ラムセス大王・・・カデシュの戦い、平和条約。王妃ネフェルタリ、94歳で死す
ラムセス大王は、ツタンカーメン王の50年後、ラムセス大王の120年後はクレオパトラ。ラムセス2世は、27歳で王になり、67年間、君臨。100人から130人の子を産む。建築王、ラムセス2世のアブシンベル神殿には4体のラムセス2世像が刻まれている。
ヒッタイト王国と戦い、ミタンニ王国と交流し、67年間統治した、ラムセス2世の知恵と戦略はだれから学んだのか。
3300年の眠りから目覚める。封印を解かれしラムセス大王降臨 大王の息吹かな
【ラムセス2世】生涯に8人の正妃、及び多くの側室を娶り、100人以上の子をもうけた。67年間王位につく。第19王朝。ネフェルタリ、ラムセス2世の第一王妃、8人の妃の中で最も美貌、若くして死す。在位、前1279-1213年。治世67年目、94歳薨去。絶対権力者が手に入れられない4つの秘宝がある。ラムセス2世の第一王妃、8人の妃の中で最も美貌、若くして死す。
18歳出なくなったツタンカーメン王、29歳で亡くなったアクエンアテン王と比べても、ラムセス2世は幸福だっただろう。壮絶な人生を生きた小林一茶、修羅の人生、宮沢賢治は言うまでもない。
【エジプト大博物館GEM】Jaicaによる日本の支援は842億円である。
【エジプト大博物館GEM】Jaicaによる日本の支援は842億円である。
*大久保 正雄『旅する哲学者 美への旅』より
大久保正雄『永遠を旅する哲学者 イデアへの旅』
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【ネフェルタリ、ラムセス2世王妃】
ラムセス2世【カデシュの戦い】紀元前1286年頃、エジプト新王国ラムセス2世と、ヒッタイト王ムワタリとの間で戦われた戦争。シリア・パレスチナの領有権をめぐり、オロンテス川近くにある交易の要衝で戦った。ヒッタイトは鉄製武器を用いることによって、世界史上に頭角を現した軍事国家。紀元前1275年頃、ラムセス2世はカデシュに軍を進め、シリア・パレスティナ覇権を争う。
ラムセス2世【人類最初の平和条約】ラムセス2世の治世第21年に、ヒッタイト王ハットゥシリ3世との間で、シリア・パレスティナとそこを通る交易ルートの支配権を分割保有することに同意する公式の平和条約が締結された。ラムセス2世の武勲とともにカルナック神殿、ラムセス2世の葬祭殿(ラムセウム)にヒエログリフで刻まれている。
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【エジプト文明史】先王国ナールメル、紀元前3000年クフ王、古王国(前2700~前2200年頃)第3ー8王朝メンフィス。第4王朝のファラオ(王)、クフ(在位紀元前2551~28年、中王国(前2100~前1700年頃)第11-12王朝テーベ。
新王国(前1600~前1100年頃)第18-20王朝、アメンホテプ4世29歳、ネフェルティティ40歳、ツタンカーメン王18歳、カデシュの戦い前1274年。ネフェルタリ死去前1255年、ラムセス2世92歳前1213年。
【偉大なる大王の死】アレクサンドロス3世、33歳。ダレイオス1世66歳。ダレイオス3世60歳。ラムセス2世92歳、子供100人。ハトシャプスト女王49歳。アクエンアテン王29歳。ネフェルティティ40歳。ツタンカーメン18歳。絶対権力者が手に入れられない4つの秘宝がある。
【太陽の船】クフ王「第1の船」。古王国時代第4王朝のファラオ(王)、クフ(在位紀元前2551~28年、石室があり、中には解体した状態の木造船が収蔵されていた。クフ王の跡を継いだとされるラージェデフ王のカルトゥーシュが石室内壁から発見、クフ王の葬送に関わる
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展示作品
レバノン杉製の「ラムセス2世の棺」、
ツタンカーメンからラムセス2世まで、ウラエウスが移動された。ネメス頭巾の額に、南北の女神の象徴、コブラとハゲワシがあったと推定される。
レバノン杉は、オシリス神話においてビブロスでオシリスの遺体を守った水とされる。王の肉体を冥界の王オシリスに変える不思議な力をもつ。腹部にラムセス2世を表すヒエログリフ。
【ファラオは死後、オシリス神になる】
オシリスとして描かれた王、両腕を胸の上で交差して組み、2本の王笏、左手に王笏(ネヘカ)支配者の象徴、右手に穀竿 (ネカカ)農耕の象徴、ネメス頭巾の額にコブラ、顎下に髭を蓄え、シュラウド(死装束)は足元まで伸びる。オシリス神、冥界の支配者であることを表している。ファラオの魂は、1年に1度黄金のマスクに、戻ってくる。ミタンニ王国から、黄金、宝石、隕石を輸入した。錆びない腐らない金と美。
棺の蓋に「ラムセス、アメンから愛されし者」「ラーのマアトは力強い。ラーに選ばれた者」というカルトゥーシュ(王名枠)が書かれている。ラムセス2世の遺体が3度、移送されたことが詳細に書かれている。ラムセス2世のミイラは、第20王朝末期、父セティ1世の墓に移され、第21王朝には司祭によってイアフヘテプ1世の墓へ、最終的にディル・エル・バハリに移された。
