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2023年1月15日 (日)

美術館スケジュール2023年・・・旅する哲学者、美への旅

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大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』第309回
黄金のような国々を、沢山旅してきた。詩の国、美の国、黄昏の国、愛の国、本質の国、美と戦いの国。地中海の黄昏、ヨーロッパの果ての国。美しい人と、旅立つ。地中海、愛を語る夕べの宴。海を超え、砂漠を越えて、幻の国への旅、美への旅。美しい人と歩く黄昏の地中海、黄昏の海辺。
美は真であり、真は美である。これは、地上にて汝の知る一切であり、知るべきすべてである。人が本当に見ることができるのは心によってだけである。本質は、目で見えない。
黄昏の密教寺院、大日如来、愛染明王、密教真言を唱える。
美しい夕暮れ。黄昏の神殿、美しい魂に、幸運の女神が舞い降りる。美しい守護霊が天人を救う。美しい魂は、輝く天の仕事を成し遂げる。
運命の美女が現れる。諦めずに鍛えてきたことが、次のステージへ、運命の扉を開く。
*大久保正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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1、密教真言
空海『三教指記』797。上巻では亀毛先生が儒教の立身出世の道を説き、中巻では虚亡隠士が道教の不老不死の神仙術を教える。下巻は空海の自画像と思われる仮名乞児が登場して、無常の賦、受報の詞、生死海の賦などを唱え、すべてのものに対する仏の慈悲の教えこそ最も優れたものと説く。
【空海『聾瞽指帰』序】ここに一の沙門あり。余に虚空蔵聞持の法を呈す。その経に説く。若し人、法によってこの真言一百万遍を誦すれば、即ち一切の教法の文義暗記すること得。ここに大聖の誠言を信じて、飛燄を鑽燧に望む。阿国大滝嶽に躋攀し、土州室戸崎に勤念す。
【『理趣経』】「金剛手よ、もしこの理趣を聞きて受持し読誦することあらば、たとひ三界の一切の有情を害すも悪趣に堕せず(第三段)」不空訳『理趣釈』において三界の衆生とは三毒の煩悩と注釈されている。空海は三界の衆生を害することとは三界の無明を断じることに他ならない
空海【聖なる者は悪を滅ぼす】【『理趣経』「第三段」】『理趣経』「第三段」の教説に関して不空訳『理趣釈』において三界の衆生とは三毒の煩悩と注釈されているが、当該注釈の方向性は空海にも継承され、空海は三界の衆生を害することとは三界の無明を断じることに他ならない。三毒=貪瞋痴。
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2、シェイクスピア復讐劇
【復讐悲劇】ルネサンス復讐悲劇の先駆、ストア派哲学者セネカの作品『テュエステス』が起源である。復讐悲劇を定義づけた。1、人に知られない殺人、通常、悪人が善人の統治者を殺す。2、犠牲者の亡霊が若い親類、主に息子のところに訪れる。
【復讐悲劇】3、殺人者と復讐者がお互いに対して計画を進める中での偽装と策略。じわじわと死者の数が増える。4、復讐者または支援者が本当のあるいは偽りの狂気に陥る。5、最後にはバイオレンスの爆発。嘘の仮面劇や祭。6、復讐者を含め登場人物の多くが死ぬカタストロフ。
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1月
特別企画「大安寺の仏像」、東京国立博物館、1月2日(月・休) ~ 3月19日(日)
初春を祝う 七福うさぎがやってくる、静嘉堂文庫美術館、1/2(月・振休)〜2/4(土)
クリスチャン・ディオール、 夢のクチュリエ、東京都現代美術館、2022年12月21日 ~2023年5月28日
諏訪敦「眼窩裏の火事」、府中市美術館、12月17日(土)〜2月26日(日)
江戸絵画の華 第1部 若冲と江戸絵画、出光美術館、1月7日〜2月12日
不変/普遍の造形—住友コレクション中国青銅器名品選―、泉屋博古館東京、1月14日(土)〜2月26日(日)
佐伯祐三 自画像としての風景、東京ステーションギャラリー、1月21日(土)〜年4月2日(日)
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才、東京都美術館、1月26日(木)~4月9日(日)
ますむらひろしの銀河鉄道の夜―前編、八王子市夢美術館、1月28日(土)〜3月26日(日)
2月
ヒグチユウコ展 CIRCUS FINAL END、森アーツセンターギャラリー、2月3日(金)〜4月10日(月)
マリー・ローランサンとモード、Bunkamura ザ・ミュージアム、2月14日(火)〜4月9日(日)
お雛さま―岩﨑小彌太邸へようこそ、静嘉堂文庫美術館、2/18(土) ~ 3/26(日)
「わたしたちは生きている! セタビの森の動物たち」、世田谷美術館、2月18日(土)〜4月9日(日)
江戸絵画の華 京都画壇と江戸琳派 出光美術館、2月21日(火)~3月26日(日)
芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル、三菱一号館美術館、2月25日(土) 〜 4月9日(日
アートを楽しむ ー見る、感じる、学ぶ、アーティゾン美術館、2月25日[土] 〜5月14日[日]
ダムタイプ|2022: remap、アーティゾン美術館、2月25日(土)〜5月14日(日)
3月
ルーヴル美術館展、愛を描く、国立新美術館、3月1日〜6月12日
特別展「東福寺」、東京国立博物館、3月7日(火) ~ 5月7日(日)
富士と桜―北斎の富士から土牛の桜まで―、山種美術館、3月11日(土)~5月14日(日)
特別展「恐竜博2023」、国立科学博物館、3月14日(火)~6月18日(日)
東京国立近代美術館70周年記念展、重要文化財の秘密、東京国立近代美術館、3.17~ 5.14
さばかれえぬ私わたくしへTokyo Contemporary Art Award2021-2023 受賞記念展、東京都現代美術館 企画展示室 3F、3月18日(土)〜2023年6月18日(日)
自然という書物15~19世紀のナチュラルヒストリー&アート、町田市立国際版画美術館、3月18日(土)〜5月21日(日)
親鸞聖人生誕850年特別展 親鸞—生涯と名宝、京都国立博物館、3月25日(土)~5月21日(日)
4月
大阪の日本画、東京ステーションギャラリー、4月15日(土)〜6月11日(日)
マティス展、東京都美術館、4月27日(木)~8月20日(日)
憧憬の地 ブルターニュ ―モネ、ゴーガン、黒田清輝らが見た異郷、国立西洋美術館、3月18日(土)〜6月11日(日)
大阪市立東洋陶磁美術館、安宅コレクション名品選101、泉屋博古館東京、3月18日(土)〜5月21日(日)
5月
「恐竜図鑑―失われた世界の想像/創造」、上野の森美術館、5月31日(水)〜7月22日(土)
6月
ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ、アーティゾン美術館、6月3日[土] 〜8月20日[日]
ガウディとサグラダ・ファミリア展、東京国立近代美術館、6月13日[火]~9月10日[日]

