tobikan.jp/exhibition/2025_sweden.html
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山口県立美術館 4月28日(火)から
愛知県美術館 7月9日(木)から

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2026年1月13日 (火)

美術館スケジュール2026・・・旅する哲学者、美への旅

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2026
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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第417回
生殺与奪の権を、汝の敵に与えるな。文化と教育を愛するよ。カネの亡者との戦い。
【王の夢、建築家の夢】指揮官は分析家であり、建築と都市を夢みる。アクエンアテン王は、エル・テル・アマルナを建築、ヒッポダモスはミレトスの都市を設計、ペリクレス指揮官はフェイディアスを総監督にパルテノン神殿を建設、ハドリアヌスはハドリアヌスポリスを建築、織田信長は琵琶湖の畔に1580安土城を建築、ラムセス2世はアブシンベル神殿とカルナック神殿を建設、ハトシェプスト女王は最盛期トトメス3世時代、王家の谷に葬祭殿を建設、
【興福寺、西金堂、光明子】母・県犬養三千代を追善供養。734年【阿修羅像、3面の顔】左の顔、幼い表情、右の顔、過ちに気づいた思春期の表情、中央の顔、懺悔が深まり悩みから抜け出そうとする表情、基王、朝積親王、安倍内親王、3人の皇子を写す。入唐僧道慈が持ち帰った『金光明最勝王経』「夢見金鼓懺悔品」戦闘の神・阿修羅が懺悔によって浄化され守護神となる。発願王、光明皇后の意思が反映されている。『法隆寺資材帳』天平5年、6年、8年、平城宮皇后宮として施入。瀧浪貞子『光明皇后』2017.
【県犬養三千代】藤原不比等と再婚し、安宿媛 (あすかべひめ、光明子) 、多比能を生む。また内命婦 (うちのみょうぶ) として天武~聖武天皇の歴朝に仕え、その功により、和銅1 (708) 年、元明天皇より橘宿禰の姓を賜わる。中流貴族の出身だが、不比等と結び女官として宮廷に大きな影響力
玉響(たまゆら)の露も涙もとどまらず亡き人恋ふる宿の秋風(新古今788)哀傷歌。*一一九三年7月二日亡母を偲び詠歌。二月十三日定家母没。藤原定家でさえ、母、美福門加賀を偲ぶ哀傷歌には、真情が溢れている。
「オンシュダシュダ」は、邪気を跳ね返すマントラ - YouTube
2024/05/01 ... 弘法大師空海の師匠の師匠「善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)法師(637年~735年)」さんが作った無敵のマントラ、「オンシュダシュダ」
【大器晩成】《「老子」四十一章》大きな器が早く出来上がらないように、大人物は世に出るまでに時間がかかる。心豊かな人は、成功している人を嫉妬しない。失敗から学びを得る。自己の成長のために自分の問題課題を言葉にする。戦況を、分析し研究する。燕雀安くんぞ鴻鵠の志を
【弁護士、教授、官僚】9割は詐欺師か無能。【肩書や見た目に惑わされず】その人がどうなのか見極める。お金を稼ぐことに夢中にならないで真の学問と教養を磨く。一人でいる時に何をするかで将来が決まる、時間を大切にする【カネと地位で買えない価値】精神と肉体の美
【器が小さい人】見栄を張る。武勇伝の得意話。行動しないで口だけ。非を認めない。ふんぞり返る。目下を虐める。些細な事を責め立てる。他人の成功を妬む。不機嫌になる。苛苛。他の意見を受け入れない。次男性格、弟は兄に謀反【「愚者は己を賢いと思う。賢者は己を愚かであることを知っている。」シェイクスピア】
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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1月
「アジアの仏たち-永青文庫の東洋彫刻コレクション-」永青文庫2026年1月17日(土)~3月29日(日)
生誕151年からの鹿子木孟郞 ―不倒の油画道-、泉屋博古館、1月17日(土)~4月5日(日)
千葉市美術館、ロックフェラー・コレクション花鳥版画展 北斎、広重を中心に、1月17日[土] – 3月1日[日]
東京都美術館開館100周年記念
スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき、東京都美術館、1月27日(火)~4月12日(日)
大西茂 写真と墨象[仮称]、東京ステーションギャラリー、1月31日(土)~3月29日(日)
2月
クロード・モネ —風景への問いかけ、アーティゾン美術館、2月7日~5月24日
カタリウム、アーティゾン美術館、2月7日~5月24日
「テート美術館 ― YBA & BEYOND 世界を変えた90s 英国アート」国立新美術館、2月11日~5月11日
トワイライト、新版画―小林清親から川瀬巴水まで、三菱一号館美術館、年2月19日(木) ~5月24日(日)
「開館20周年特別展 生誕1200年 歌仙 在原業平と伊勢物語」三井記念美術館、2月21日~4月5日
3月
特別展「超危険生物展 科学で挑む生き物の本気」、国立科学博物館、3月14日(土)~6月14日(日)
長沢蘆雪展 府中市美術館3月14日〜5月10日
「下村観山展」東京国立近代美術館、3月17日[火]~5月10日[日]
W.ユージン・スミスとニューヨーク ロフトの時代、東京都写真美術館、2026年3月17日(火)〜6月7日(日)
ルネ・ラリック -華麗なるジュエリーとガラスの軌跡-、国立新美術館、3月20日(金・祝)~5月31日(日)
「チュルリョーニス展 内なる星図」、国立西洋美術館、3月28日~6月14日
「NHK日曜美術館50年展」、東京藝術大学大学美術館、3月28日~6月21日
4月
