美術展ベスト10

2020年12月31日 (木)

2020美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』232回

1918年スペイン風邪ウィルス後、100年ぶりの感染爆発で、世界の動きが止まった2020年。世界の時の関節が外れた。
思想家は、知恵と愛を探求し、美を探求する。絶望を超えて、地上の悪と戦い、天の仕事を成し遂げる。この世は天界と地上の悪との戦いである。如意輪観音は、天人を救う。
魂の果てを歩き、世界の果てを探検する。生涯の仕事と執筆をつづける。
叡智と愛の探求の歴史。悪と戦う7人の勇者、愛と復讐の叙事詩、東西文化交渉史4千年の歴史、理念を探求する魂の精神史。 
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。
美しい魂は、輝く天の仕事をなし遂げる。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。永遠を旅する哲学者は、時を超えて、理念を追求する。黄昏の丘に降り立ち、不滅の魂の神殿に屹立する。美のイデアへの旅。
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――

【神の怒り】人類史からみると人の密集した都市文明は異常である。神々は、カネと地位に執着する人間たちに天罰を下す。ゼウスは、増え過ぎた人口を調節するためにテミスと試案を重ね、大戦を起こして人類の大半を死に至らしめる決意をした。
美を探究する思想家、藝術家は、果てしない創造の旅に出る。藝術家は創造力を磨き、世界を創る。創造の秘密は何か。理念を失った世界で判断基準は何か。美の基準は何か。哲学者は、知恵と愛と美を探求して、魂を磨き、魂の美を探求する。
藝術家は「時を超える、独創性、革命的、神秘、出会い」5つの語をマントラのごとく唱える。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
ーー
美術展ベストテン、2020年12月31日
1、 「桃山―天下人の100年」、東京国立博物館、
「桃山―天下人の100年」東京国立博物館・・・室町幕府崩壊、戦国武将、愛と復讐の壮大なドラマ
https://bit.ly/3lDIoIq
「桃山―天下人の100年」2・・・金碧障壁画、織田信長と狩野永徳、秀吉と長谷川等伯
https://bit.ly/31DlCc0
「桃山―天下人の100年」3・・・茶の湯、足利義政、織田信長、今井宗久、千宗易、豊臣秀吉、楽長次郎
https://bit.ly/35ZPK2F
2、「出雲と大和」東京国立博物館、日本書紀成立1300年
「出雲と大和」東京国立博物館・・・大海人皇子、大王から天皇へ
https://bit.ly/2ReO0wz 
特別展「きもの KIMONO」国立東京博物館・・・織田信長の陣羽織「黒鳥毛揚羽蝶模様」、戦国一の美女と落城
https://bit.ly/2NRghXr

3、法隆寺金堂壁画と百済観音、東京国立博物館
「法隆寺金堂壁画と百済観音」・・・法隆寺と百済観音の謎
https://bit.ly/2J66OZZ
「法隆寺金堂壁画と百済観音」・・・若草伽藍と聖徳太子の謎
https://bit.ly/2R8JNtG 
4、ベルリン・エジプト博物館所蔵「古代エジプト展 天地創造の神話」江戸東京博物館
・・・絶世の美女ネフェルティティ王妃とアマルナ美術の謎
https://bit.ly/39mttQ1
5、石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか・・・果てしなき創造の旅
https://bit.ly/2J9fhiJ
6、ハマスホイとデンマーク絵画展・・・背を向けて佇む女、憂いを帯びる世界、だれもいない部屋
https://bit.ly/2RNIUq8
7、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展・・・ルネサンス、ヴェネツィアの放浪画家、マニエリスムの放浪画家
https://bit.ly/3g2iknx
8、特別展「きもの KIMONO」国立東京博物館・・・織田信長の陣羽織「黒鳥毛揚羽蝶模様」、戦国一の美女と落城
https://bit.ly/2NRghXr
9、「工藝2020-自然と美のかたち-」東京国立博物館
「工藝2020-自然と美のかたち-」東京国立博物館・・・道を極める名人の世界
https://bit.ly/3i6wTHe
10、
STARS展、現代美術のスターたち、森美術館 ・・・資本主義史上最大の感染爆発、混迷する人類、救済する智慧はどこにあるか
https://bit.ly/30g3TY4
「The UKIYO-E 2020 ─ 日本三大浮世絵コレクション」東京都美術館・・・浮き世の遊宴と享楽と美女
https://bit.ly/30JCdd2
「おいしい浮世絵展~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~」・・・江戸人の味覚
https://bit.ly/3kwMEK0
上村松園と美人画の世界・・・肉体の美と叡智
https://bit.ly/2GXmVru
「桜 さくら SAKURA 2020 ―美術館でお花見 ! ―」山種美術館・・・花の宴
https://bit.ly/2UUizJw
「竹内栖鳳《班猫》とアニマルパラダイス」・・・生きとし生けるもの、一切衆生悉有仏性
https://bit.ly/2G8mPkd
レオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年記念「夢の実現」展・・・レオナルドの夢、ルネサンスの夢
https://bit.ly/38VLGjZ

「1894 Visions ルドン、ロートレック展」・・・世紀末の印象派と象徴派、ロマン主義の苦悶

2020美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/34YoO3Q
「日本のたてもの展」東京国立博物館

「MANGA都市TOKYO」国立新美術館
――
参考文献
【人口削減計画】ゼウスは、増え過ぎた人口を調節するためにテミスと試案を重ね、大戦を起こして人類の大半を死に至らしめる決意をした。
https://bit.ly/2XoaNcd
感染爆発、帝国と都市国家の戦い。この世の果てを超えて、旅する詩人・・・「時の関節が外れた」シェイクスピア
https://bit.ly/2XoaNcd
世界の果てへの旅:The World's End ・・・理念を探求する旅人
https://bit.ly/2WylxmE
ウィルスと人類の戦い・・・感染爆発の歴史、アテネのペリクレス、ルネサンス、厩戸皇子 、盧舎那仏
https://bit.ly/2z32Orl
「愛染明王像」康円作、鎌倉時代13世紀。京都神護寺から東京国立博物館に寄託。
「大日如来坐像」運慶作、鎌倉時代12世紀、栃木、光得寺
「密教彫刻の世界」東京国立博物館・・・愛染明王、金剛薩埵の化身
https://bit.ly/2WNIoNt

