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2011年1月27日 (木)

ソフィア・ブッククラブ・・・本質をみる眼

Botticellibirthofvenus_best大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
書物は人と人が出会う場であり、精神と精神が出会う場である。優れた書物に出会うことが人生の重要な鍵である。古典と名著には高貴な魂の息吹がある。読書は古人との対話であると同時に自己自身との対話である。古典、名著を読解することは、精神を高め心を深めることができる。高貴な書物の高貴な精神に触れ志を高め意識を覚醒させることによって思考力を磨き存在を高めることができる。古典を読むことは心の旅である。心の旅を通じて、精神の目覚めに至ることができる。古今東西の古典、現代の名著を読み考える会合を通じて「高度の精神文化、美徳ある文化、古典文化」を広めることを目的として、2005年5月ソフィア・ブッククラブを設立しました。
■主なプログラム
1、【プラトン】シリーズ 『メノン』『ヒッピアス』『国家』
2、【世界古典文学】シリーズ サン・テグジュペリ『星の王子さま』、シェイクスピア『ジュリアス・シーザー』、ゲーテ『ファウスト』、『李白』、ニーチェ『ツァラトゥストラ』。(cf.『世界古典文学全集』筑摩書房、『世界の名著』中央公論社、『人類の知的遺産』講談社、『プラトン全集』岩波書店)
3、【現代の名著】シリーズ 井筒俊彦『意識と本質』岩波書店、孫崎享『日本人のための戦略的思考入門』祥伝社新書
4、【書評分析】シリーズ
5、【エッセイ】シリーズ 森有正『遥かなノートルダム』
6、【論文】シリーズ 
7、【美術館めぐり】シリーズ 池上英洋『西洋絵画の巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ』
■ソフィア・ブッククラブは、多様な教育方法を総合して、セミナーを実施しています。
1、海外のブッククラブ(cf.若林亜紀「米国発ブッククラブ上陸」『AERAアエラ』2004.3.22)、 カレン・ジョイ・ファウラー『ジェイン・オースティンの読書会』(The Jane Austen Book Club.2004映画2007)
2、グレート・ブックス・セミナー(Great Books Seminar:GBS)。書物のなかの古人の言葉を味わい、時空を超えて著者と対話し、思考を深めていくための対話(dialogue)のプログラム。(cf.アドラー『本を読む本』講談社学術文庫。cf.かながわ国際交流財団 湘南国際村学術研究センター、グレート・ブックス・セミナー1999.2002)
3、大学、高校、予備校等で実施している演習、講義。
4、古代哲学ゼミ、高原の湖畔での夏合宿、春合宿。
5、対話空間の創造。(cf.中島義道『対話のない社会』PHP新書)
6、プラトン対話編の研究、ソクラテスの問答法の研究にもとづく「哲学的な思考訓練」の場。人と人が真に対等に対話する空間を創造すること。哲学者の使命は「隠された真実」、現象の背後にある本質を探求することである。
★ソフィア・ブッククラブ代表 大久保正雄
★お問合わせ
川崎市立高津図書館:神奈川県川崎市高津区溝口4-16-3 TEL 044-822-2413 http://www.library.city.kawasaki.jp/
Copyright大久保正雄
☆ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」Botticelli:La Nascita di Venere(The Birth of Venus), Galleria degli Uffizi, 1483

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コメント

お久しぶりです。

そちらは、いかがですか。
今日の朝、海外に渡った浮世絵と、その時代背景の番組を少し見ました。

おもしろかったです。

投稿: ゆり  ねこ | 2011年5月10日 (火) 13時05分

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