熊本城 ―守り継がれた名城400年の軌跡―、永青文庫、4月11日(土)~6月7日(日)
特別展「百万石!加賀前田家」東京国立博物館 平成館、2026年4月14日(火)~6月7日(日)
「生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ」国立新美術館、4月15日~7月6日
カール・ヴァルザー[仮称]、東京ステーションギャラリー、4月18日(土)~6月21日(日)
ライトアップ木島櫻谷Ⅲ-おうこくの色をさがしに 併設四季連作屏風、泉屋博古館、4月25日(土)~ 7月5日(日)
日本画の革命児 今村紫紅、横浜美術館、4月25日(土)〜6月28日(日)
「田中信太郎――意味から遠く離れて」、世田谷美術館、4月25日(土)〜6月28日(日)
ゴールドマン コレクション 河鍋暁斎の世界(東京・サントリー美術館)4月22日~6月21日 巡回、神戸市立博物館7月11日~9月23日、静岡県内10月10日~12月6日(予定)
エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし(東京都現代美術館)4月25日~7月26日
東京都美術館開館100周年記念「アンドリュー・ワイエス展」4月28日(火)~7月5日(日) https://wyeth2026.jp/ wyeth2026@ohana.co.jp
ゴールドマン コレクション 河鍋暁斎の世界(東京・サントリー美術館)4月22日~6月21日 巡回、神戸市立博物館7月11日~9月23日、静岡県内10月10日~12月6日(予定)
ロン・ミュエク、森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)、4月29日(水・祝)~9月23日(水・祝)
5月
大ゴッホ展 夜のカフェテラス 、上野の森美術館。5月29日(金)〜8月12日(水)
6月
“カフェ”に集う芸術家—マネ、ゴッホ、ロートレックからピカソまで(仮称)、三菱一号館美術館、6月13日(土)~9月23日(水)
「ピカソ meets ポール・スミス 遊び心の冒険へ」国立新美術館、6月10日~9月21日
「杉本博司 絶滅写真」、東京国立近代美術館、6月16日~9月13日
エットレ・ソットサス(仮題)、アーティゾン美術館、6月23日~10月4日
Part2「Re:辻邦生――作家をめぐる人と世界モノ」学習院ミュージアム、6月23日(火)~8月1日(土)
7月
没後50年 高島野十郎、渋谷区立松濤美術館、2026年7月4日(土)〜9月6日(日)
「版画家レンブラント 挑戦、継承、インパクト」展、国立西洋美術館、レンブラント・ハウス美術館との共同企画、約130点を一挙展示。7月7日〜9月23日。
長谷川潔展 ―パリに生きた銅版画家の軌跡 7月11日~9月23日 パナソニック汐留美術館
大名家の狂言道具コレクション、永青文庫、7月11日(土)-9月6日(日)
弘法大師生誕1250年記念 特別展「空海と真言の名宝」、東京国立博物館、7月14日(火)~9月6日(日)
「東京都美術館開館100周年記念 この場所の風景-誰のために、何のために、つくられ/記録されてきたのか」(仮) 7月23日 ~ 10月7日
大英博物館日本美術コレクション 百花繚乱~海を越えた江戸絵画、東京都美術館、7月25日(土)~10月18日(日)
8月
マリー・アントワネット・スタイル(横浜美術館)8月1日~11月23日
没後100年記念 住友春翠-仕合わせの住友近代美術コレクション(仮)、8月29日(土)~10月12日(月・祝)
9月
「ルーヴル美術館展 ルネサンス」国立新美術館、9月9日~12月13日
10月
永青文庫の禅画PartⅠ 白隠ワールド(仮)、永青文庫、10月3日(土)-11月29日(日)
「マリメッコ展」東京都庭園美術館、10月3日(土)〜12月20日(日)
「竹久夢二 時代を創る表現者」 東京国立近代美術館(竹橋)で2026年10月23日開幕
最高傑作《黒船屋》も約40年ぶりに展覧会に出品。
開創700年記念 特別展「大徳寺 本朝無双之禅苑」(東京国立博物館)10月14日~12月6日
アントニオ・フォンタネージ 明治日本とヨーロッパを橋渡しした風景画(仮称)、三菱一号館美術館(東京)10月17日~2027年1月24日、名古屋でも開催予定
ターナー展、国立西洋美術館、10月24日[土] ~2027年2月21日[日]
ジャム・セッション 石橋財団コレクション×藤井光 Whose Light? —だれのひかりか
10月24日~2027年1月31日
「竹久夢二 時代を創る表現者」東京国立近代美術館、10月23日[金]-2027年1月11日[月]
11月
東京都美術館開館100周年記念「オルセー美術館所蔵 いまを生きる歓び」 2026年11月14日開幕~3月28日
「少女漫画・インフィニティ 萩尾望都×山岸凉子×大和和紀 三人展」国立新美術館、
企画展「東京都美術館開館100周年記念 あなたが世界を読むために」11月19日~1月11日
12月
白日会、英英紅禄展51回2026年12月23日(水) 、日本橋三越本店 本館6階 美術特選画廊、山本大貴、176万円、
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参考文献
美術館スケジュール2026・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/01/post-3e13e5.html
2026 長楽万年 蘇る不滅の精神 美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/01/post-a76d10.html
2025美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/12/post-861874.html
美術館スケジュール2025・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-284bac.html
2024美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-3dea7b.html
