« 奇想の王国 だまし絵展、Bunkamuraザ・ミュージアム・・・夏の夜の宴 | トップページ | 村上華岳「裸婦図」・・・崇高なヌード »

2009年7月27日 (月)

上村松園、美人画の粋・・・夏の緑陰の午後

Uemurashouen2009大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』
蝉しぐれの午後、イタリア糸杉が佇む千鳥ヶ淵公園を歩いて、美術館に行く。夏の日盛り、千鳥ヶ淵の緑陰、木漏れ日が眩しい。山種美術館閉館日である。
上村松園「春のよそをひ」1936「つれづれ」1941「春芳」「牡丹雪」他。女性の品は、目、口元、手に現れる。松園は女性の気品が漂う美しさを目ざした。
最後の展示室に飾られている一枚の絵に惹きつけられた。過去に何度もみた絵だが、強く魅かれる。村上華岳「裸婦図」1920、真夏の生命の季節のなかで鈍色に輝いている。「肉であると同時に霊でもあるものの美しさ」(華岳『画論』)がある。
【作品リスト】
1:鈴木春信「梅の枝折り」
2:鈴木春信「柿の実とり」
3:鳥居清長「当世遊里美人合 橘妓と若衆」
4:鳥居清長「風俗東之錦 大名と若殿と乳母、侍女と若衆」
5:鳥居清長「社頭の見合」
6:喜多川歌麿「青楼七小町 鶴屋内 篠原」
7:喜多川歌麿「美人五面相 う満相」
8:武内桂舟「秋草『文藝倶楽部』」
9:水野年方「号外(口絵木版)」
10:寺崎廣業「花見『文藝倶楽部』」
11:和田英作「黄衣の少女」
12:上村松園「蛍」
13:上村松園「桜可里」
14:上村松園「新蛍」
15:上村松園「盆踊り」
16:上村松園「タベ」
17:上村松園「春のよそをひ」
18:上村松園「苫」
19:上村松園「春芳」
20:上村松園「春風」
21:上村松園「折鶴」
22:上村松園「つれづれ」
23:上村松園「詠哥」
24:上村松園「娘」
25:上村松園「夏美人」
26:上村松園「牡丹雪」
27:上村松園「庭の雪」
28:上村松園「杜鵑を聴く」
29上村松園「夕照」
30:尾竹竹坡「リボン(口絵木版)」
31:鏑木清方「小杉天外『魔風恋風』」
32:鏑木清方「伽羅」
33:今村紫紅「大原の奥」
34:池田輝方「夕立」
35:小林古径「河風」
36:土田麦僊「舞妓」
37:村上華岳「裸婦図」
38:奥村土牛「舞妓」
39:奥村土牛「舞妓(スケッチ)」
40:奥村土牛「舞妓(スケッチ)」
41:小倉遊亀「舞う(舞妓)」
42:小倉遊亀「舞う(芸者)」
43:林武「少女」
44:山川秀峰「芸者の図」
45:伊東深水「紅葉美人」
46:伊東深水「雪中美人」
47:伊東深水「春」
48:伊東深水「婦人像」
49:伊東深水「吉野太夫」
50:小早川清「美人詠歌図」
51:橋本明治「秋意」
52:杉山寧「少女Y(スケッチ)」
53:石本正「のれん」
54:石本正「舞妓座像」
55:三輪良平「舞妓」
56:平山郁夫「トルコ・ベリシラマ村の女」
57:平山郁夫「トルコ・ベリシラマ村の女」
58:青山亘幹「舞妓四題のうち11月」
59:青山亘幹「舞妓四題のうち 正月」
★「没後60年記念 上村松園、美人画の粋」山種美術館
2009年5月23日(土)~7月26日(日)

|

« 奇想の王国 だまし絵展、Bunkamuraザ・ミュージアム・・・夏の夜の宴 | トップページ | 村上華岳「裸婦図」・・・崇高なヌード »

日本画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501484/45761219

この記事へのトラックバック一覧です: 上村松園、美人画の粋・・・夏の緑陰の午後:

» 山種美術館で「美人画の粋 上村松園」展を観た! [とんとん・にっき]
  山種美術館で開催されている「美人画の粋 上村松園」展を観てきました。山種美術館はこの展覧会を最終回として、渋谷区広尾の新山種美術館へ移転いたします。ということで、通りに面した植え込みにある「山種美術館」の館銘板も、まさか広尾にまで持って行くようなこ... [続きを読む]

受信: 2009年7月28日 (火) 00時47分

» 「上村松園/美人画の粋」 山種美術館 [はろるど・わーど]
山種美術館(千代田区三番町2 三番町KSビル1階) 「没後60年記念 上村松園/美人画の粋」 5/23-7/26 広尾移転前の最後を美しき女性の響宴で彩ります。山種美術館で開催中の「上村松園/美人画の粋」へ行ってきました。 松園と聞いていたので、てっきり回顧展なのかと思いきや、実際には松園が出品作の約3割、その他は春信に始まり清方、土牛、また深水らの『美人画オールスター』の集う展覧会でした。もちろんだからと言って見応えに不足する点はありません。松園を基軸に多様な美人画群を見ることで、彼女の稀... [続きを読む]

受信: 2009年7月29日 (水) 21時25分

« 奇想の王国 だまし絵展、Bunkamuraザ・ミュージアム・・・夏の夜の宴 | トップページ | 村上華岳「裸婦図」・・・崇高なヌード »