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2011年1月 9日 (日)

新春の博物館・・・東京国立博物館

Eitoku_cypress00大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
一月三日午後、友人と冬枯れの森を歩いて、東京国立博物館に行く。法隆寺宝物館で林立する観音菩薩像に祈念すると、飛鳥文化の香りが漂い、古代の霊気が立ち罩める。雪村周継「鷹山水図屏風」では山頂の鷹が兎を襲撃すべく狙っている。信長と秀吉に対峙した藝術家、狩野永徳「檜図屏風」に溢れる生命、円山応挙「雪中老松図」の雪中の陰影の洗練美、雪舟「秋冬山水図」の時空を超えた空間に、心を遊ばせると現身の憂いからしばし解き放たれる。時は今、空海の密教の秘法を用いて、崇高な目的を遂行するため、叡智の戦略を実行する時である。
夕暮れレストランに行き、友人と新春の宴である。哲学談義、藝術談義の花が咲き楽しい夕べである。
★本日のメニュー 和の匠ハンバーグ、牛肉の赤ワイン煮込み、渡り蟹のスパゲッティ、ボルドー赤ワイン、他。
■主な出品作品
国宝「秋冬山水図」雪舟等楊筆 室町時代・15世紀末~16世紀初 (本館2室)
国宝「古今和歌集(元永本)」平安時代・12世紀 三井高大氏寄贈 (本館3室)
重要文化財「熊野懷紙」飛鳥井雅経筆 平安時代・正治2年(1200) (本館4室)
国宝「檜図屏風」狩野永徳筆 安土桃山時代・16世紀 (本館7室)
重要文化財「風神雷神図屏風」尾形光琳筆 江戸時代・18世紀 (本館8室)
「冨嶽三十六景」神奈川沖浪裏ほか22点、葛飾北斎筆 江戸時代・19世紀 (本館10室)
重文「関屋図屏風」伝俵屋宗達筆、烏丸光広賛 江戸時代・17世紀
重美「羅浮仙図」岩佐又兵衛筆 江戸時代・17世紀
「雪中老松図」円山応挙筆 江戸時代・明和2年(1765)
「寿星・此君・隠逸図」池大雅筆 江戸時代・18世紀
「松梅群鶏図屏風」伊藤若冲筆 江戸時代・18世紀
「鷹山水図屏風」雪村周継筆 室町時代・16世紀
「兎桔梗図」俵屋宗達筆 江戸時代・17世紀
「重美 月下木賊に兎」歌川広重筆 江戸時代・19世紀
本阿弥光悦、国宝「舟橋蒔絵硯箱」江戸時代
■東京国立博物館、本館リニューアル特別公開
2011年1月2日(日)~1月16日(日)
東京国立博物館、博物館に初詣
2011年1月2日(日)~1月30日(日)
★狩野永徳「檜図屏風」

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コメント

馬の筋肉?などが、上手く表現されていますね。

投稿: ゆり ねこ | 2011年1月14日 (金) 15時09分

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» 東京国立博物館本館リニューアル 総合文化展 [南風録ぶろぐ]
出光美術館から上野へ移動し、東京国立博物館の本館2階、1階と法隆寺宝物館。 本文中、作品名にリンクが設定してあるものは、クリックすると東京国立博物館の情報アーカイブ等で画像を見ることができます。 まずは、法隆寺宝物館 第6室 絵画 〜1/23 上野法橋但馬房<聖徳太子絵>(四面) 鎌倉時代・嘉元三年(1305)に描かれた、法隆寺東院絵殿を飾る障子絵。第一面、第二面、第三面、第四面 後桜町天皇<古歌>(一幅) 後桜町天皇は、江戸時代の女帝、在位は宝暦十二年(1762)〜明和七年(1771)だが、譲... [続きを読む]

受信: 2011年1月18日 (火) 22時40分

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