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2015年3月19日 (木)

「インドの仏 仏教美術の源流」・・・仏陀の秘密

Gupta_buddha黄昏の丘を越えて、桜の森に行く。午後の博物館。愛を語る午餐の宴。ガンダーラ美術はギリシア的美があり、微笑みを湛えて美しい。グプタ彫刻は洗練の美がある。
黄昏時にはこの世が、苦悩も歓楽も、夢幻のように、溶けて消え、夕闇の空に霧のように立ち昇る。夕暮れの諧調。
美への旅、大久保正雄『ふしぎな美術館』より
仏陀は、カピラ城に生まれた。29歳の時、出家する。6年間修行して、菩提樹の下で悟りを開いた。「諸行無常、諸法無我、涅槃寂静、一切皆苦」。
仏陀は、人生を苦と見た。シッダルタは、カピラ城の城門を出て、老病死に出会う。北門を出て修行僧に出会い、出家の意思を固める。シッダルタは、人生を苦と見た。『四門出遊』。諸行無常、諸法無我、涅槃寂静、一切皆苦。出典「瑜伽師地論」『四法印』。生老病死、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦。四苦八苦がある『四苦八苦』。苦の原因は、十二縁起。無明→行→識→名色→六処→触→受→愛→取→有→生→老死→(無明に繋がる)。『十二縁起』。
仏陀の秘密、大久保正雄『旅する哲学者』より
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★主要な展示作品
9 仏伝「出家踰城」 パキスタン、ロリアン・タンガイ クシャーン朝・2世紀頃
19 仏坐像 パキスタン、ロリアン・タンガイ クシャーン朝・2世紀頃
20 仏頭 パキスタン・タキシラ、チルトープ クシャーン朝・2世紀頃
24 仏立像 インド・ウッタルプラデーシュ州、サールナート グプタ朝・5世紀頃
30 弥勒菩薩坐像 パキスタン、ロリアン・タンガイ クシャーン朝・2世紀頃
50 カサルパナ観音立像 バングラデシュ・ラージシャーヒー、チョウラパーラ パーラ朝・11-12世紀頃
53 金剛法菩薩坐像 インド・ビハール州 パーラ朝・9世紀頃
54 金剛薩埵菩薩坐像 インド・ビハール州 パーラ朝・11世紀頃
55 摩利支天立像 インド・ビハール州 パーラ朝・11世紀頃
56 仏頂尊勝坐像 インド・ビハール州 パーラ朝・11世紀頃
59 八千頌般若波羅蜜多経 女尊 東インド、バレンドラ・ブーミ派 パーラ朝・11世紀頃
72 五護陀羅尼経 不空成就如来 東インド、バレンドラ・ブーミ派  14世紀頃
74 五護陀羅尼経 密呪随持明妃 東インド、バレンドラ・ブーミ派  14世紀頃
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特別展「コルカタ・インド博物館所蔵 インドの仏 仏教美術の源流」東京国立博物館
3月17日(火)~5月17日(日) 表慶館
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1701
アジア有数の規模を誇る、コルカタ・インド博物館の所蔵品。仏教の生まれた地・インドの美術品を通して、美術の源流をたどる展覧会。
東京国立博物館「インドの仏 仏教美術の源流」プレスリリース
http://www.tnm.jp/uploads/r_press/114.pdf
★これまでのインド仏教美術展
インド・マトゥラー彫刻展、パキスタン・ガンダーラ彫刻展、東京国立博物館
2002年10月29日(火)~12月15日(日)
☆gupta buddha

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