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2019年11月 4日 (月)

ハプスブルク家、600年にわたる帝国コレクションの歴史・・・黄昏の帝国、旅の思い出

Habsburg2019-1
大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』第197回
ベラスケス『白いドレスの王女マルガリータ』をみると、ハプスブルク帝国の旅を思い出す。哀愁のヨーロッパ、スペインの大地。嵐のドナウ川クルーズ。ハンガリーの黄金の髪の美女。
【旅する思想家】旅する思想家は、美と真実を求めて、大帝国の都市から都市へ、路から路へ、修行僧のように、彷徨い歩く。現象の表層ではなく本質の美を探求する。旅する思想家は、美しい魂と真の言葉と智恵を求めて、果てしない旅をつづける。ハプスブルグ帝国、美しいものは死に、魂醜いものは復讐される。
帝国を旅した青春の日々。黄昏のトレド、黄昏のウィーン。初夏の東欧、ウィーン、ザルツカンマーグート、プラハ、チェスキー・クルムロフ、ブダペスト。早春の南欧、リスボン、ケルーシュ、太陽海岸、グラナダ、トレド、マドリッド、バルセロナ、モンセラート。ウィーン美術史美術館、プラド美術館、ブダペスト国立西洋美術館。
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【権力至上のハプスブルグ帝国、青い血の血族結婚】旅する皇帝、借金王、書類王、奇怪な王、憂愁の王妃、美しく若くして死んだ王妃、薄倖な王妃、長命の狂女王。16人の子を産んだ女帝、奇人王、病弱な王。
【ハプスブルグ家の偉大な美術蒐集家】ハプスブルグ家には、偉大な美術蒐集がいる。デューラーを庇護したマクシミリアン1世、フィリップ美公(Belle Philippe)端麗王はヒエロニムス・ボスを愛好、ティツィアーノを召し抱えたカール5世とフェリペ2世、スペイン王フェリペ2世はヒエロニムス・ボスを愛好蒐集。フェリペ4世は、ベラスケスを宮廷画家、宮廷配室長にした。女帝マリア・テレジアの嫡男ヨーゼフ2世はコレクション公開。神聖ローマ皇帝ルドルフ2世は、プラハ城の廊下にクンストカンマーを作りアルチンボルド、ヤン・ブリューゲルを蒐集。
ティツィアーノは、1550年から死去する1576年まで16年間、肖像画家としてフェリペ2世と交流。ティツィアーノ『鎧を着けたフェリペ二世の肖像』1550-51年プラド美術館。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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参考文献
THEハプスブルク 華麗なる王家と美の巨匠たち・・・黄昏のウィーンの思い出
https://bit.ly/2obtPA4
「プラド美術館 ベラスケスと絵画の栄光」・・・フェリペ4世と宮廷画家ベラスケス
http://bit.ly/2Ho8bR0 
美しき女相続人、マリー、ベルギー、奇想の系譜・・・怪奇と幻想うごめくフランドル
https://bit.ly/349ffME
ハプスブルク帝国年代記 王女マルガリータ、帝国の美と花
https://t.co/T2it2d8Zb1
ハプスブルク帝国、ヴェラスケス、黄昏の光芒
http://bit.ly/2zGK4N2
スペイン・ハプスブルグ家、太陽の沈まぬ帝国、黄金の世紀
https://bit.ly/31UvEmm
ハプスブルク家 皇妃エリザベート、バイエルンの薔薇
https://bit.ly/2PqaVUV
ハプスブルク家 マリー・アントワネット 革命に散る
https://bit.ly/2opYnlB
「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界」・・・ハプスブルグ家の悪趣味の館
https://bit.ly/2JtpinR
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ハプスブルク展、600年にわたる帝国コレクションの歴史 展示作品の一部
ディエゴ・ベラスケス《青いドレスの王女マルガリータ・テレサ》1659年、油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館Kunsthistorisches Museum, Wien
ディエゴ・ベラスケス《スペイン国王フェリペ4世の肖像》1631-1632年 油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館
ディエゴ・ベラスケス 《スペイン王妃イサベルの肖像》 1631-32年 油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館
ディエゴ・ベラスケス《宿屋のふたりの男と少女》 1618-19年頃 油彩/カンヴァス ブダペスト国立西洋美術館 Szépművészeti Múzeum/ Museum of FineArts, Budapest
ベルンハルト・シュトリーゲルとその工房、あるいは工房作《ローマ王としてのマクシミリアン1世》1507/08年頃 油彩/板 ウィーン美術史美術館
マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン《フランス王妃マリー・アントワネットの肖像》 1778年、油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館
ヨーゼフ・ハインツ(父)《神聖ローマ皇帝ルドルフ2世の肖像》1592年頃 油彩/銅板 ウィーン美術史美術館
ヤン・ファン・デン・フーケ 《甲冑をつけたオーストリア大公レオポルト・ヴィルヘルム》 1642年頃 油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館
ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《ベネデット・ヴァルキの肖像》 1540年頃 油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館
ヴェロネーゼ《ホロフェルネスの首を持つユディト》 1580年頃 油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館
ヤン・ブリューゲル(父)《堕罪の場面のある楽園の風景》 1612-13年頃 油彩/板 ブダペスト国立西洋美術館 Szépművészeti Múzeum/ Museum of FineArts, Budapest
ヴィクトール・シュタウファー《オーストリア・ハンガリー二重帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の肖像》 1916年頃 油彩/カンヴァス ウィーン美術史美術館
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13世紀末にオーストリアへ進出後、同地を拠点に勢力を拡大し、広大な帝国を築き上げたハプスブルク家。15世紀以降、神聖ローマ皇帝の位を世襲し、ナポレオン戦争を引き金に同帝国が解体したのちは、後継のオーストリア帝国(1867年にオーストリア・ハンガリーニ重帝国に改組)を統治しました。数世紀にわたって広い領土と多様な民族を支配し、ヨーロッパの中心に君臨し続けた同家は、まさに欧州随一の名門と言えるでしょう。
ハプスブルク家の人々はまた、豊かな財とネットワークを生かして、質量ともに世界屈指のコレクションを築いたことでも知られています。そのうちオーストリアを拠点とし続けた同家本流による蒐集品の主要部分は、今日のウィーン美術史美術館における収蔵品の核となっています。
オーストリアと日本の国交樹立150周年を記念する本展では、同館の協力のもと、絵画、版画、工芸 品、タペストリー、武具など約100点、5章7セクショソから、そのコレクションの歴史をみていきます。ハプスブルク家のコレクションの礎を築いた神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世(1459-1519)から、美術史美術館の建設者でもあるオーストリア・ハンガリー二重帝国「最後の皇帝」ことフランツ・ヨーゼフ1世(1830-1916)まで、同家の人々の紹介も兼ねつつ、時代ごとに蒐集の特色やコレクションに向けられたまなざしを浮き彫りにしていきます。
https://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2019haus_habsburg.html
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★日本・オーストリア友好150周年記念 ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史
10月19日(土)~2020年1月26日(日)国立西洋美術館

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