■展示作品の一部
【レバノン杉製の「ラムセス2世の棺」】エジプト博物館蔵
アメンエムオペの棺から出土した金箔が施された木製のマスク 第3中間期、第21王朝 エジプト博物館蔵
イタ王女の短剣 エジプト博物館蔵 画像、有村元春
雄羊の頭を配した器を捧げるスフィンクスとしてのラムセス2世像》新王国時代 第19王朝
シェションク2世の棺とカノポス棺、銀の棺(エジプト博物館)
シェションク2世のブレスレット 第22王朝 エジプト博物館蔵
シトハトホルイウネト王女の髪飾り、
ラムセス大王の指輪
プスセンネス1世の襟飾り 第21王朝、5千個の金の環 8㎏
ネフェルウフタハ王女の襟飾り
イアフメス1世の碑文が刻まれた水差し
エンジェバエンデドの黄金のマスク。
第12王朝の蓋つき化粧ポット
シトハトホルイウネト王女の鏡
「ラムセス大王展、プレスリリース」より
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【オシリス・イシスの神話】
オシリス(冥界の王)イシス(豊穣の女神)セト(戦いの神)ネフティス(葬祭の女神)の四柱の長兄。オシリス・イシスと結婚しホルスを生む。
王としてこの世に君臨したオシリスは、世界で一番初めにミイラにされ、あの世(冥界)で死者の王となる。
【弟はなぜ、兄に反抗、殺害するのか】【オシリスが冥界の王になるまで】オシリスは、弟のセトが兄の支配に対し反発し、生きたまま棺に入れ、ナイル川に流す。妻のイシスが死体を探し出す。セトに奪われ更にバラバラにされて、エジプト全土に捨てられる。イシスとネフティス(妹でありセトの妻)の二人がかかりで探す。アヌビスも協力しミイラとして復活を果たす。復活後、イシスとの間にホルスが生まれる。地上はホルスに任せ、オシリスは冥界(アアル)の王となる。冥界において死者を裁くものとして君臨する。
【ホルス】太陽・天空の神・王の守護神、ハヤブサないし、ハヤブサの頭を持つ人間の姿で表される。妻はハトホル。父親を殺した叔父のセトと争いの末、上下エジプトの王となります。
ファラオはホルスの化身と考えられ、必ず〈生けるホルス〉の称号を持っています。
神話には大ホルスと小ホルスが存在するが、次第に小ホルスが大ホスルの役割を兼ねて優勢となりました。
大ホルス:太陽神ラーとハトホルの息子。太陽神ホルス 鷹神
小ホルス:オシリスとイシスの息子
【ハトホル】愛と美、幸福の女神、国王の保護者。世界を生み出した天の牝牛、妊婦を守る女神などたくさんの役割があります。牝牛ないし、牝牛の頭を持つ人間の姿で表されます。
人間で表される場合、角の間に太陽円盤を乗せ牝牛の耳を持っています。太陽神ラーを父に持ち、配偶神は父であるラー、アヌビス、小ホルスなど
ハトホルの「ホル」はホルスのことを意味しています。セトとホルスが戦った際に、ホルスの傷を癒したことから治癒の神でもあります。また、死者を冥界に導く役割も担っています。
【アヌビス】1)ミイラ作りの神 2)墓の守り神 3)オシリス以前の冥界を支配していた。犬やジャッカルの頭を持つ人間で表される。オシリスとネフティス(セトの妻)の子
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参考文献
ツタンカーメン発掘100年・・・古代エジプトの王と王妃と女王
ベルリン・エジプト博物館所蔵「古代エジプト展 天地創造の神話」・・・絶世の美女ネフェルティティ王妃とアマルナ美術の謎
ツタンカーメン、黄金の秘宝と少年王の真実・・・少年王の愛と苦悩
クレオパトラとエジプトの王妃展・・・生と死の秘密、時の迷宮への旅
石浦章一「ツタンカーメンの謎に新説!正体不明のミイラが彼の母親だった!?、「王家のDNA」解析からわかったこと
ラムセス大王・・・カデシュの戦い、平和条約。王妃ネフェルタリ、94歳で死す
http:// mediter ranean. cocolog -nifty. com/blo g/2025/ 07/post -fae6b5 .html
ラムセス大王・・・カデシュの戦い、平和条約。王妃ネフェルタリ、94歳で死す
http://
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ACN ラムセス大王展 ファラオたちの黄金
2025年3月8日(土)~9月7日(日)
会場:「ラムセス・ミュージアムat CREVIA BASE Tokyo」(東京都江東区豊洲6-4-25)
アクセス:ゆりかもめ「市場前」駅徒歩3分
エジプト政府公認の過去最大級のエジプト展2021年から世界巡回中の「ラムセス大王展」アジア初上陸。ラムセス2世は、ヒッタイトとのカデシュの戦い、王妃ネフェルタリ、アブ・シンベル神殿の建造で知られる「古代エジプト史上最も偉大な王」(ザヒ氏)
180点の目玉、半世紀ぶりにエジプト国外で公開される日本初公開、レバノン杉製の「ラムセス2世の棺」は必見である。








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