川口聖加ソプラノコンサート・・・きみは星に火を灯す、天使の輝き
7月26日 灼熱の夏の午後、川口聖加ソプラノコンサート、三菱電線本社、新国際ビルに行く。
試聴室の一列目で聴く。川口聖加さんは、歌い始めるまで大きな間をとり、コンセントレーションしている。歌手のすぐ近く、目のまえで聴くと、ソプラニスタの肉声の集中力、内心の悩みが聴こえる。荒々しい潮騒のようである。
歌手の1m以内の至近距離で聴くのは、稀なる体験で、猛夏の午後、美しい歌声に時のたつのを忘れる。
Roseさんにはじめて、コンサートで会う。コンサートのあと、移動して、炭火焼「射虎留」、中華料理「歓迎」にて、宴会である。中華料理店にて、Roseさん、有加さんと話に花が咲き、楽しいひと時でした。有加さんと美術部の活動について話す。
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出演:川口聖加=ソプラノ 古屋かおり=ピアノ
コンサートと同時にその音を生録音し、ライブと再生音の違いや共通点を楽しむ会。
1部: 川口聖加ソプラノコンサート。
2部: 川口聖加さんの解説による「声楽の楽しみ方」
3部: 生録音CDRによる再生音を楽しむ。
曲目
1.カントルーブ作曲 『オーベルニュの歌』より「バイレロ」
2.サティ作曲 「ジュ・トゥ・ヴ」
3.アーン作曲 「クローリスへ」
4.プッチーニ作曲 オペラ『ラ・ボエーム』より「私がひとりで街を行くと(ムゼッタのワルツ)」
5.ホルスト作曲 「ジュピター」英語歌詞版
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川口聖加さんの解説による試聴で聴いた歌では、「All the things you are」にとくに酔いしれる。
★シルヴィア・マクネアーSylvia Mcnair(歌)、アンドレ・プレヴィン(ピアノ)
Jerome Kern作曲「オール・ザシングス・ユー・アー」All the things you are
君こそ、約束の春のキス、
それは、孤独な冬を長く感じさせる。
君は、息つかぬ夕暮れの静寂、
それは、美しい歌の淵に震える。
きみは星に火を灯す、天使の輝き
わたしが知る最も大切なものは、君という存在なのだ。
いつの日か、わが幸せな腕は君を抱き、
そして、何時か、ぼくは素晴らしき時を知る、
それは君の総てが、ぼくのものになる時。
*All The Things You Are (Oscar Hammerstein/Jerome Kern)1939
You are the promised kiss of Springtime
That makes the lonely winter seem long
You are the breathless hush of evening
That trembles on the brink of a lovely song
You are the angel-glow that lights a star
The dearest things that I know are what you are
Some day my happy arms will hold you
And some day I'll know that moment divine
When all the things you are, are mine!
★CD:Sylvia Mcnair『Sure Thing (The Jerome Kern Songbook)』1993録音。
★あなたの好きなスタンダード・ナンバーは何ですか?
例、ムーン・リバー、A列車で行こう、サマータイム、オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
川口聖加さんの許可を得て、画像掲載しています。 http://www.seikakawaguchi.com/index
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