「旧嵯峨御所大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」・・・嵯峨天皇と空海、運命の美女、橘嘉智子
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-075dfa.html
美への旅 旧嵯峨御所 大覚寺百花繚乱御所ゆかりの絵画 質疑応答篇
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-fe0b54.html
「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」1・・・弥勒如来、無著、世親、唯識思想の寺院
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-3e4680.html
「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」2・・・無著、世親、唯識派の思想、唯識派と中観派の矛盾
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-11ad71.html
参考文献2
【戦国史 親は敵、兄弟は第一の敵】弟と家督争いをした戦国人。織田信長、伊達政宗、武田信玄、争った弟側が滅亡。弘治三(1557)年、織田信長は、謀反の弟信勝を返り討ち。天文十(1541)年、武田信玄は父信虎を追放。天正十八年4月7日、伊達政宗は実弟小次郎を手討、義姫逃亡
【武田信玄、父、武田信虎は賢い信玄を嫌い、弟の武田信繁に家督を譲ろう】甲斐国の守護、信玄の父・武田信虎は有力な国衆を酷使、利益を独占。21歳でクーデタ。天文10年(1541年)国衆は信虎を追放、下剋上。武田信玄は人望あり「人は石垣、人は城」。元亀4年52歳で病死。自分の死を3年間隠すよう命じる。
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参考文献
小和田哲男『明智光秀』
小和田哲男『集中講義 織田信長』
今谷明『信長と天皇 中世的権威に挑む覇王』講談社現代新書
今谷明『日本史の論点』中公新書
岡田正人『織田信長総合辞典』雄山閣出版、1999
和田裕弘『信長公記―戦国覇者の一級史料』中公新書、2018
和田裕弘『織田信忠―天下人の嫡男』中公新書
和田裕弘『織田信長の家臣団―派閥と人間関係』中公新書
ルイス・フロイス『回想の織田信長、日本史』中公文庫
太田牛一、中川太古訳『信長公記』新人物文庫
本郷和人『乱と変の日本史』祥伝社新書
本郷和人『壬申の乱と関ケ原の戦い なぜ同じ場所で戦われたのか』祥伝社新書
遠山美津男『天皇と日本の起源』講談社現代新書
諸田玲子『帰蝶』2015
織田信長、天の理念のための戦い。徳姫の戦い・・・愛と美と復讐
https://bit.ly/3MGfJAS


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2026年1月10日 (土)

ターセム・シン監督『落下の王国』・・・愛と復讐の叙事詩

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第416回
絶望から立ち上がる青年と少女。怪我と失恋を超えて、蘇る復讐の叙事詩。
【ターセム・シン監督『落下の王国』2008】
1915年ロサンゼルスで、撮影中の大事故で半身不随になり、恋人も奪われ絶望。自暴自棄になったスタントマンのロイが、同じく入院中の無垢な少女アレクサンドリアに、自殺用の薬を盗んでくるよう頼むために、「暴君に立ち向かう6人の勇者の壮大な復讐物語」を語り聞かせるところから始まる。少女は物語に夢中になり、やがてその物語は少女の希望となり、彼ら二人をも救う希望の物語へと展開していく、二重構造。
愛と復讐の叙事詩【劇中劇】悪の総督によって愛する者や誇りを失った6人の勇者(マスクを被った男、インディアン、奴隷、爆破犯、鳥使い、退役兵)が、力を合わせて悪に立ち向かう愛と復讐の物語。 アレクサンドリアは物語に深くのめり込み、やがてロイの語る物語は彼女の希望となり、現実世界の二人にも希望の光をもたらす。
【救済】ロイの語る虚構の物語が、傷ついた少女に夢と希望を与え、最終的には傷ついた自分自身をも救済していく。
「ザ・セル」の鬼才・ターセム監督が、世界24ヵ国以上でロケを敢行して撮り上げた絢爛豪華な愛と感動の映像叙事詩。
――
石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか・・・果てしなき創造の旅
17年の歳月を超え復活した。幻の映画、愛と復讐の叙事詩、ターセム・シン監督『落下の王国』2006・作品情報|CINEMORE(シネモア)
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【王の夢、建築家の夢】指揮官は分析家であり、建築と都市を夢みる。アクエンアテン王は、エル・テル・アマルナを建築、ヒッポダモスはミレトスの都市を設計、ペリクレス指揮官はフェイディアスを総監督にパルテノン神殿を建設、ハドリアヌスはハドリアヌスポリスを建築、織田信長は琵琶湖の畔に1580安土城を建築、ラムセス2世はアブシンベル神殿とカルナック神殿を建設、ハトシェプスト女王は最盛期トトメス3世時代、王家の谷に葬祭殿を建設、
「オンシュダシュダ」は、邪気を跳ね返すマントラ - YouTube
2024/05/01 ... 弘法大師空海の師匠の師匠「善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)法師(637年~735年)」さんが作った無敵のマントラ、「オンシュダシュダ」
【弁護士、教授、官僚】9割は詐欺師か無能。【肩書や見た目に惑わされず】その人がどうなのか見極める。お金を稼ぐことに夢中にならないで真の学問と教養を磨く。一人でいる時に何をするかで将来が決まる、時間を大切にする【カネと地位で買えない価値】精神と肉体の美