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2019年12月28日 (土)

2019美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅

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大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第202回
理念を追求する魂は、邪知暴虐な者と戦い、闇の彼方に、美を求める。理念の人は、運命と戦い、輝く天の仕事を成就する。空海、孔子、織田信長、李白。即身成仏、仁義礼智、天正、武の七徳、桃花流水杳然去。

美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。美しい魂は、輝く天の仕事をなし遂げる。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。永遠を旅する哲学者は、時を超えて、理念を追求する。黄昏の丘に降り立ち、不滅の魂の神殿に到達する。美のイデアへの旅。
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
――
10年に1度のめぐり合わせで、10年に1度の美術展、壮観、豊饒な年。ロマン派から 19世紀世紀末のヨーロッパ美術をたどる美の旅は僥倖である。奇想の系譜、円山応挙大乗寺襖絵、北斎、大浮世絵展、東寺立体曼荼羅、東寺真言院両界曼荼羅、螺鈿紫檀五絃琵琶、正倉院蘭奢待、日本美術史の至宝をめぐる旅。
【ロマン派からラファエロ前派、象徴派、世紀末デカダン派、19世紀ヨーロッパ藝術】ロセッティ、ギュスターブ・モロー、クリムト、ミュシャ。運命の女(ファム・ファタル)の探求史。ロマン派は、地中海文化に憧れる。地中海文化の根源に傾国の美女、ヘレネー、パリスの審判、神々の饗宴がある。
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――
【マリオ・プラーツ『ロマンティック・アゴニー』1933】ロマン派から象徴派、世紀末デカダン派にいたるヨーロッパ藝術
イタリアの美術史家プラーツ(Mario Praz1896-1982)が、ロマン派から世紀末デカダン派にいたるヨーロッパ19世紀藝術の「退廃の美学」「運命の女(ファム・ファタル)の美学」「腐敗と苦痛の美学」「薄明の美学」を、博引旁証のうちに論じ尽した名著。

「運命の女の美学」運命の美人姉妹、クリュタイムネストラ、ヘレネー。トロイア戦争は、神々の饗宴から始まった。
アトレウス王家、血族の抗争、エウリピデス『オレステス』・・・トロイア戦争の起源
https://bit.ly/2ssTE40 
トロイア戦争の始まり 失われた『叙事詩の円環』
https://t.co/JjeYXXOypq

2019美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅

――
1
「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」東京国立博物館・・・空海、理念と象徴
https://bit.ly/2Ov53Hz
東寺『金剛界曼荼羅』『胎蔵界曼荼羅』西院本・・・知恵と戦いの叙事詩、生命の根源
https://bit.ly/315UPn8
「密教彫刻の世界」東京国立博物館・・・愛染明王、金剛薩埵の化身
https://bit.ly/2WNIoNt
2、
「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」東京都美術館・・・世に背を向け道を探求する、孤高の藝術家
https://bit.ly/2BUy4rl
「新・北斎展」森アーツセンターギャラリー・・・悪霊調伏する空海、『弘法大師修法図』
https://bit.ly/2HAZJ5y 
「円山応挙から近代京都画壇へ」藝大美術館・・・円山応挙「松に孔雀図」大乗寺
https://bit.ly/2KEGwyj
3
「ラファエル前派の軌跡展」三菱一号館美術館・・・ロセッティ、ヴィーナスの魅惑と強烈な芳香
https://bit.ly/2Coy0jB
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ「祝福されし乙女」・・・藝術家と運命との戦い、ロセッティ最後の絵画
https://bit.ly/2UoqUWz
「ギュスターブ・モロー展 サロメと宿命の女たち」パナソニック汐留美術館・・・夢を集める藝術家、パリの館の神秘家。幻の美女を求めて
https://bit.ly/2v5uxlY
4、
「正倉院の世界」東京国立博物館・・・螺鈿紫檀五絃琵琶、天平文化の香り
https://bit.ly/33VYRiy
5、
「クリムト展 ウィーンと日本 1900」東京都美術館・・・黄金の甲冑で武装した騎士、詩の女神に出会う、純粋な愛と理想
https://bit.ly/2ZM5pyR
クリムト『ベートーベン・フリーズ』・・・理念を目ざす藝術家の戦い。黄金の甲冑で武装した騎士、詩の女神に出会う
https://bit.ly/2J1azBI
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道、国立新美術館・・・装飾に覆われた運命の女、黄金様式と象徴派
https://bit.ly/2QbsUwT
6、
「大浮世絵展―歌麿、写楽、北斎、広重、国芳 夢の競演」江戸東京博物館・・・謎の絵師写楽、画狂老人卍
https://bit.ly/35ywoAa
「大浮世絵展」・・・反骨の絵師、歌麿。不朽の名作『名所江戸百景』、奇想の絵師
https://bit.ly/34AB3Bz
7
ハプスブルク家、600年にわたる帝国コレクションの歴史、国立西洋美術館・・・黄昏の帝国、旅の思い出
https://bit.ly/2C7rE7K
ハプスブルク家、600年にわたる帝国・・・旅する皇帝と憂愁の王妃
https://bit.ly/2Q14xnz
8
コートールド美術館展、魅惑の印象派、東京都美術館・・・「フォリー=ベルジェールのバー」、鏡の中の世界
https://bit.ly/2migKHP
ゴッホ、上野の森・・・ハーグ派、灰色派から印象派、糸杉への道
https://bit.ly/2WFN7ye
9
ブダペスト—ヨーロッパとハンガリーの美術400年、国立新美術館・・・シニェイ・メルシェ・パール『紫のドレスの女』
https://bit.ly/35U3yuu
10
顔真卿、王羲之を超えた名筆・・・顔真卿「祭姪文稿」と懐素「自叙帖」
https://bit.ly/2DzePor
「三国志」東京国立博物館・・・曹操、劉備、孫権。虚構の英雄たち
https://bit.ly/30xsHYG
「みんなのミュシャ展」Bunkamuraザ・ミュージアム・・・ミュシャ様式、線の魔術、運命の扉、波うつ長い髪の女
https://bit.ly/2SsUxTb
速水御舟『炎舞』『粧蛾舞戯』『名樹散椿』、山種美術館・・・舞う生命と炎と闇
https://bit.ly/2KCbOrW
鏑木清方≪築地明石町≫特別公開 東京国立近代美術館
「オランジュリー美術館コレクション、ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」、横浜美術館、
現代美術
「イケムラレイコ 土と星 Our Planet」(国立新美術館)
「塩田千春展:魂がふるえる」(森美術館)
「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」展(国立国際美術館ほか)
「バスキア展メイド・イン・ジャパン」(森アーツセンターギャラリー)
奈良原一高「王国」 「窓展」東京国立近代美術館
――
美術館スケジュール2019年・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/2Q0QCdF
2018美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/2ZwF6g8

