「物語の彫刻」東京藝術大学美術館陳列館、「常設展」東京国立博物館、本館第10室、第18室
午後、時間ができたので急遽、上野に向かう。「物語の彫刻」、「20世紀は美術の主題が宗教から離れていき、純粋化、抽象化、細分化されてきました。しかし、21世紀になり様々な問題を再び「物語」として捉え、それを彫刻の主題に取り込んでいる作品が増加しているように思われます。このことを踏まえ展覧会として提案しようという試み。」観覧料無料、12月2日(日)まで。受付の女性が美人。
東京国立博物館、本館第10室、第18室で展示替えがあったので、この部屋を見に行く。
本館前の枝垂れ八重櫻が紅葉している。博物館は秋の庭園開放をしている。庭園にて、池の前で紅葉する木々を眺め、紅茶を飲みながらローストビーフサンドを食べる。
九〇分待ちの「大徳川展」を尻目に、第18室にて、安田靫彦「御夢」、岸田劉生「麗子微笑」、中村彝「海辺の村」、今村紫紅「熱国之巻(夕之巻)」、速水御舟「比叡山」をみる。「日本美術院創立100周年記念特別展 近代日本美術の軌跡」(東京国立博物館)1998年を思い出す。この展覧会は本当に凄かった。「日展100年」は足元にも及ばない。
ついでに、第4室にて樂長次郎「黒樂茶碗 銘 尼寺」をみる。平成館企画展示室「黒田記念館 黒田清輝の作品2」をまたみる。2007/11/27
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