7月
甲斐荘楠音の全貌 絵画、演劇、映画を越境する個性、東京ステーションギャラリー、7月1日(土)〜8月27日(日)
ソール・ライターの原点 ニューヨークの光、ヒカリエホール9F、Bunnkamura主催、7月8日〜8月23日
テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ、国立新美術館、7月12日(水)~10月2日(月)
ディヴィッド・ホックニー展、東京都現代美術館、7月15日〜11月5日
9月
石橋財団コレクション×山口晃ここへきて やむに止まれぬ サンサシオン、アーティゾン美術館、9月9日[土] 〜11月19日[日]
「横尾忠則 寒山百得」展 開催決定、東京国立博物館、9月12日(火) ~ 12月13日(水)
春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ、東京ステーションギャラリー、9月16日(土)〜11月12日(日)

イヴ・サンローラン展、国立新美術館、9月20日~12月11日
10月
生誕120年 棟方志功展 メイキング・オブ・ムナカタ、東京国立近代美術館、10月6日[金]~2023年12月3日[日]
12月
みちのく いとしい仏たち、東京ステーションギャラリー、12月2日(土)〜2024年2月12日(月)
マリー・ローランサン ―時代を写す眼、アーティゾン美術館、12月9日[土] 〜2024年3月3日[日]
英英紅綠 第48回 白日会会員選抜展、日本橋三越6階、美術特選画廊
2024年
マティス 自由なフォルム、国立新美術館、2024年2月14日(水)~5月27日(月)
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★★★★★
参考文献
織田信長、天の理念のための戦い。徳姫の戦い・・・愛と美と復讐
織田信長、理念を探求する精神・・・美と復讐
大久保正雄「ルネサンス、メディチ家と織田信長」
旅する思想家、孔子、王羲之、空海と嵯峨天皇
密教経典『理趣経』・・・空海と金剛界曼荼羅
旅する哲学者、ソクラテスの戦い ソクラテスの祈り
理念を探求する精神・・・ギリシアの理想、知恵、勇気、節制、正義、美と復讐
大久保 正雄『ことばによる戦いの歴史としての哲学史 理性の微笑み』 理想社
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宗教の謎、国家と宗教の戦い、第1巻、ギリシアの神々、ローマ帝国、秦の始皇帝、漢の武帝、飛鳥、天平、最澄と空海
宗教の謎、国家と宗教の戦い、第2巻、アカデメイア、ルネサンス、織田信長
ツタンカーメン発掘100年・・・古代エジプトの王と王妃と女王
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2022年、美術展ベスト10・・・旅する哲学者、美への旅
2023 長楽万年 蘇る不滅の精神 美と戦い
美術館スケジュール2023年・・・旅する哲学者、美への旅
https://bit.ly/3ZDQ9De
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3、【カネと地位で買えない価値】
【カネと地位で買えない価値】富とは、お金で買えないものをどのくらい持っているかである。お金で家は買えるけれど家庭は買えない。お金で学校は買えるけれど学問は買えない。知性は買えない。お金で地位は買えるけれど人格は買えない。美は買えない。魂の美は買えない。
【最高権力者にも手に入れることができない4つの秘宝】
【アレクサンドロス大王】20歳でマケドニア王。グラニコス河の戦い、イッソスの戦い、ガウガメラの戦いでペルシア帝国を滅亡。蜂に刺されある夜の祝宴中に倒れる。10日間高熱病に伏し「最強の者が帝国を継承せよ」と遺言。紀元前323年6月10日、32歳で死去。
4,自由賛歌
19世紀ウィーンに言論の自由はなかった。シラーは官憲の弾圧を恐れて、『自由賛歌』(Án die Freiheit)を『歓喜の歌』(Án die Freude)に書き換えた。
【自由賛歌】シラーはフランス革命の4年前、1785年26歳の時友人の依頼により『自由賛歌』(Án die Freiheit)を書いた。封建的な政治形態と専制主義的な君主制に苦労した、ここで人類愛と何百万人の人達の団結による、人間解放を理想として歌った。官憲の弾圧を恐れて、『自由賛歌』(Án die Freiheit)を『歓喜の歌』(Án die Freude)に書き換えた。
【自由賛歌】ベートーベンはフランス革命からわずか3年後の1792年22歳の時、シラーの詩“歓喜に寄せて”(自由に寄す)と出会い深く感動、いつかこの詩に曲をつけたいと心に秘め、約30年後の54歳の時に完成、自らの指揮で初演。1824年5月7日ウィーン

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