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2018年12月31日 (月)

2018美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅

Louvre2018_0Paul_delvaux_venere_dormiente_1944大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第167回
空海、ロレンツォ・デ・メディチ、プラトン、玄奘三蔵、李白、理念に向かって、旅した人々。理念を追求する人々は、この世の闇の彼方にある美を求めた。
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。
美しい魂は、輝く天の仕事をなし遂げる。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。
永遠を旅する哲学者は、時を超えて、理念を追求する。黄昏の丘に降り立ち、不滅の魂の神殿に到達する。美のイデアへの旅。
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
――
【闇の絵画、バロック画家の死】1610年、カラヴァッジョ38歳。1660年、ベラスケス61歳。1640年、ルーベンス62歳。1669年、レンブラント63歳。1652年、ジョルジュ・ド・ラ・トゥール58歳。1675年、フェルメール43歳。
【ルネサンスの死】1492年、ロレンツォ・デ・メディチ43歳。1478年4月26日、ジュリアーノ・デ・メディチ25歳。アンジェロ・ポリツィアーノ39歳。ミランドラ31歳。フィチーノ62歳。1510年、ボッティチェリ65歳。1564年、ミケランジェロ88歳。シクストゥス4世70歳。
1499年メディチ家、プラトン・アカデミーの思想家、死す。1464年、コジモ・デ・メディチ74歳。1600年、ジョルダーノ・ブルーノ52歳。1519年、レオナルド・ダ・ヴィンチ66歳。1520年、ラファエロ37歳。11歳で孤児。1564年、ミケランジェロ88歳。
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
――
2018美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅

1
「縄文-1万年の美の鼓動」東京国立博物館・・・狩猟人の行動様式
https://bit.ly/2mG25my
「名作誕生、つながる日本美術」東京国立博物館・・・美の系図、創造のドラマ #名作誕生 #東京国立博物館
https://bit.ly/2ri7dz5
2
「仁和寺と御室派のみほとけ ― 天平と真言密教の名宝 ―」・・・空海『三十帖策子』
https://bit.ly/2GqyTbY
「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-」・・・醍醐寺三宝院、織田信長のために祈祷する
https://bit.ly/2NHbWso
「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」東京国立博物館、・・・純粋な美しい魂に舞い降りる
https://bit.ly/2C0ZL2f
3
「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」国立新美術館・・・光の画家たちの光と影
http://bit.ly/2oiNKhb
4
「プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光」国立西洋美術館・・・フェリペ4世と宮廷画家ベラスケス
http://bit.ly/2Ho8bR0 
5
国立トレチャコフ美術館所蔵「ロマンティック・ロシア」Bunkamuraザ・ミュージアム・・・イワン・クラムスコイ『忘れえぬ女』『月明かりの夜』
https://bit.ly/2FSgets
6
「没後50年 藤田嗣治展」東京都美術館・・・乳白色の肌、苦難の道を歩いた画家
https://bit.ly/2vkauRs
7
ルーベンス展―バロックの誕生、国立西洋美術館・・・宮廷画家、バロックの荘厳華麗
https://bit.ly/2Pk1oz3
8
「ヌード NUDE-英国テート・コレクションより」横浜美術館・・・愛と美の象徴、思想表現の自由の戦い
https://bit.ly/2pJnsnZ
9
「ムンク展 共鳴する魂の叫び」東京都美術館・・・波瀾の画家、月光が輝く海と女
https://bit.ly/2Jw3pTO
10
フェルメール展、上野の森美術館・・・光の魔術師、オランダの黄金時代の光と影
https://bit.ly/2ElOb4G 
「ルーヴル美術館展 肖像芸術―人は人をどう表現してきたか」国立新美術館・・・絶対権力者が手に入れられない秘宝
https://bit.ly/2Jc9WBY
「ミケランジェロと理想の身体」国立西洋美術館・・・孤高の藝術家、ミケランジェロ、生涯と藝術
https://bit.ly/2KFGXvc
孤高の藝術家、ミケランジェロ・・・メディチ家の戦いと美の探求、プラトンアカデミー
https://bit.ly/3aX26KN
「ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜」東京都美術館・・・「婚礼の踊り」
http://bit.ly/2DP0Oo5
ミラクル エッシャー展、奇想版画家の謎を解く8つの鍵、上野の森美術館・・・迷宮の旅人
https://bit.ly/2xVUDMq
「プーシキン美術館展 旅するフランス風景画」東京都美術館・・・藝術家と運命との戦い
https://bit.ly/2vCJ6As
東西美人画の名作《序の舞》への系譜・・・夢みる若い女、樹下美人
https://bit.ly/2v0X92y 
「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界」・・・ハプスブルグ家の悪趣味の館
https://bit.ly/2JtpinR
神聖ローマ帝国皇帝、ルドルフ2世の驚異の世界、Bunkamuraザ・ミュージアム
終わりのむこうへ:廃墟の美術史、渋谷区立松濤美術館、2018年12月8日(土)~2019年1月31日(木) http://www.shoto-museum.jp/