【器が小さい人】見栄を張る。武勇伝の得意話。行動しないで口だけ。非を認めない。ふんぞり返る。目下を虐める。些細な事を責め立てる。他人の成功を妬む。不機嫌になる。苛苛。他の意見を受け入れない。次男性格、弟は兄に謀反【「愚者は己を賢いと思う。賢者は己を愚かであることを知っている。」シェイクスピア】
★★★★★★★★★★★★★★★★
参考文献
仏教美術の源流 ガンダーラ 1世紀から5世紀のガンダーラ美術、アレクサンドロス大王
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-388540.html
仏教2500年の旅 仏陀入滅、アレクサンドロス大王、瑜伽行唯識学派、密教
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-d241f1.html
2025美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/12/post-861874.html
――
参考文献2
【戦国史 親は敵、兄弟は第一の敵】弟と家督争いをした戦国人。織田信長、伊達政宗、武田信玄、争った弟側が滅亡。弘治三(1557)年、織田信長は、謀反の弟信勝を返り討ち。天文十(1541)年、武田信玄は父信虎を追放。天正十八年4月7日、伊達政宗は実弟小次郎を手討、義姫逃亡
【武田信玄、父、武田信虎は賢い信玄を嫌い、弟の武田信繁に家督を譲ろう】甲斐国の守護、信玄の父・武田信虎は有力な国衆を酷使、利益を独占。21歳でクーデタ。天文10年(1541年)国衆は信虎を追放、下剋上。武田信玄は人望あり「人は石垣、人は城」。元亀4年52歳で病死。自分の死を3年間隠すよう命じる。
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参考文献
小和田哲男『明智光秀』
小和田哲男『集中講義 織田信長』
今谷明『信長と天皇 中世的権威に挑む覇王』講談社現代新書
今谷明『日本史の論点』中公新書
岡田正人『織田信長総合辞典』雄山閣出版、1999
和田裕弘『信長公記―戦国覇者の一級史料』中公新書、2018
和田裕弘『織田信忠―天下人の嫡男』中公新書
和田裕弘『織田信長の家臣団―派閥と人間関係』中公新書
ルイス・フロイス『回想の織田信長、日本史』中公文庫
太田牛一、中川太古訳『信長公記』新人物文庫
本郷和人『乱と変の日本史』祥伝社新書
本郷和人『壬申の乱と関ケ原の戦い なぜ同じ場所で戦われたのか』祥伝社新書
遠山美津男『天皇と日本の起源』講談社現代新書
諸田玲子『帰蝶』2015
織田信長、天の理念のための戦い。徳姫の戦い・・・愛と美と復讐
https://bit.ly/3MGfJAS
――
「桃山―天下人の100年」東京国立博物館・・・室町幕府崩壊、戦国武将、愛と復讐の壮大なドラマ
https://bit.ly/3lDIoIq
織田信長、第六天魔王、戦いと茶会・・・戦う知識人の精神史
https://bit.ly/3gqTr5n
「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」1・・・弥勒如来、無著、世親、唯識思想の寺院
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-3e4680.html
「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」2・・・無著、世親、唯識派の思想、唯識派と中観派の矛盾
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-11ad71.html
★★★★★★★★★★★★★★★★
ターセム・シン監督『落下の王国』・・・愛と復讐の叙事
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/01/post-9cd435.html


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2026年1月 1日 (木)

2026 長楽万年 蘇る不滅の精神 美への旅

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第415回
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【王の夢、建築家の夢】指揮官は分析家であり、建築と都市を夢みる。アクエンアテン王は、エル・テル・アマルナを建築、ヒッポダモスはミレトスの都市を設計、ペリクレス指揮官はフェイディアスを総監督にパルテノン神殿を建設、ハドリアヌスはハドリアヌスポリスを建築、織田信長は琵琶湖の畔に1580安土城を建築、ラムセス2世はアブシンベル神殿とカルナック神殿を建設、ハトシェプスト女王は最盛期トトメス3世時代、王家の谷に葬祭殿を建設、
「オンシュダシュダ」は、邪気を跳ね返すマントラ - YouTube
2024/05/01 ... 弘法大師空海の師匠の師匠「善無畏三蔵(ぜんむいさんぞう)法師(637年~735年)」さんが作った無敵のマントラ、「オンシュダシュダ」
【大器晩成】《「老子」四十一章》大きな器が早く出来上がらないように、大人物は世に出るまでに時間がかかる。心豊かな人は、成功している人を嫉妬しない。失敗から学びを得る。自己の成長のために自分の問題課題を言葉にする。戦況を、分析し研究する。燕雀安くんぞ鴻鵠の志を
【「ヨーロッパの哲学的伝統はプラトンへの一連の脚注から成り立っている」】イデア論の難問はプラトン『パルメニデス』第一部に予見され。イデア論と反イデア主義の戦い『ソフィステス』「存在をめぐる神々と巨人族の戦い」、プラトン『中期対話篇』とアリストテレス哲学の戦い
【理念を探求する精神】ソクラテス紀元前399年70歳。プラトン紀元前347年80歳。李白 762年61歳。王義之361年58歳、織田信長1582年49歳。アレクサンドロス3世紀元前323年33歳。空海835年61歳。嵯峨天皇842年56歳。孔子紀元前479年
