梵寿綱、生命の讃歌、輝き溢れる芸術建築
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
梵寿綱、生命の讃歌、生命の輝き溢れる芸術建築
梵寿綱氏の建築は、地中海の生命の輝き溢れる建築の香りがする。フランチェスコ・ボロミーニのバロック建築の迷宮を歩いた時を思い出す。ローマ、噴水の街角、サンカルロ・アッレ・クワットロ・フォンターネの迷宮。
梵寿綱、異端の建築家。
梵寿綱師に、教えられた。高度な普遍的な学問を修めても価値がない。創造的学問、創造的研究を自ら創造するべきだ。個性的な独創的な学問ならば、その人の処に求めにくる。
梵寿綱師はジョルジュ・スーラ「グランドジャット島の日曜日の午後」*の絵の前を毎日通って、秘密の通路からシカゴ美術館附属美術大学に通った。
【芸術建築】梵 寿綱(Von Jour Caux、本名:田中 俊郎1934年1月27日 - )、日本の建築家、芸術家、思想家。
東京都浅草出身。早稲田大学理工学部建築学科卒業後、シカゴ美術館附属美術大学で学ぶ。
1974年6月より梵寿綱を名乗り「梵寿綱と仲間たち」を結成。以来、近代工業製品化している建築技術、様式に疑問を投げかける。「日本のガウディ」の異名を持つ。
梵寿綱建築
ドラード早稲田、マインド和亜、ラポルタ和泉、ムンディアニムス、MUNDI ANIMUS精霊の館
★梵寿綱『生命の讃歌 建築家 梵寿綱+羽深隆雄』美術出版社2017年
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
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日本のガウディ、梵寿綱の建築 - NAVER まとめ
http://matome.naver.jp/odai/2139080974526375301
Mundi Animus 精霊の館
http://1955nonnon.jugem.jp/?eid=15
梵寿鋼「ぼくは日本のガウディではない」
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=250324378433891&set=a.171599139639749.40503.100003689911265&type=3&theater
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。*
はちみつ色の夕暮れ、黄昏の丘、黄昏の森を歩き、迷宮図書館に行く。糸杉の丘、知の神殿が目覚める。
美しい魂は、輝く天の仕事をなす。美しい女神が舞い下りる。美しい守護精霊が、あなたを救う。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 美のイデアへの旅』
★画像 梵寿綱、美術出版社
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