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2017年12月27日 (水)

2017美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅

Unkei2017Leda_melzi_uffizi大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第131回
白夜の季節、ヨーロッパへ旅した。白夜の黄昏の町で友と会い、失われた美女の絵画を探しに行く。東欧の果て、美術館の回廊の奥にルネサンス・ギャラリーがあり、500年前の美しい女が微笑む。優美高妙、吟月弄風、夜の町を歩くと、眠れるヴィーナスが彷徨い歩く。夕暮れの彼方、美しい思い出。
黄昏時、夕暮れの光の中で『理念を探求する精神史』を執筆する。美を求める旅は、精神の旅である。美の精神史の旅。時の彼方、回帰する時を超えて、イデアへの旅。理念を追求する精神を求めて旅に出る。理念を追求する精神は、現実と戦う。理念を追求する人は弾圧される。しかし、死を超えて、美しい魂は蘇り、戦いを始める。
メディチ家の悲劇。織田信長の悲劇。プラトンの悲劇。空海の旅。嵯峨天皇の隠遁。王羲之の蘭亭の曲水宴。魂の美を探求したレオナルド。知性の美を探求したミケランジェロ。理念を追求する人の戦い、天への祈り。
本能寺の幻の茶会、安土城の七層の天主、信長の果たさざる夢。メディチ家の果たさざる夢。ロレンツォの歌を思い出す。
ロレンツォ・デ・メディチ「謝肉祭のためのバッカスとアリアドネの勝利の歌」
青春とは何と美しいものか。だが見る間に過ぎ去ってしまう。美しい時を楽しみなさい。明日は定めなきものゆえ。
Quant’è bella giovinezza,
che si fugge tuttavia!
chi vuol esser lieto, sia:
di doman non c’è certezza.
Canzona di Bacco, Trionfo di Bacco e Arianna, 1490
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
――
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。
美しい夕暮れ。美しい魂に、幸運の女神が舞い降りる。美しい守護霊が救う。美しい魂は、輝く天の仕事をなす。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
大久保正雄『藝術と運命の戦い 藝術家と運命の女』
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【織田信長と茶会 本能寺の変】天正十(1582)年、六月一日。織田信長は、本能寺で、茶会を開き、天下三肩衝を披露する予定だった。島井宗室が楢柴肩衝を信長に献上すべく訪れたのが本能寺の変の前日。『仙茶集』。本能寺の変により天下三肩衝を手に入れる夢は幻と消える。*初花肩衝、新田肩衝、楢柴肩衝。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
――
運慶の生涯 南都焼討、平家滅亡、頼朝の死から、承久の変まで
運慶は1150年ころ生まれた。1176年、デビュー作「大日如来像」を制作する。水晶に瞳を描いて裏からはめ込む技法「玉眼」、台座の裏に「大仏師康慶実弟子運慶」墨書銘があり日本美術史上、最初の作者の署名がある。1180年平重衡による南都焼き討ち、東大寺や興福寺が焼失した。1185年、平家滅亡。「見るべき程のことは見つ」平知盛『平家物語』。
1186年、北条時政の注文により「毘沙門天立像」(願成就院蔵)を制作。
1189年、浄楽寺「阿弥陀如来像」を鎌倉幕府の御家人、和田義盛の注文で制作する。
1203年、「東大寺南大門、金剛力士像 阿吽」を再建。慶派の仏師29人で、2ヶ月で完成させた。
1212年、興福寺北円堂で、運慶は弟子たちとともに9体の像を制作。残っているのは、本尊「弥勒如来坐像」、脇侍「無著菩薩立像」「世親菩薩立像」3体である。北円堂の造仏においては、運慶は大仏師として総監督を務めた。弥勒菩薩が56億7千万年後に成仏した姿。台座内枠に源慶、静慶、運賀、運助、運覚、湛慶、康弁、慶運、康勝ら慶派仏師の名が墨書されている。
【北円堂の謎】「四天王立像」(興福寺南円堂) 持国天、増長天、広目天、多聞天は、北円堂にあった可能性がある。大仏師、運慶の監督のもとに作られたか。1223年没。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
――
2017美術展ベスト10・・・旅する哲学者 美への旅
https://bit.ly/2YUzNbk