――
1、美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。美しい魂は、輝く天の仕事をなし遂げる。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。永遠を旅する哲学者は、時を超えて、理念を追求する。美のイデアへの旅。
2、
【弁護士、教授、官僚】9割は詐欺師か無能。【肩書や見た目に惑わされず】その人がどうなのか見極める。お金を稼ぐことに夢中にならないで真の学問と教養を磨く。一人でいる時に何をするかで将来が決まる、時間を大切にする【カネと地位で買えない価値】精神と肉体の美
【器が小さい人】見栄を張る。武勇伝の得意話。行動しないで口だけ。非を認めない。ふんぞり返る。目下を虐める。些細な事を責め立てる。他人の成功を妬む。不機嫌になる。苛苛。他の意見を受け入れない。次男性格、弟は兄に謀反【「愚者は己を賢いと思う。賢者は己を愚かであることを知っている。」シェイクスピア】
国家において知恵が実現することを追求する。空海は、即身成仏を追求する。
3、
【空海、悪霊調伏】不空『理趣釈経』【『般若理趣経』第三段】「金剛手よ、もしこの理趣を聞きて受持し読誦することあらば、たとひ三界の一切の有情を害すも悪趣に堕せず」天人は三悪趣*と戦う。(地獄・餓鬼・畜生)【空海、聖なるものは悪を滅ぼす】空海は三界の衆生を害することとは三界の無明を断じることに他ならないとしている。*三毒。貪欲・瞋恚・愚痴。貪瞋痴。
4、
【愛と復讐の叙事詩】アレクサンドロス大王、父フィリッポス2世を暗殺。クレオパトラ7世、弟プトレマイオス14世を暗殺。プロイセンのフリードリッヒ大王、織田信長、偉大な人生は、復讐から始まる。絶望に立ち向かう。絶望を超えて、復讐を果たし、天の仕事を成し遂げる。
【偉大なる王の死】アレクサンドロス3世、33歳。ダレイオス1世66歳。ダレイオス3世60歳。ラムセス2世92歳、子供100人を残す。ハトシャプスト女王49歳。アクエンアテ ン王29歳。ツタンカーメン18歳。アンケセナーメン27歳。美しきネフェルティティ63歳。絶対権力者が手に入れられない4つの秘宝がある。
5、
【理念を追求する精神】理念を探求する人は、邪知暴虐な権力と戦い、この世の闇の彼方に理想と美を求める。輝く天の仕事を成し遂げる。空海、孔子、織田信長、李白、プラトン。即身成仏、忠恕、仁義礼智信、武の七徳、桃花流水杳然去、美の海の彼方の美のイデア、存在の彼方の善のイデア。
【理念を追求する精神】空海は理念を探求して旅した。空海の24歳の苦悩は『聾瞽指帰』に刻まれている。空海、ロレンツォ・デ・メディチ、プラトン、玄奘三蔵、李白、王羲之、嵯峨天皇、ソクラテス、理念に向かって、旅した人。理念を追求する人は、この世の闇の彼方に美を求める。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
【理念を探求する精神、美と復讐の精神史】ソクラテス、紀元前399年70歳。プラトン紀元前347年74歳。空海835年61歳。李白 762年61歳。孔子紀元前479年74歳。織田信長1582年49歳。アレクサンドロス大王紀元前323年33歳。嵯峨天皇842年56歳
【思想家、藝術家、運命との戦い】ソクラテス、紀元前399年70歳。プラトン紀元前347年74歳。アリストテレス紀元前322年62歳。孔子紀元前479年74歳。空海835年61歳。藤原定家1241年79歳。李白 762年61歳。北斎1849年90歳。
6、
【東西文化交渉史】ミケーネ文明、ミノア文明とトロイア文明を滅ぼす。ギリシア美術、紀元前5-4世紀、最盛期、BC334アレクサンドロス大王の遠征、ペルシア帝国征服、インド遠征、ガンダーラ美術、ペルガモン王国誕生、シルクロード経由、7世紀北魏南梁から飛鳥彫刻、8世紀天平彫刻、9世紀、弘仁貞観、密教美術、12世紀、運慶彫刻
7、
【六道輪廻と六観音菩薩】如意輪観音菩薩、天道の天人を救う。聖観音菩薩、地獄道の者を救う。千手観音菩薩、飢えと渇きの餓鬼道の者を救う。馬頭観音菩薩、動物の弱肉強食の畜生道の者を救う。十一面観音菩薩、怒りと争いの修羅道の者を救う。准胝観音菩薩(不空羂索観音菩薩)、人道の者を救う。
8、
【人生の舞台、16の性格】外交官グループ、提唱者、仲介者、主唱者、広報運動家。番人グループ、管理者、擁護者、幹部、領事官。探検隊グループ、巨匠、冒険家、起業家、エンターテイナー。分析家グループ、建築家、論理学者、指揮官、討論者。人生の舞台、必殺技をどう披露するか。卓越した技、強み弱み、どう発揮する。織田信長は、明晰透徹な指揮官、武の七徳を探求する。
9,
愛と智慧と慈悲の高みに到着する。藝術家と思想家の運命との戦い。大久保正雄『旅する哲学者、美への旅』
――
【フランソワ・ジェラール『アモルとプシュケ』1798年】
プシュケはある王国の三女であったが 、プシュケはあまりの美貌ゆえに求婚するものが現れず、神託により人身御供に捧げられた。ヴィーナスが美しさに嫉妬して遣わした息子アモルは見惚れる。自分の矢で傷つき、アモルによって天上の宮殿に略奪された。アモル を見ることを禁じられたプシュケは、アモルの姿をある夜、見てしまい、アモルを探し求めて世界中を彷徨う。ヴィーナスに4つの苦難を与えられたプシュケ。
【最後の難題は、冥界の女王ペルセポネから、美の函を地獄から持ち帰ること】プシュケはほとんど地上まで持ち帰るが、好奇心に勝てず、開けてしまう。しかしその函には、美のかわりに深い眠りが入っていて、プシュケは深い眠りにつく。プシュケは第4の苦難を解き、他方、アモルはプシュケを探している。眠っているプシュケを見つけ、その矢でついて目覚めさせる。プシュケは、アモルと天上界で結ばれる。
ルーヴル美術館、愛を描く・・・愛の絵画、愛と美の迷宮
――
密教経典『理趣経』・・・空海と金剛界曼荼羅
https://bit.ly/2H2diKc
宗教の謎、国家と宗教の戦い、第2巻、アカデメイア、ルネサンス、織田信長
https://bit.ly/3Tcilcj
ツタンカーメン発掘100年・・・古代エジプトの王と王妃と女王
