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2007年12月29日 (土)

座談会、景観の美しい都市をいかにしてつくるか 川崎市役所会議室にて

日本の街はどこも醜い。東京ミッドタウン、六本木ヒルズ、汐留地区、表参道ヒルズ、どれも軽佻浮薄、ヨーロッパの街に比べて、醜い。単なるコンクリートの函である。商業主義の『魍魎の匣』である。東京のなかで比較的よいのは、恵比寿ガーデンプレイスである。

12月28日。今日はもう冬休みだが、座談会を行う。私はコーディネーターとしてこの会合を立案、実行する。川崎市議会のある川崎市役所第2庁舎、会議室にて。
出席者は、民主党の堀添健議員、言語学者、数学者、医師、翻訳家、そして私。私の専門は哲学・美学・都市論・国家論である。出席者はすべて私の友人、知人である。
座談会「都市環境と政治」
討論テーマのなかで、比較的、市民の共感を得られやすいのは、
表題の「景観の美しい都市をいかにしてつくるか」である。
だが、その方法は、国民の手に余る。ここまで醜悪な国は、修復できない。という結論に到る。

川崎市の年間予算は、1兆2千億円。ヨーロッパの国家、数カ国分である。
だが川崎市が独自に執行できるのはその1%である。あとは国家の手に握られている。

会合の後、宴会。議員御薦めの萬福大飯店(横浜中華街の支店)に入ろうとするが満席。一同、街を漂流する。中国料理太陽軒に入る。青椒肉絲など、食す。

*1 基本的に、日本は都市計画がないので、乱開発される運命にある。
なぜならば、日本では、都市計画=開発=ビル建設だからである。
真の都市計画=都市のグランドデザインである。
さらに、規制緩和により、開発しやすくなっている。これが日本の都市と田園を荒廃させる原因である。
ヨーロッパの都市は美しいが、規制によって景観が維持されている。

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コメント

本当に、日本の街を歩いていると、その醜さに情けなくなってしまいますね。明治時代までの日本の街はきれいだったと思います。特に江戸時代はリサイクル率は世界トップレベルだったそうで、さらに衛生的にもすぐれていたはずです。この冬に木曽の宿場町を歩いてきました。その木造建築のシンプルな美しさはいいものです。商店も暖簾のかけ方が奥ゆかしいものです。それが時代と共にダメになってきたのでしょうね。

でも、これは美醜と関係ありませんが、私が最も日本の街でいやなのは、異常な人の数です。あれには疲れてしまいます。通行人が多いと、なんだか街までごちゃごちゃした感じになるからです。「雑多」というイメージでしょうか。

投稿: spinozist | 2007年12月29日 (土) 23時17分

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