――
1、「運慶」東京国立博物館
http://bit.ly/2xK3Hlr
2、「茶の湯」東京国立博物館
茶の湯、東京国立博物館・・・曜変天目、漆黒の闇のなかに輝く瑠璃色の星
https://t.co/1SHDWqNRC0
3、「レオナルド×ミケランジェロ展」三菱一号館美術館
https://t.co/K67IitKt5r
4、「ティツィアーノとヴェネツィア派展」東京都美術館
https://t.co/jijpFTn66k
5、「ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展」
https://t.co/fIWq6mj12v
6、「ボストン美術館の至宝展-東西の名品、珠玉のコレクション、東京都美術館
http://bit.ly/2fuf0ob
7、「怖い絵展」上野の森美術館
http://bit.ly/2z8eCTV
8、「新海誠展「ほしのこえ」から「君の名は。」まで」国立新美術館
http://bit.ly/2BlGm9L
9、「北斎とジャポニスム、国立西洋美術館
http://bit.ly/2lJOXz9
10、「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」東京都美術館
http://bit.ly/2zluV3g
「ベルギー奇想の系譜」Bunkamuraザ・ミュージアム
http://bit.ly/2u6J1nr
「雪村 奇想の誕生」東京藝術大学大学美術館
https://t.co/8RJpa0AwNi
「シャセリオー展」国立西洋美術館
https://t.co/eUkZk1RfaW
「アルチンボルド展」国立西洋美術館
http://bit.ly/2vterEw
「タイ~仏の国の輝き~」東京国立博物館
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2017/07/post-fbe5.html
「桃山の孤高の巨匠、海北友松」京都国立博物館
http://bit.ly/2qLIRvS
「ジャコメッティ展」国立新美術館
http://mediterranean.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-9849.html
「河鍋暁斎展 これぞ曉斎」Bunkamuraザ・ミュージアム
「春日大社展」東京国立博物館
「フランス人間国宝展」東京国立博物館
「ミュシャ展」国立新美術館
「狩野元信 天下を治めた絵師」サントリー美術館
「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」東京国立近代美術館
――
参考文献
大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』
メディチ家年代記 メディチ家礼拝堂の幽明境
https://t.co/jfr10GQn6W
メディチ家の容貌、ルネサンスの美貌 理念を追求する一族
http://bit.ly/2kSINKR
戦国武将、織田信長 骨肉の抗争
http://bit.ly/2l7FlKH
ハプスブルク帝国、ヴェラスケス、黄昏の光芒
http://bit.ly/2zGK4N2
ハプスブルク帝国年代記 王女マルガリータ、帝国の美と花
https://t.co/T2it2d8Zb1
旅する思想家、孔子、王羲之、空海と嵯峨天皇
http://bit.ly/2jcAF6D
大久保正雄「メディチ家とプラトンアカデミー」『ルネサンスの美と世界遺産』
世界遺産アカデミー
https://t.co/yxlgRpwirV
http://platonacademy.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-6a7d.html
「愛と美の迷宮、ルネサンス、メディチ家と織田信長」
https://t.co/J6q12oMYUX
http://platonacademy.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-77c0.html
藝術と運命との戦い、藝術家と運命の女 印象派
http://bit.ly/2vfh8dP
http://bit.ly/2zgVKGe
――
【プラトン・アカデミー】コジモ・デ・メディチは、1439年ギリシア人哲学者からプラトン哲学の奥義を聴き、アカデミア・プラトニカ設立を思い立つ。
コジモ・デ・メディチは、1459年カレッジ別荘をマルシリオ・フィチーノに託す。アカデミア・プラトニカ始まる。
【プラトン・アカデミーの終焉】ロレンツォ1492年死去。ポリツィアーノ、ミランドラ、1494年、毒殺されて死す。フィチーノ1499年死去。
【レダ】レオナルド『レダ』17世紀1694年まで、フォンテーヌブロー宮殿所蔵品目録に存在した記録がある。

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2016年12月23日 (金)

2016年 美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅

Botticelli_201603Leonardo_2016大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より 
クロマニオン人、古代ギリシア、ルネサンス、バロック、人類は美への旅をしてきた。
美は愛であり、愛は美である愛のないところに美はない。
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。*John Keats, Ode on a Grecian Urn
はちみつ色の夕暮れ、黄昏の丘、黄昏の森を歩き、迷宮図書館に行く。糸杉の丘、知の神殿が目覚める。
美しい魂は、輝く天の仕事をなす。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
*大久保正雄『永遠を旅する哲学者 美のイデアへの旅』
大久保正雄『美の探求、旅する哲学者、美への旅』
https://t.co/oMWzv4rP2c
https://t.co/yp1ebbRfXD
1、
「古代ギリシア、時空を超える旅」東京国立博物館
https://t.co/NPm0xWTgk2
若冲展、東京都美術館・・・『動植綵絵』、妖気漂う美の世界
https://bit.ly/2FWbP7L
2、
ボッティチェリ展「書物の聖母」東京都美術館・・蘇るルネサンス
https://t.co/VfEaEQieAb
http://platonacademy.cocolog-nifty.com/.../04/post-a0bb.html
3、
レオナルド・ダ・ヴィンチ『糸巻きの聖母』江戸東京博物館・・・レオナルド最後の旅
https://t.co/xyx4ZvwXQr
http://platonacademy.cocolog-nifty.com/.../04/post-d5c9.html
4、
カラバッジョ展、国立西洋美術館・・・光と闇の藝術
https://t.co/2TRjfXSHHK
5、
クラーナハ展、500年後の誘惑、国立西洋美術館・・・透明なヴェールの女、女の策略
https://t.co/F4wSTuUwpZ
6、禅-心とかたち、東京国立博物館・・・不立文字
https://t.co/VUdjgOIiMA
https://t.co/rwrFjYuOmI
7、ヴェネツィア・ルネサンスの巨匠たち、国立新美術館
https://t.co/TKpdoEcdvW
http://platonacademy.cocolog-nifty.com/.../08/post-419b.html
8、「黄金のアフガニスタン―守りぬかれたシルクロードの秘宝―」東京国立博物館
4月12日(火)~6月19日(日) 表慶館 http://www.gold-afghan.jp/
9、
ダリ展、国立新美術館、2016年9月14日(水)~12月12日(月)
ダリ『記憶の固執』・・・スペインの荒涼とした大地
https://t.co/87K0up93k4
https://t.co/t76xwoeH92
10、
ゴッホとゴーギャン展、東京都美術館、2016.10.8(土)~12.18(日)
ゴッホ『星月夜』・・・生命の糸杉と天への回帰
https://t.co/Lexf84w03j
https://t.co/kIi4BOu0as
ほほえみの御仏 二つの半跏思惟像、東京国立博物館、2016年6月21日 ~ 7月10日
国宝 半跏思惟像 飛鳥時代・7世紀 奈良・中宮寺門跡蔵、韓国国宝78号 半跏思惟像 三国時代・6世紀 韓国
「生誕150年 黒田清輝―日本近代絵画の巨匠」東京国立博物館、3月23日~5月15日
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1759
櫟野寺の大観音とみほとけたち、東京国立博物館、2016年9月13日~12月11日
鈴木其一 江戸琳派の旗手、サントリー美術館、2016年9月10日(土)~10月30日(日)
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_4/
速水御舟の全貌 ―日本画の破壊と創造、山種美術館、10月8日(土)~12月4日(日)
英国の夢 ラファエル前派展、Bunkamuraザ・ミュージアム、2015.12.22-2016.3.6
プラド美術館展―スペイン宮廷、美への情熱 三菱一号館美術館、2015.10.10-2016.1.31
すみだ北斎美術館・開館記念展「北斎の帰還-幻の絵巻と名品コレクション-」11月22 日(火)~ 2017年1月15日(日)
「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 「ルノワール展」国立新美術館2016年4月27日(水)– 8月22日(月)
ヴェルサイユ宮殿、マリー・アントワネット展、森アーツセンター、2016年10月25日〜2017年2月26日
特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」国立科学博物館、2016年11月1日(火)〜2017年2月19日(日)
生誕百年記念「小林斗盦 篆刻の軌跡 ―印の世界と中国書画コレクション― 」東洋館
2016年11月1日(火)~12月23日(金)
デトロイト美術館展、上野の森美術館、2016年10月7日~2017年1月21日
開館75周年、円山応挙「写生」を超えて、根津美術館、2016年11月3日〜12月18日
*長谷川潔(1891-1980. 12月13日)。京都国立近代美術館「生誕100年記念 長谷川潔展」( 1991 ) マニエール・ノワールの巨匠、繊細で品格高い絵画世界。
2016年 美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
https://bit.ly/2DevqR1