https://bit.ly/3usmqyp
ツタンカーメンの生涯と謎・・・秘められた古代エジプトの宗教的意味
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-207710.html
仏教美術の源流 ガンダーラ 1世紀から5世紀のガンダーラ美術、アレクサンドロス大王
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-388540.html
仏教2500年の旅 仏陀入滅、アレクサンドロス大王、瑜伽行唯識学派、密教
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-d241f1.html
アグリジェント、神殿の谷・・・コンコルディア神殿、アグリジェントのクーロス
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-f6d967.html
――
2026 長楽万年 蘇る不滅の精神 美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2026/01/post-a76d10.html
2025美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/12/post-861874.html
美術館スケジュール2025・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-284bac.html
2024美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-3dea7b.html

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2025年12月30日 (火)

2025美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅

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Maruyama-oukyo-mitsui-kinen-202_20251230164801
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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第414回
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【大器晩成】《「老子」四十一章》大きな器が早く出来上がらないように、大人物は世に出るまでに時間がかかる。心豊かな人は、成功している人を嫉妬しない。失敗から学びを得る。自己の成長のために自分の問題課題を言葉にする。状況を、分析し研究する。燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや
【興福寺、北円堂】710年平城遷都の際、創建。藤原不比等追善供養のため721年に建立。法相宗、唯識学【瑜伽行唯識学派、世親】「唯識三十頌」で八識説を唱え、種子は前五識から6識・意識、7識・末那識を通過して、8識・阿頼耶識に飛び込んで、
【識體の転変、第八識】識は転変する(転識得智)。前五識は、五感(眼、耳、鼻、舌、身)による感覚作用であり、成所作智、不空成就如来の智恵になる。第8識、阿頼耶識(大円鏡智)【種子薫習】阿頼耶識に薫じられて迷界を顕現する種子は3つある。名言種子、我執種子、有支種子
【瑜伽行唯識学派、世親】「唯識三十頌」「唯識二十論」。「唯識三十頌」では八識説を唱え、種子は前五識から6識・意識、7識・末那識を通過して、8識・阿頼耶識に飛び込んで、阿頼耶識に種子として薫習される。これが思考であり、外界認識である種子生現行。阿頼耶識縁起
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【弁護士、教授、官僚】9割は詐欺師か無能。【肩書や見た目に惑わされず】その人がどうなのか見極める。お金を稼ぐことに夢中にならないで真の学問と教養を磨く。一人でいる時に何をするかで将来が決まる、時間を大切にする【カネと地位で買えない価値】精神と肉体の美
【器が小さい人】見栄を張る。武勇伝の得意話。行動しないで口だけ。非を認めない。ふんぞり返る。目下を虐める。些細な事を責め立てる。他人の成功を妬む。不機嫌になる。苛苛。他の意見を受け入れない。次男性格、弟は兄に謀反【「愚者は己を賢いと思う。賢者は己を愚かであることを知っている。」シェイクスピア】
【物欲少なく、教育と藝術を愛する】如意輪観音【カネの亡者】守銭奴、暴力的、木を切る。
【親は敵、兄弟は第一の敵】弟と家督争いをした戦国人。争った弟側が滅亡。弘治3(1557)年、織田信長は、弟信勝を返り討ち。天文十(1541)年、武田信玄は父信虎を追放、弟信繁を捕獲。伊達政宗は実弟小次郎を手打ち。天正十八年4月7日
親は敵、兄弟は敵【伊達政宗の生涯70歳】1590年(天正18)政宗公の命に関わる実母・義姫による伊達政宗毒殺未遂事件。最上家義姫は予てより可愛がっていた政宗の弟小次郎を伊達家の跡継ぎにすべく、政宗の毒殺を企み。一命を取り留め、政宗は弟小十郎を自らの手で斬り殺し
【「他人は私の痛みをもつことができない」ウィトゲンシュタイン】「それを話す人にしか理解できない、その人の私秘的感覚を指す言葉」である「私的言語」の可能性に反対『哲学探究』「カブトムシの箱(Beetle in the box)」の文字を読むことができる。
【「他人は私の痛みをもつことができない」】痛みの記憶を理解する教養。『ギリシア悲劇』『シェイクスピア全集』牛田牛一『信長公記』は血によって書かれた墓碑銘。フロイス『日本史』殺人鬼、詐欺師・明智光秀。残虐王・豊臣秀吉の殺人装置の歴史。
