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2007年12月 1日 (土)

「フェルメール『牛乳を注ぐ女』とオランダ風俗画展」国立新美術館・・・フェルメール展コンサート

Vermeer_2007Johannes_vermeer__de_melkmeid大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
図書館に行き、乃木坂に行く。夕暮れの美術館に行くと、ロビーでコンサートのリハーサル中。
展示室から出てくるとコンサートが始まる。17世紀のバロック音楽の古楽器によるコンサート、リコーダー、チェンバロ、リュート、ヴィオラ・ダ・ガンバ。上野学園大学の先生たちによる演奏で、太田光子(リコーダー)、戸﨑廣乃(チェンバロ)、金子浩(リュート)、櫻井茂(ヴィオラ・ダ・ガンバ)。
 J.B.ルイエ『ソナタ第3番』他、甘美な音楽を演奏している。ルネサンスの音楽、ゼフィレッリ『ロミオとジュリエット』、『恋に落ちたシャイクスピア』の音楽を思い出す。 偶然、聴くことができ僥倖、「『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌」に行こうと思っていたが、取り止める。 
 古楽はホグウッド指揮エンシェント管弦楽団、ヤープ・シュレーダー(Vn)、バッハ「ヴァイオリン協奏曲第1番2番、2つのヴァイオリンのための協奏曲」が美しい。

 「君はフェルメールを見たか」(『Brutus』1996.8/15.9/1号)で全作品が紹介されたころから、フェルメールが流行っている。
 人がフェルメールを見たがる理由は何か。「フェルメールのどこがいいのですか」多くの人にこの問いを聞いているが、明確な答は返ってこない。ラピスラズリのブルー。写実主義。近代的な光。「それが何故いいのですか」

 私は決して「フェルメール全点踏破の旅」には出ないだろう。私は「失われたレオナルドの作品探求の旅」に出たい。2007/11/30
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スペインからの独立を果たした17世紀のオランダでは、未曾有の経済的発展を背景に、富裕な市民階級が台頭しました。現実的な生活感覚を有する市民たちの趣味は美術の分野にも反映され、風景画や静物画と並んで、日常生活の情景を描き出した風俗画が流行します。
本展は、オランダ美術の宝庫として知られるアムステルダム国立美術館の膨大なコレクションから、ヨハネス・フェルメール、ヤン・ステーンなどオランダ17世紀を代表する画家たちの作品や、外光と大気の表現に鋭い感性を示した19世紀のハーグ派の画家たちの写実的な作品など、油彩画40点、水彩画9点、版画51点を厳選して、17世紀初めから19世紀末までのオランダ風俗画の多様な展開を紹介します。加えて、豪華な工芸品16点の展示により、オランダ上流市民の豊かな暮らしぶりをうかがいます。
また、本展で特筆すべきは、フェルメールの代表作のひとつ《牛乳を注ぐ女》が、日本初公開されることです。台所の片隅で家事労働にいそしむ使用人の女性が、堂々たる存在感と永遠性を持って描き出されたこの作品は、30数点しか現存しないフェルメールの作品のなかでも、とりわけ高く評価されてきました。同じく台所を主題にした他の画家たちの風俗画も数多く出品される本展は、《牛乳を注ぐ女》の特質、それが生み出された背景、その後の風俗画に与えた影響などを明らかにする、またとない機会となるでしょう。また、リュートなどの古楽器(*)を展示するとともに、フェルメールの画業を紹介するコーナーも設けます。ぜひご覧ください。

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アムステルダム国立美術館所蔵 フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展、国立新美術館 2007年9月26日(水)〜12月17日(月)         
http://www.nact.jp/exhibition_special/2007/vermeer/ 

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