2016年12月23日

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2015年12月23日 (水)

2015美術展ベストテン・・・夢幻の国への旅

Magritte_201503250Neoimpressionism大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
黄昏の森を歩いて美術館へ行く。夢幻の国への旅。クレオパトラの見果てぬ夢は、砂漠の果てに消えた。始皇帝の夢、地下帝国は皇帝宮殿と共に炎上した。破壊と殺戮。地位の階段を上りつめた悪霊は、地獄の業火で焼かれる。歴史は魂が試される場である。魂を売る官僚、カネで身を売る女、魂を売る研究者は、地獄に墜ちる。波打ち寄せる摩文仁野の断崖で自決したひめゆり学徒隊は、魂の国へ行く。魂に刻まれた言葉は、不滅の命をもつ。(大久保正雄『旅する哲学者』)
大久保正雄『旅する哲学者』より、美への旅
この世には、謎の絵画がある。ボッシュ『快楽の園』、ヴェラスケス『ラス・メニーナス』、『鳥獣戯画』、狩野永徳『洛中洛外図』、レオナルド『岩窟の聖母』。これは見える謎である。この世の苦悩と、夢の国への旅が封じ込められている。だが、眼に見えない謎がある。「美とは何か」「魂とは何か」「生命とは何か」。本質への問いはすべて謎である。(大久保正雄『旅する哲学者』より)
どんなに高度な知識をもっていても、人の痛みを感じることができない人は存在する価値はない。目の前の不正と殺戮に目を瞑る人には、人間の尊厳はない。(大久保正雄『旅する哲学者』)
肉体の眼が衰えるとき、魂の眼が目覚める。美術館は出会いの場所であり、見果てぬ夢の果ての地である。
大久保正雄『旅する哲学者』より、美への旅
――――――――――
1、「クレオパトラとエジプトの王妃展」、東京国立博物館
2、「始皇帝と大兵馬俑」東京国立博物館、東京国立博物館
3、「鳥獣戯画 京都、高山寺の至宝」、東京国立博物館
4、「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」、東京国立博物館表慶館
5、「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」、サントリー美術館
6、「マグリット展」、国立新美術館
7、「ルーヴル美術館展、日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄」、国立新美術館
8、「新印象派、光と色のドラマ」、東京都美術館
9、「肉筆浮世絵-美の競艶 ~浮世絵師が描いた江戸美人100選~」上野の森美術館
10、「琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る」、京都国立博物館
「白鳳展―花ひらく仏教美術」、奈良国立博物館
「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」、東京国立博物館
「速水御舟とその周辺 大正期日本画の俊英たち」、世田谷美術館
「グエルチーノ展、よみがえるバロックの画家」、国立西洋美術館
「モネ展、印象、日の出』から『睡蓮』まで」、東京都美術館
「英国の夢 ラファエル前派展」、Bunkamura ザ・ミュージアム
「プラド美術館展」、三菱一号館美術館
「風景画の誕生、ウィーン美術史美術館所蔵」、Bunkamuraザ・ミュージアム
「画鬼暁斎 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」、三菱一号館美術館
「燕子花と紅白梅 ―光琳デザインの秘密―」、根津美術館
「没後40年 高島野十郎展」、福岡県立美術館
「レオナルド・ダ・ヴィンチと「アンギアーリの戦い」展、タヴォラ・ドーリアノの謎」、東京富士美術館
『夜色楼台図』、与謝蕪村 18世紀
Buson201501

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2014年12月28日 (日)