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【「ヨーロッパの哲学的伝統はプラトンへの一連の脚注から成り立っている」】イデア論の難問はプラトン『パルメニデス』第一部に予見され。イデア論と反イデア主義の戦い『ソフィステス』「存在をめぐる神々と巨人族の戦い」、プラトン『中期対話篇』とアリストテレス哲学の戦い
【奥義書】われは梵なり。汝はそれなり。「われはブラフマンなり」 (aham brahmāsmi) BU、「汝はそれなり」(tat tvam asi)CU「実にかの最高梵を知るものは梵となる。」一切に遍満する梵我を知ることこそ、ウパニシャッドの最高目的である。「ヤージュニャヴァルキア仙の遺誡」BU。「ウッダーラカアールニ仙の教訓」CU
【奥義書】われは梵なり。汝はそれなり。「われはブラフマンなり」 (aham brahmāsmi) BU、「汝はそれなり」(tat tvam asi)CU「実にかの最高梵を知るものは梵となる。」一切に遍満する梵我を知ることこそ、ウパニシャッドの最高目的である。「ヤージュニャヴァルキア仙の遺誡」BU。「ウッダーラカアールニ仙の教訓」CU
【梵我一如】「梵我一如」「宇宙原理の梵(ブラフマン)と個我(アートマン)は一つのものである」バラモン教聖典『ウパニシャッド』「伝家の宝刀、開けてはならぬ箱を開けてしまった」「梵我一如」という表現は膨大なインド哲学文献の中でまれにしか現れない。立川武蔵1995、P84『日本仏教の思想 受容と変容の千五百年史』
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【大エジプト博物館GEM】JICA、842億円借款を供与。専門家も派遣し遺物の保存技術支援等に携わる。カイロ地下鉄1000億円融資。2016 年に始まった GEM-JC(Grand Egyptian Museum Joint Conservation Project)という合同保存プロジェクト。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO92343860S5A101C2FF8000/
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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2025美術展ベスト10・・・旅する哲学者・・・美への旅
1、
「旧嵯峨御所 大覚寺百花繚乱御所ゆかりの絵画」
「旧嵯峨御所大覚寺―百花繚乱 御所ゆかりの絵画」・・・嵯峨天皇と空海、運命の美女、橘嘉智子
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-075dfa.html
美への旅 旧嵯峨御所 大覚寺百花繚乱御所ゆかりの絵画 質疑応答篇
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-fe0b54.html
2、
相国寺展―金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史・・・無の宗教と雪舟、若冲、円山応挙
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-57cb8d.html
相国寺展、金閣・銀閣 鳳凰がみつめた美の歴史・・・伊藤若冲「旭日鳳凰図」、円山応挙『牡丹孔雀図』
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-b12f39.html
3、
円山応挙 革新者から巨匠へ、・・・雪の中の老松と若松、瀧を昇る鯉、牡丹と孔雀、竹林の抵抗派竹林七賢
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-13cd31.html
「国宝 熊野御幸記と藤原定家の書―茶道具・かるた・歌仙絵とともに―」・・・御子左家の戦い、孤高の詩人、俊成・定家
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/12/post-f78257.html
4、
「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」1・・・弥勒如来、無著、世親、唯識思想の寺院
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-3e4680.html
「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」2・・・無著、世親、唯識派の思想、唯識派と中観派の矛盾
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/09/post-11ad71.html
5、
ラムセス大王・・・カデシュの戦い、平和条約。王妃ネフェルタリ、94歳で死す
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-fae6b5.html
手塚治虫『火の鳥』・・・火の鳥の血と不死、永遠の孤独、不滅の愛
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-eafad1.html
「魂を込めた円空仏」飛騨・千光寺を中心にして-・・・清水真澄館長、記者発表会
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-ac69ef.html
6、
生誕120 周年サルバドール・ダリ―天才の秘密―・・・魔術的写実主義、ヴィーナスの夢
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-0c6967.html
「没後50年 髙島野十郎展」・・・空海の密教思想への傾倒
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-fc2837.html
7、
美への旅「異端の奇才——ビアズリー」、運命の女サロメの図像学、洗礼者ヨハネの図像学
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-100d8a.html
ヒルマ・アフ・クリント展・・・霊界を旅する者
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-0489b5.html
アールデコとモード・・・1925年パリ万博、『グレート・ギャツビー』1925、クライスラービル1930、ルネ・ラリック香水
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/11/post-ddf546.html
8、「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」、
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」・・・フィンセント、弟テオ、ヨー、フィンセント・ウィレム、100年の物語
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/10/post-21672e.html
オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語・・・ブルジョワジーの家族の肖像、マネ、ドガ、ルノワール
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/11/post-445e82.html
9、
「江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ」・・・浮世絵師の偉大と退廃
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-72fdeb.html
「五大浮世絵師展 ―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳―」・・・文化文政の浮世絵師、寛政の改革に死す
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-b61734.html
北斎年譜 ―永田生慈「葛飾北斎年譜」より
https://shimane-art-museum-ukiyoe.jp/life/nenpyo/index.html
葛飾北斎(1760-1849)【「酔余美人図」(1807)氏家コレクション】北斎、48歳の作品。古典主義はバロック化する。
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-72fdeb.html
国宝の名刀と甲冑・武者絵 三井家の五月人形・・・刀剣の美、曲線美、直刃と乱刃、沸と匂
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-30d565.html
LOVE いとおしい…っ!―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―・・・亡き人恋ふる
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/12/post-e98dd4.html
10、
ミロ展、シュルレアリスム 夜空に描かれた希望、星座が織りなす詩
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-89b7de.html
――
研究編、
ツタンカーメンの生涯と謎・・・秘められた古代エジプトの宗教的意味
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/08/post-207710.html
仏教美術の源流 ガンダーラ 1世紀から5世紀のガンダーラ美術、アレクサンドロス大王
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/04/post-388540.html
仏教2500年の旅 仏陀入滅、アレクサンドロス大王、瑜伽行唯識学派、密教
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2023/08/post-d241f1.html
アグリジェント、神殿の谷・・・コンコルディア神殿、アグリジェントのクーロス
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-f6d967.html
【葛飾北斎、美人画】『酔余美人図』氏家コレクション、1807北斎48歳。宗理美人からバロック化、亀毛型美人(河野元昭先生饒舌館長)。『合わせ鏡美人図』『立ち美人図』縮緬のように痙攣する50代の北斎美人「江戸の名プロデューサー」
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/06/post-72fdeb.html
質疑応答、孫崎享×大久保正雄「国際政治 トランプ政権、ウクライナ戦争・ガザ」上智大学ソフィア文化芸術ネットワーク、上智大学
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/05/post-6f8b94.html
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2025美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/12/post-861874.html
美術館スケジュール2025・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2025/01/post-284bac.html
2024美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-3dea7b.html


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