2014年 美術展ベストテン・・・幻の美の国への旅

20141011_uffizi幻の美の国への旅
美術館の中で、魂の籠められた絵画に出逢い、秘められたドラマに辿りつくとき、記憶の迷路が蘇る。可視界を超えて、プラトンの叡智界のイデアを思い出す。生死を超えた、知の旅の記憶である。迷路に迷い込む。
時の流れから取り残された図書館。書庫の中で、数十年前に出版された書物を紐解くとき、失われた時間が蘇る。過ぎ去った若き日の美しい女。二人で行った書店、二人で購入した書物。書物のページから香る美しい時間。失われた愛。大久保正雄『旅する哲学者』より
正倉院「樹下美人図」をみると、古代の歌がたち現れる。「春の苑 紅にほふ桃の花 下照る道に出で立つ乙女」「わが園の李の花か 庭に降るはだれのいまだ残りたるかも」『万葉集』巻十九
大久保正雄『旅する哲学者』より
「住む人もない廃屋で、歳月の黴くさい臭いに満ちた 埃の積った真っ黒な衣装箪笥を開けた時、時おり人は、昔の壜を見つけ出す。思い出が詰められているその中から 魂が蘇ってきて生き生きと迸り出る。
今、紺碧に染められ、薔薇色に塗られ、金箔を貼り付けられて、思い出の翼を拡げて、飛翔し始める。」『香水の壜』
「ひとたび出逢つた魂が、もういちどもつと遥かな場所で出会ふためには、どれだけの苦悩や痛みが必要とされることか。魂の経めぐるみちは荊棘(けいきよく)にみたされてゐるだらう。」魅死魔幽鬼夫「苧菟と瑪耶」
1 「ラファエル前派展 英国ヴィクトリア朝絵画の夢」、森アーツセンターギャラリー
2 「ザ・ビューティフル 英国の唯美主義1860‐1900」展、三菱一号館美術館
3 「ウフィツィ美術館展 黄金のルネサンス ボッティチェリからブロンヅィーノまで」
Arte a Firenze da Botticelli a Bronzino: verso una 'maniera moderna' 東京都美術館
4 「菱田春草展」東京国立近代美術館
5 「日本国宝展」東京国立博物館
6 「法隆寺-祈りとかたち」東京藝術大学大学美術館
7 「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」東京都美術館
8 「大浮世絵展」江戸東京博物館 開館20周年記念特別展 江戸東京博物館
9 「開山・栄西禅師 800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」東京国立博物館
10「ボストン美術館 浮世絵名品展 北斎」上野の森美術館
「高野山開創1200年記念 高野山の名宝」サントリー美術館
「輝ける金と銀 琳派から加山又造まで」山種美術館
「チューリヒ美術館展―印象派からシュルレアリスムまで」国立新美術館
「Kawaii 日本美術 ―若冲・栖鳳・松園から熊谷守一まで」山種美術館、伊藤若冲《樹花鳥獣図屏風》(静岡県立美術館蔵)
「日本・スイス国交樹立150周年記念 フェルディナント・ホドラー展」国立西洋美術館
「バルテュス展 Balthus: A Retrospective」東京都美術館
「モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新」国立西洋美術館×ポーラ美術館 
「日本美術院再興100年 特別展『世紀の日本画』」東京都美術館
重要文化財「龍虎図屏風」橋本雅邦 明治28年(1895)静嘉堂文庫美術館蔵
重要文化財「悲母観音」狩野芳崖 明治21年(1888)東京藝術大学蔵
「クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美」東京国立博物館
日本伝統工芸展 60回記念「人間国宝展―生み出された美、伝えゆく わざ―」東京国立博物館
特別展「キトラ古墳壁画」東京国立博物館
没後15年記念「東山魁夷と日本の四季」山種美術館
「国宝鳥獣戯画と高山寺」京都国立博物館
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/koremade/exhibition20141007.html
http://chojugiga-ten.jp/
「ホイッスラー展 究極の美を求めて」横浜美術館

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2013年12月30日 (月)

2013年 美術展ベストテン・・・幻の都市への旅

El_greco_2013japan_2美術館に行くと、旅した美しい都市を思い出す。スペイン、大地のなかに孤立した都市トレド。哀愁のフィレンツェ。輝くエーゲ海。黄昏の都ウィーン。マドリッド、ティッセンボルネミサ美術館でみた「エル・グレコ展」。再会した「白貂の毛皮をまとう貴婦人」。
地中海の旅の美しい日々の思い出が蘇る。階級社会を逃れて、英国人、フランス人、ドイツ人、詩人、思想家、藝術家たちが旅した地中海。ローマ人が旅した、ギリシア、アテネ。
花の都、京都は、遠くにありて思う都でもあった。幻の美しい都市。尾形光琳の描いた屏風の世界。藝術でつくられた幻影の空間。理想郷。藝術の世界の旅は、桃源郷への旅である。
1 「エル・グレコ展」東京都美術館
2 「ルーヴル美術館展 地中海四千年のものがたり」東京都美術館
3 「京都―洛中洛外図と障壁画の美」東京国立博物館
4 「貴婦人と一角獣」国立新美術館
5 「書聖 王羲之」東京国立博物館
6 「竹内栖鳳」東京国立近代美術館
7 「興福寺仏頭展」東京藝大美術館
8 「ミケランジェロ展」国立西洋美術館
9 「ターナー展」東京都美術館
10 「ウィリアム・モリス 美しい暮らし」府中市美術館
「天上の舞 飛天の美」サントリー美術館
「レオナルド展」東京都美術館
「ラファエロ展」国立西洋美術館
「上海博物館 中国絵画の至宝」東京国立博物館
「プーシキン美術館展」横浜美術館
「下村観山展」横浜美術館
「和様の書」東京国立博物館
「夏目漱石の美術世界展」東京藝大美術館
「狩野山楽・山雪」京都国立博物館
「描かれた都-開封・杭州・京都・江戸」大倉集古館
「アンドレアス・グルスキー展」国立新美術館
「大神社展」東京国立博物館
「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―」東京都国立博物館
「百花繚乱―花言葉・花図鑑―」山種美術館
「琳派から日本画へ」山種美術館
「再興院展100年記念 速水御舟 ―日本美術院の精鋭たち―」山種美術館
「印象派を超えて―点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」国立新美術館
「谷文晁展」サントリー美術館
★エル・グレコ「白貂の毛皮をまとう貴婦人」(1577-90グラスゴー美術館)
El_greco_2013

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2012年12月31日 (月)

2012年 美術展ベストテン

Leonardo_1508_01_3
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』
藝術の美は、恋の吐息のようである。「恋とはため息の雲とともに立ちのぼる煙だ、清めれば恋するものの目に燃える火となり、乱されれば恋するものの涙が降りそそぐ大海となる。」シェイクスピア『ロミオとジュリエット』
尾形光琳、快慶、曾我蕭白、日本美術の至宝を見たのが印象に残る。レオナルド『ほつれ髪の女』の輝く表情は、精神の美しさを表している。数少ないレオナルドの作品をみる僥倖であった。「ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅」は、夢と現実からこの世界は織りなされているということ感じる絵画の旅である。「バーン・ジョーンズ展―装飾と象徴―」は、エリザベス朝の新古典主義の象徴芸術を味わい、文学と美術の融合を見る展覧会であった。
―――――――――――――――
1、ボストン美術館 日本美術の至宝 東京国立博物館
2、蕭白ショック!!曾我蕭白と京の画家たち 千葉市美術館
3、レオナルド・ダ・ヴィンチ美の理想『ほつれ髪の女』Bunkamuraザ・ミュージアム
4、ポール・デルヴォー 夢をめぐる旅 府中市美術館
5、「バーン・ジョーンズ展―装飾と象徴―」三菱一号館美術館
6、「ベルリン博物館展」フェルメール「真珠の首飾りの女」 国立西洋美術館
7、「マウリッツ・ハイス美術館展」フェルメール「真珠の耳飾りの少女」東京都立美術館
8、ツタンカーメン展 上野の森美術館
9、「美術にぶるっ!」東京国立近代美術館
10、ゴヤ展 国立西洋美術館
「ユベール・ロベール展」国立西洋美術館
シャルダン展 静寂の巨匠 三菱一号館美術館
トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展 Bunkamuraザ・ミュージア
白隠展 Bunkamuraザ・ミュージア
渓斎英泉展 千葉市美術館
「福田平八郎と日本画モダン」山種美術館
リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝 国立新美術館
エルミタージュ美術館展 国立新美術館
大英博物館エジプト展 死者の書 森アーツセンター
「琵琶湖をめぐる、近江路の神と仏、名宝展」三井記念美術館
「フェルメールからのラブレター展」Bunkamuraザ・ミュージアム
はじまりは国芳―江戸スピリットのゆくえ 横浜美術館
「お伽草子 -この国は物語にあふれている-」サントリー美術館
「セザンヌ-パリとプロヴァンス」国立新美術館
「北京故宮博物院200選」東京国立博物館
「メトロポリタン美術館展 大地、海、空—4000年の美への旅」東京都美術館
―――――――――――――――
フェルメール作品は、今年2012年、6点、展示された。相変わらず、印象派、フェルメールが多い、日本の美術展である。
★レオナルド『ほつれ髪の女』1508

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2012年1月 5日 (木)

2011年展覧会ベスト10・・・『旅する哲学者 美への旅』

20110720052大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
東日本大震災(3.11)、大津波は、貞観地震(平安時代、貞観11年5月26日ユリウス暦869年7月9日)以来の規模、日本国家システムを覆す災害であった。「空海と密教美術展」、「大英博物館 古代ギリシャ展-究極の身体、完全なる美」は最高だった。「空海と密教美術展」は、日本美術史至高の作品群、記録に残る美術展である。「空海と高野山展」2005に匹敵する。大英博物館から旅してきた古代ギリシャ美術との夏のめぐり会いは奇しき因縁である。
―――――――――――――――
1、「空海と密教美術展」東京国立博物館
2、「大英博物館 古代ギリシャ展-究極の身体、完全なる美」国立西洋美術館
3、「ボストン美術館 浮世絵名品展 錦絵の黄金時代―清長、歌麿、写楽―」山種美術館、千葉市美術館
4、「写楽展」東京国立博物館
5、「酒井抱一と江戸琳派の全貌」千葉市美術館
6、「運慶―中世密教と鎌倉幕府」神奈川県立金沢文庫
7、「フェルメールからのラブレター展」Bunkamuraザ・ミュージアム
8、「シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による」新国立美術館
9、「ジョセフ・クーデルカ プラハ1968」東京都写真美術館
10、「シュテーデル美術館所蔵フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展」Bunkamuraザ・ミュージアム
「ゴヤ展」国立西洋美術館
「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」国立西洋美術館
「五百羅漢―増上寺秘蔵の仏画 幕末の絵師 狩野一信」江戸東京博物館
「磯江毅=グスタボ・イソエ」練馬区立美術館
「法然と親鸞」東京国立博物館
「歌川国芳 幕末の奇才浮世絵師」森アーツセンター・ギャラリー
「松井冬子展 世界の子どもたちと友達になれる」 横浜美術館
「ぬぐ絵画―日本のヌード 1880-1945」東京国立近代美術館
「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」国立新美術館
「山種美術館創立45周年記念特別展 ザ・ベスト・オブ・山種コレクション」前期、山種美術館 
―――――――――――――――
【美について】

美術館を歩いて作品を見ることは、美について考えることへと通路を開く。大久保正雄
美について考えると、魂と肉体のつながりに考えが及ぶ。大久保正雄
十六歳で美しいのは自慢にはならない。でも六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ。(M.ストープス)
僕は二十歳だった。それが人生で一番美しい年齢だなどとは誰にも言わせまい。(ポール・二ザン)
すぐれた人間の大きな特徴は、不幸で、苦しい境遇にじっと耐え忍ぶことだ。ベートーヴェン
若い者も美しい。しかし、老いたる者は若い者よりさらに美しい。W・ホイットマン
★大久保正雄『美の名言集』より

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